『週刊ダイヤモンド』10月7日・14日合併号に、『創価学会・神社・旧統一教会 巨大宗教「連鎖没落」』という特集記事が掲載されていました。
ダイヤモンド選定による国内主要10教団について、いろんな記事が載っています。
深見東州さんが代表を務めるワールドメイトも、その中に入っていて、深見東州さんに直接インタビューした内容が掲載されていました。宗教団体トップへの取材は、ワールドメイトだけのようでした。
Webページにも公開されてますけど、興味深い内容を少しだけ紹介したいと思います。6時間に及ぶ取材だったと書かれていますけど、かなり短くまとめられているようですね。
- 旧統一教会の問題で、新宗教に対する世間の目が変わったという実感はありますか。
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宗教というだけで旧統一教会と同じように見られて本当に迷惑です。ワールドメイトは神道をベースにしながらも世界平和を目指していて、収益を上げることを第一としてはいません。私は「神界からの神通力」をはじめ、本をたくさん書いていますが、印税を受け取ったことは一度もありません。しかも、一回につき10万円を超える寄付は、基本的にお断りしていますから、お金のことで信者や元信者とトラブルになることはありません。２世問題も、うちでは起こりません。家族の入会を強制しないので、２世信者はごくわずかです。親族に入会を強制しないという方針は、信者の間にも浸透しています。嫌々入会しても幸せにはなれないことを理解しているからです。ワールドメイトは、「反社会的」になりようがないのです。
- 政党に献金をしていますが、他宗教のように政界に進出する意図があるのでしょうか。
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よく誤解されますが、全くありません。政治には関与しませんし、選挙活動を行うつもりも全くない。日本をより良くしてほしいので、応援の気持ちから与党にも野党にも献金していますが、見返りは求めません。「新・新宗教」といわれたオウム真理教、幸福の科学、ワールドメイトで今も元気があるのはうちだけです。他の二つは政界進出が失敗に終わり、勢いを失っていきました。比較されなくなるのは、寂しいです。
- かつてワールドメイトも東京国税局査察部の強制捜査に入られています。
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われわれの運営は公明正大ですから、無実は明白でした。今では無罪が証明されていますが、風評被害は計り知れません。あの捜査は当時の与党が「創価学会つぶし」の一環で画策したものだと、関係筋から聞きました。ワールドメイトがもし有罪になっていたら、前例ができて創価学会にも捜査に踏み込めるからです。創価学会には感謝してほしいです。中元も歳暮もきませんが。
3つ目の話については、1990年代前半に野党となった自民党と創価学会の間に激しい抗争があったという話は聞いたことがありますね。その背景があって、創価学会にお灸を据えるための先例を作るためにワールドメイトをスケープゴートに使ったのであれば、いい迷惑だったと言えそうですね。
池田氏の天下取り構想は93年8月に発足した細川非自民連立政権への公明党の参画で一部実現したわけだが、同年暮れごろから再び政教一致批判が巻き起こる。後に「四月会」と呼ばれることになる動きが亀井静香氏ら自民党の中から起きたのである。
池田氏の国会喚問まで取り沙汰されたこのバッシングに対し、学会側は青年部長だった谷川佳樹氏（現主任副会長）が中心となった緊急集会を開くなど防戦を強いられた。このときのトラウマが自民党との接近を生んだとの見方は少なくない。
創価学会60余年の「政治秘史」、池田大作氏による“天下取り構想”の実像
実は、そもそもはとんでもなく仲が悪かったのです。いまから20年あまり前の1994年、自民党が野党だった時、「自由新報」という自民党の機関紙で計20回にわたって激しい公明党批判、創価学会批判を行いました。私はこの現物を手に入れて読みましたが、公明党、創価学会がどのように日常の活動をしているか、いかに税金の問題を恐れているかなど、微に入り細にわたった批判をしていました。
自公連立―「水と油」の自民党・公明党がなぜ組んだ？
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