PART 2では、深見東州さんの本業のビジネス、そして宗教法人ワールドメイトと、福祉活動や教育支援について紹介します
ビジネス活動と宗教活動を区別して共存させているのが、深見東州さんの大きな特徴の一つと言われています
深見東州さんが創業した国内外の会社
株式会社ミスズ
25歳で大学受験予備校「みすず学苑」を創業。28歳で時計業界に進出。企画・卸のほか、新宿高島屋のオープン時から20数年「時計の恋人」を出店していた。当初は学習塾のほか、健康器具や食品、ホビーなども取り扱い、その後ファッション時計の分野で草分け的な存在になっていく。現在教育部門、時計部門、生活文化事業部の3つに分かれている。
みすず学苑
大学進学塾のみすず学苑を、関東に12校舎運営(2022年現在)。「怒涛の合格・怒涛の英語」をうたう独特の電車広告やテレビCMは有名。マスプロ授業の時代に少人数制をいち早く確立させ、18年連続難関大学進学率9割突破という高い合格水準を持つ。
HANDA Watch World
低価格帯のファッション時計の分野を切り開く。2015年末からは路線を転換し、ローエンド、ミドルエンド、ハイエンドの国内・海外の有名ブランドを導入。12の海外ブランドの日本代理店。またオリジナルブランドを中心にジュエリーを幅広く取り扱う。海外ブランドの卸売業とオンライン販売の他、直営ショップ「HANDA Watch World」を全国の主要都市に10店舗展開中。
HANDA Watch World各店舗
たちばな出版
36歳で出版社を設立。書籍・雑誌の出版のほか、CD,DVDの製作販売、テレビ・ラジオ番組の製作、広告代理業、絵画・工芸品の販売なども行う。ユニークな書店キャンペーンが話題になる。
キャラクターとのキャンペーン
TOSHU絵かきの店
たちばな出版の絵画部門。全国に3店舗展開。深見東州さんの版画の販売、関連するファッション商品、グッズ・陶磁器、食品、文具、コンサートグッズなどを販売。
菱法律経済政治研究所
深見東州さんが所長を務める中小企業向けのビジネスコンサルタント会社。経営相談、セミナーのほか、世界の頭脳と言える学者・政治家などをゲストに招き、国際シンポジウムも多数開催してきた。
菱研シンポジウムに来日したゲスト
- フランシス・フクヤマ(「歴史の終わり」の著者)
- ミハイル・ゴルバチョフ(元ソ連大統領)
- ラビ・バトラ(経済学者)
- マーガレット・サッチャー(元英国首相)
- アルビン・トフラー(未来学者)
- ヘンリー・キッシンジャー(元米国務長官)
- フリッチョフ・カプラ(「ターニングポイント」の著者)
- レスター・ブラウン(ワールドウォッチ研究所所長)
- P・F・ドラッカー(経営学者)
- ダニエル・ベル(社会学者)
- ジョン・ネズビッツ(未来学者)
- カレル・V・ウォルフレン(評論家)
- ユン・チアン(『ワイルドスワン』の著者)
- サミュエル・ハンチントン(政治学者)
- ライアル・ワトソン(『生命潮流』の著者)
ジャパンペガサスツアー
海外旅行及び国内の各種団体旅行、個人手配旅行。ホールセラー。各種パッケージ商品の企画、販売を行う観光会社
武蔵野メディカル
調剤薬局「旭薬局」の店舗と通販サイトを運営。処方箋の調剤受付のほか、医薬品や医薬部外品、化粧品、健康食品、健康関連商品、雑貨の販売も行う。
海外の会社
37歳からはオーストラリアや英国でホテルやヨットのマリーナ、家具屋を買収して経営。旅行会社、ホビー牧場など複数経営している。海外の公益法人も多数設立し、欧米人の従業員数は60名を超えている。
JAERMANN & STÜBI
2006年にスイスで設立されたゴルフ時計に特化した、100%スイスメイドの機械式高級腕時計を作るメーカー。ゴルフ時計の最高峰と言われる。2017年から、親交が深い株式会社ミスズの傘下に。深見東州さんがオーナー社長(プレジデント)に就任。
ビジネス書
ビジネス関係の著作は海外翻訳をふくめ40冊を超える。CD/DVDも多数。
宗教家のプロフィール
ワールドメイト
1984年に前身となる組織を設立。2012年に宗教法人として認証。神道をベースにした宗教団体としての宗教活動と、人類愛にもとづく活動や、社会貢献活動としてスポーツや芸術、福祉活動、国際協力などにも積極的に取り組む。深見東州さんは教祖であり、代表役員を務める。
インターナショナル・シントウ・ファウンデーション
1994年、ニューヨークで設立、代表となる。神道を布教する宗教団体ではなく、神道を含む日本文化の国際理解を正しく促進するための組織として発足。国連広報局認可のNGOであり、国際連合経済社会理事会(ECOSOC)認可のNGOとなる。
G20世界宗教サミット
2019年6月、ホテルニューオータニ幕張で、2014年以来、G20の主催国で毎年開催されているG20世界宗教サミット(G20 Interfaith Forum Japan 2019)を、世界開発協力機構(半田晴久総裁)が日本側代表として開催。約200人の国際的リーダーが宗教界、財界、政界などの垣根を越え日本に集い、世界の諸問題を創造的に議論した。
宗際化活動
世界の宗教と、宗派にこだわらず、世界平和や社会に貢献するための宗教対話と宗教協力を推進している。
米国の宗際化組織Religions for Peace USAのプレジデントのひとり。The Council for a Parliament of the World Religions(世界宗教会議)のインターナショナル・アドバイザリー・コミッティの名誉国際顧問。世界的な宗際化組織、世界宗教対話開発協会(WFDD)理事。IFAPA(アフリカにおける平和のために行動する諸宗教)理事。また、2006年に深見東州さんが中心になってアジア宗教対話開発協会(AFDD )を設立し会長となる。アジアの宗教リーダーと政府関係者が対話し、貧困や紛争解決のための会議が行われている。
医療福祉・教育活動の取り組み
シアヌーク病院
ワールドメイトの資金提供と、カンボジア王国政府の土地提供により、1996年12月に首都プノンペンに開設。「ホープ・ワールドワイド」(キリスト教系国際チャリティー組織)が医療活動にあたり、内戦により医師や設備が極度に不足していたため、毎年、数千人以上の命がこの病院で救われる。カンボジアの医療技術の向上にも大きな貢献をする。24時間体制の無料救急病院としてワールドメイトが運営資金を提供し、20年間共同運営してきたが、2015年からホープに全て移譲する。
ワールドメイト・エマージェンシー・ホスピタル
カンボジアのバッタンバンでイタリアのNGOが運営していた外科病院エマージェンシー・ホスピタルが、資金難から引き上げることに決まった時、深見東州さんが依頼を受け引き継ぐ決断を行う。2012年3月からワールドメイトが資金提供し、さらに拡充運営して無料診療を続ける。地雷による被害や交通事故の多い地域であり、重大な手術を含む年間14000人の外科治療、年間6000人ものモバイル治療を無料で行なう。
ハンダ・メディカル・センター
2013年、カンボジアのバッタンバンに、ワールドメイトが支援するハンダ・ファウンデーションによって設立された医療機関。年間24000件の一般医療を行い、質の高い医療サービスの提供と、カンボジアの若い医師や看護師に職業訓練を行い、余剰収益を隣接するワールドメイト・エマージェンシー・ホスピタルで提供される無料医療の支援に使う。ホスピタル・マネジメント・アジア2018で、2部門において優秀賞を受賞。
ワールドメイト未来の光孤児院
ヌオン・パリー女史が、カンボジア内戦後の1993年にプノンペン郊外に設立した孤児院。深見東州さんは1996年から支援を始め、300人近い孤児たちに暖かい環境と衣食を与え、18歳になるまでコンピューターや英語の履修などの教育、教材、課外活動を提供する。孤児院を「卒業」した子供たちは、一般社会で就職したり、地方の学校に英語やコンピューターの教師として赴任している。
カンボジア大学の設立と支援
「カンボジアのハーバード大学」をめざし、2003年にプノンペンに設立された総合大学。ワールドメイトが、カンボジア大学の運営や新キャンパスの建設を支援した。王立プノンペン大学などとともに、国際レベルのMAやPh.Dを取得できるカンボジアのトップ3の大学として評価されている。
クメール・ルージュ被害者のための救済基金
カンボジアで、クメール・ルージュによって家族を虐殺された遺族たち3万軒に、深見東州さんの私財やワールドメイトから約4億円の基金を集めて寄付し、義援金とお米を渡すセレモニーを行う。また、虐殺の体験の残すためにインタビューを行い、記録として保管した。
カンボジア小学校建設
カンボジアの内戦によって教育施設が破壊され小学校が無い地域に、40校ほどの校舎を建設し寄贈する。
カンボジア大学に人権教育のチェア(講座)を開設
世界芸術文化振興協会(半田晴久会長)は、クメール・ルージュによる悲惨な虐殺が2度と起きないよう、国家レベルでの人権教育を推進するためにアジア初の人権教育のチェアをカンボジア大学に設立。
カンボジア赤十字支援
カンボジアの赤十字活動を支援し、また、協力してカンボジア全土に衛生的な井戸を作るプロジェクトを推進。
身体障害とエイズ孤児を支援
カンボジアの15000人の孤児のうち10%が身体障害とエイズにかかっていることを聞き、「身体障害とエイズ孤児のための基金」を1億2000万で設立。政府と協力して救済するプロジェクトを行う。
サムデック・フンセン・ハンダ・ナショナル・
フンセン首相提案のスカラーシップとして、カンボジアの高校から成績優秀者を奨学生としてカンボジア大学入学と4年間の授業負担を行う。1500人の学生が学んだ。
「ハンダアカデミー」の開設
カンボジアのバッタンバンで、貧困家庭の子供たちに、貧困から抜け出すことを目的に、教育や職業訓練の機会を無償で提供する「ハンダアカデミー」を開設。ハンダファウンデーションが、世界的に活動するNGO「セーブ・ザ・チルドレン」や政府と協力して運営する。
ラオスの看護学校医療支援
2010年に、世界開発協力機構(半田晴久総裁)は、看護学校と母子病院をラオスに建設する。2013年からは、ハンダ・ファウンデーションが、看護学校の生徒の教育向上のためのいくつかの支援を行う。
アルバニアに小学校と職業訓練校を寄贈
日本の民間団体として初めて、2001年に当時ヨーロッパ最貧国と言われたアルバニアを支援。最貧地域のブトリントで近代的な小学校を、ジロカストロ市では職業訓練校を寄贈する。また、その地域の老朽化した病院の再建を行う。
中国辺境地区に「春蕾小学校」130校建設
世界芸術文化振興協会(半田晴久会長)を通じて、中国西部の最貧地域に、2000年から4億5千万をかけ、130校の校舎と備品、蔵書、機材などを寄付。その地域では、当時100万人を超える子供たちが、多くは女の子で義務教育も受けることができていない。
少数民族の女学生を支援
中国全土の少数民族のうち30部族から集められた「春雷クラス」への支援を世界芸術文化振興協会が引き継ぎ、高校と大学卒業まで支援を行う。他にも「春雷芸術クラス」への支援、敦煌の孤児の教育費の支援などを行う。
日本の児童養護施設でのクリスマスチャリティ活動
1999年から毎年クリスマスの時期に、ワールドメイトは日本の孤児の3分の1にあたる、約200施設、12000人の孤児たちに、クリスマスプレゼントを手渡しで配っている。
西オーストラリア州での支援活動
耳の不自由な子供達のために、西オーストラリア州パース市にある、スピーチ&ヒアリングセンター(聾唖センター)内に、専門図書館兼遠隔教育センターを設立。盲人スポーツの振興のため、「ハンダ・スポーツ・アカデミー・アンド・レクリエーション・センター」を設立。人権教育を進めるために、西オーストラリア州立カーテン大学に、オーストラリアでは初の試みとなる人権教育のチェア(講座)を開設。また、同大学とは、日本語を学ぶ学生のために日本留学支援スカラシップを23年間行い高い評価を得る。
公益活動の役職や受賞歴
- カンボジア王国政府顧問(上級大臣)および首相顧問
- 在福岡カンボジア王国名誉領事
- アジア・エコノミックフォーマル創始者、議長
- 国立カンボジア平和協力研究所(CICP)名誉会長
- 公益財団法人協和協会理事長
- 米国法人パシフィックフォーラムCSIS 理事
- 英国王立盲人協会(RNIB)副総裁
- 公益財団法人日印協会理事
- 公益財団法人日本国際フォーラム理事
- 世界宗教対話開発協会(WFDD)理事
- アジア宗教対話開発協会(AFDD )理事
- 公益財団法人日本紅卍字会理事兼名誉会長
- NPO法人日本ブラインドゴルフ振興協名誉会長
- 世界ブラインドゴルフ振興協会総裁
- 国立オペラ・オーストラリア首席総裁
- ゴルフ・オーストラリア名誉総裁
- ISPS HANDA PGAツアー・オブ・オーストラレイジア総裁
- 米国女子シニアゴルフ協会(The LEGENDS Tour)会長
- 他公職多数
- カンボジア王国国王より、コマンドール友好勲章、ロイヤル・モニサラポン大十字勲章受章
- カンボジア政府より、モニサラポン・テポドン最高勲章、ソワタラ勲章大勲位受章
- カンボジア政府より、最高勲章(カンボジア国家メリット大勲章)受章
- ラオス政府より、開発勲章受章
- ニュージーランド政府より、外国人に与える最高勲章ニュージーランドメリット勲章を受章
- オートラリア政府より、オーストラリア勲章における、一般部門のオフィサー・オブ・ザ・オーダー (AO) 受章
- 西オーストラリア州州都パース市、およびスワン市の名誉市民
- オーストラリア・メルボルン市の名誉市民、およびシドニー市市長栄誉賞受賞
- バチカン市国より、エルサレム聖墳墓騎士団金星十字勲章を受章
- 紺綬褒章受賞
- 他
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