今回で、ドミンゴや深見東州さんたちが出演された東京国際コンサート記事の掲載は最後となります。
日刊スポーツ2015年9月1日
もう書きたいことは書き尽くした気もしますが、今回ドミンゴの息子さんとお孫さんも、当日の会場で聴いていたそうです。アンコールの時には、通路に出て拍手をしていたそうです。それは気が付きませんでした。顔を知らないので見てもわからないでしょうけどね。
ドミンゴの大切な奥様も日本にいらしてたのでしょうか?たしか、震災直後の時は、夫婦とお孫さんも一緒に来日されたと聞きました。
奥様のマルタ・ドミンゴさんは10代のころ、初めてプラシド・ドミンゴを見た時は、ただの一青年という感じだったそうです。しかし19歳の時のドミンゴの公演のリハーサル準備の完璧さが素晴らしくて、それを見たマルタ夫人の目が、賞賛に変わったそうです。ドミンゴの芸術に対する真剣さがとても好きになったそうです。
そして初めてオペラを一緒に歌った時に、相手を意識したそうですが、ドミンゴの方は、初めて会った時から、ずっと好きで気になっていたと言ってますね。お互いにそういうことを言いあえるところも、素晴らしい夫婦なのでしょうね。しかし、マルタ夫人は洗練されていて、ドイツ歌曲も歌い、近寄りがたい雰囲気があっとも言ってます。
そして結婚するのですが、その後、すごいスピードでドミンゴのキャリアが動き出し、ある時マルタ夫人は気がついたそうです。私には、母親、歌手、そしてドミンゴのキャリアをサポートする3役はいっしょにできないと。それで、歌をやめる決心をしたそうです。
でも、マルタ夫人のソプラノの才能は、とても天才的なものを持っていたと言いますから、とても勇気がいる決断でしたでしょうね。ドミンゴは音楽家として、大変な量の勉強をしなくてはいけなかったそうなので、マルタ夫人が文献を調べたり、歴史のリサーチをしたりと、仕事を分担するようになったそうです。とても献身的な奥様ですね。
そして、子供達もドミンゴの仕事に理解があり、協力的なのだそうです。家庭環境にとても恵まれていたんですね。でも、そうやって夫婦で助け合い、また、子供達のこともよく考え、大事にしてきたんだなと思いました。あのハードなスケジュールの中で、家庭を大切にできたのですからすごい人だと思いますね。
それでは、ドミンゴの当日の歌を思い出す、この動画を聞いてください。とても素晴らしい歌ばかりを、素敵に歌っています。
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