HSBC SVNS 2025ワールドシリーズ が、明日から開幕します。このシリーズはワールドラグビーが主催する7人制ラグビーの国際大会になります。今季は11月30日にドバイのセブンズスタジアムで幕が開きます。
そして、12月7日から南アフリカのケープタウン、1月24日からオーストラリアのパース、2月21日からカナダのバンクーバー、3月28日から香港、4月5日からシンガポールで開催され、その6大会でHSBC SVNSリーグ優勝チームが決定します。
さらに5月3日から米国のロサンゼルスで、上位チームによるグランドファイナル、HSBC SVNSワールドチャンピオンシップが開催され、HSBC SVNSチャンピオンが決まります。これは昨季に初めて開催され、今季が2回目となります。ちなみに2028年ロス五輪の会場で行われるようです。
そのように7ヶ月をかけ世界各国を回るサーキット形式で男女ともに7大会が開催されます。
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— ラグビーパス (@RugbyPass_JP) November 29, 2024
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昨年は男子がアルゼンチン、女子はニュージーランドがリーグ優勝を飾りました。各大会は男女ともに12チームによるプール戦とノックアウト方式の組み合わせで開催されます。その順位によってポイントが付与され、最終戦を終えてポイント獲得総数により、最終順位が決定します。
その後、スペインのマドリードで開催された上位8チームによるグランドファイナルでは、男子SVNSチャンピオンにフランスが、女子はオーストラリアがリーグ優勝のニュージーランドに雪辱し、初代SVNSチャンピオンに輝きました。
今季は下部大会であるHSBCセブンズ・チャレンジャーから、入れ替え戦で勝利した男子のケニアとウルグアイ、女子の中国チームが新たに出場します。
女子の参加12チームは、 ニュージーランド、オーストラリア、フランス、アメリカ、カナダ、フィジー、アイルランド、イギリス、日本、ブラジル、スペイン、中国。
男子の参加12チームは アルゼンチン、アイルランド、ニュージーランド、オーストラリア、フランス、フィジー、南アフリカ、イギリス、アメリカ、スペイン、ウルグアイ、ケニアとなっています。
深見東州さんが会長を務めるISPS HANDAは、2022年10月からラグビーオーストラリアとメジャー・パートナーシップを結びました。そして男子と女子の7人制ラグビーナショナルチームのプリンシパルパートナーになりました。それで22/2023年度のセブンズ・ワールドシリーズから、オーストラリアチームの活躍を追っかけるようになり、いくつかこのサイトで記事にしてきました。
ところで今年8月のパリ五輪では、7人制ラグビーはかなりの人気だったようですね。日本ではまだまだかもしれませんが、男子は地元フランスチームが優勝したこともあり、決勝はフランスで1160万人が視聴したそうです。また、人気の米国女子チームは、女子セブンズ史上、最高の観客動員数を記録したそうです。五輪中には会場に53万人がつめかけ、世界では数千万人が試合を観戦したそうです。
そのような五輪の大成功を受け、今年はさらに多くのファンを獲得し魅了しようと、大会の準備が進められてきたそうです。特にラグビー新興国や若者、女性層において、新たな参加者やファンを獲得しているようですね。
深見東州さんがパートナーシップを結んだオーストラリアチームは、ISPS HANDAのロゴが男子、女子のユニフォームの胸に入っています。昨年度は、男子がリーグ4位、女子は最終戦の決勝でニュージーランドに敗れ2位でした。しかし上位8チームが参加したグランドファイナルでは、ニュージーランドを準決勝で破り、そのまま女子チームは初代チャンピオンに輝きました。
In a class of her own 🌟
— Australia Sevens (@Aussie7s) November 24, 2024
Maddison Levi is the World Rugby Women’s Sevens Player of the Year 👏#Aussie7s #WorldRugbyAwards pic.twitter.com/QohHmwFRLQ
Your 2024 World Rugby Women’s Sevens Player of the Year 🏅
— Australia Sevens (@Aussie7s) November 25, 2024
Sit back and enjoy some of Maddi's best tries from last season 😍 pic.twitter.com/wrdIyyMfR8
シリーズを通して、女子オーストラリアチームのマディソン・リヴァイ選手は、シーズン最多記録69トライをあげ、勝利に貢献しました。11月下旬にモナコで開催されたワールドラグビーのアワードでは、ワールドラグビー女子セブンズ年間最優秀選手賞を受賞しています。
マディソン・リヴァイ選手は、2022年度のシーズンにデビューし、2022年と2023年も最優秀選手にノミネートされていて、今回、念願の初受賞となりました。わずか3年間の実績にもかかわらず、SVNS ワールドシリーズ110試合で驚異的な150トライをあげ、歴代トライ数のランキングでは6位になっています。
ちなみに2024年男子15人制年間最優秀選手賞を受賞したのは、南アフリカのピーターステフ・デュトイ選手で、2度目の受賞でした。過去2度受賞した選手としては、オールブラックスのレジェンドであるリッチー・マコウとダン・カーター、そして2020年から日本でプレーしているボーデン・バレット選手の3人しかいません。
リッチー・マコウとダン・カーター選手は、深見東州さんと親交があり、現在はISPS HANDAアンバサダーとしても活動していて、何度か来日もしていましたね。
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