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ちひろ
書いてる人
深見東州さんの存在を知ったのは、もう15年以上前になります。日本にこんな人もいるんだというのがその頃の印象でした。
それから数年、この人はただ者ではないというのが私なりに分かってきて、それで深見東州さんのことを書いてみたいと思い、ブログを始めました。

ここ数年、見に来る人がやけに多くなって関心の高さを感じ、去年(2018年)からサイトも変え、もっとせっせと記事を書こうと思っています。

ところで深見東州さんについては、世間では意見が二つに分かれるようです。ダビンチのような万能の人じゃないかという人もいれば、怪しい人物じゃないかとか、胡散臭いと書かれていたりもします。よくわからない、謎の人物というのも多いですね。

ご判断はお任せするとして、肯定派の私の意見としては、深見東州さんの詳しい実態を知らなさそうな人、おそらく深見東州さんが出演するイベントに参加したことのなさそうな人に、否定的な意見が見られるように感じました。

と、えらそうなことを言っている私も、実は深見東州さんのことをよく理解しているわけではありません。わからないことの方が多いです。でも、イベントなどに参加すればするほど、本当に楽しいですし、ためになることが多いなと思います。この人はとてもいい人なんだなと心から思えますし、みんなを元気にしてくれる人だと思います。だから信用しています。

ということで、ここでは深見東州さんの活動から、まず、話題になっているものを拾い、最新情報を探して書きたいと思います。また、過去のことも調べて書いていくつもりです。ジャンルが幅広いのでわかりにくい部分はありますが、”誰でもわかる深見東州入門” を目指し、私自身も含めて、何者かよくわからないという人たちの謎を解くために書いていきますね。

深見東州さんが出演したクリスマスクラシックバレエ

昨日は深見東州さんが企画、出演する「サンタが東京湾に来たようなお台場クリスマス展示会」最終日の、「クリスマスクラシックバレエ」を鑑賞してきました。

2021年のクリスマスイベントから、昨年を除き、毎年バレエガラを上演してきました。東京シティバレエ団監督の中島伸欣さんのサポートではじまり、今年も振り付けを担当されていました。

2021年は谷桃子バレエ団のプリンシパル三木雄馬さん、東京シティ・バレエ団でプリマとして活躍した橘るみさんの出演など、当初からハイレベルのバレエを無料で鑑賞できました。

ちなみに、深見東州さんは、1992年からバレエ公演を行っていますが、当時は横瀬バレエ団と協力して開催されてました。中島伸欣さんとは、1996年のバレエ公演からクレジットされてますので、その頃からのお付き合いだと思われます。

今年を含め、ここ数年の公演は東京シティ・バレエ団の吉沢真知子さんがバレエミストレスを務め、指導されてますけど、その頃からすでにバレエミストレストを務め、ソリストとしても出演されてました。なので、中島監督も吉沢さんも、深見東州さんとは30年来のお付き合いとなるよき理解者なのでしょうね。

それでは、今回のバレエのプログラムを紹介します。クラシックバレエといえば、チャイコフスキーの3大バレエを思い浮かべる人が多いと思います。その中の一つ、くるみ割り人形より「お菓子の国の王子と金平糖の精によるグランパドドゥと花のワルツ」から始まりました。

花のワルツはあまりにも有名で、この曲だけが演奏されるほどの超人気作品ですね。最初のハープの印象的な旋律を聞くだけで、すぐにメルヘンチックな世界に誘われます。ホルンが温かい音色で主旋律を奏ではじめると、お菓子の国の住人たちがワルツを楽しく華やかに舞います。今回も、とても素敵なコールドバレエを見せてくれました。

そして、グランパドドゥは、大きく、アダージョ(男女二人のゆるやかな踊り)、ヴァリエーション(男性ソロ)、ヴァリエーション(女性ソロ)、コーダ(男女二人の快速で華やかな踊り)に分かれますけど、やはりコーダが見せ場ですね。

コーダでは、まず男性のダイナミックな跳躍が見どころです。「グラン・アッサンブレ」「グラン・ジュテ」「マネージュ」という大技のジャンプや回転技に見惚れていると、今度は女性が舞台を移動しながらグラン・フェッテを繰り出してきます。最後は男女がシンクロしたり、女性が舞台上を周りながらグラン・フェッテを披露します。

とても高度な技を繰り出す、見応えのある踊りを、山本彩未さんと、プリンシパル吉留諒さんが披露しました。

画像は今回の舞台とは関係ありません

第2部の演目は「パリの炎」、そして創作バレエ「プロムナード」です。フランス革命を題材にした、革命的情熱を描いた「パリの炎」は、強靭な体力と正確な技が求められるため、なかなか踊りきれるダンサーが少ないと、解説の中島監督が言われていました。

フランス革命期、マルセイユの民衆は義勇軍を組織してパリへ進軍します。その中で農民の娘ジャンヌと青年フィリップの愛が芽生え、最終的に2人は革命に貢献した英雄として結婚し祝福されます。

一方ではジャンヌの兄を救った貴族の娘アデリーヌは、無惨にもギロチンで処刑され兄は愛する人を失うという、革命の熱狂と悲劇を対照的に描いた作品になりますね。

そのジャンヌとフィリップの結婚のシーンのグランパドドゥを、東京シティバレエ団のソリスト三好梨生さんと岡田晃明さんが、素晴らしいテクニックを駆使して踊りました。アダージョから、すでに熱狂的でダイナミックな踊りです。途中の男女のヴァリエーションや、ラストのコーダも、これは本当に難しい踊りだなと思いました。

ダイナミックな踊りに加え、細かな足の動きのテクニックなど、見どころが多いグランパドドゥでした。

もう一つの「プロムナード」は、中島監督が2年ほど前に作った作品で、散歩、あるいは散歩の場所という意味だそうです。男女の心のやり取り、それも少しネガティブな心理を描いたという作品でした。

少し変わったモダンバレエかなと思いましたが、これもクラシックバレエのみゃくみゃくと続く長いメソッドの中から生まれたもので、どこかで断絶したものではないということです。あくまで、クラシックバレエの発展形ということでした。

クラシックバレエを基礎とした動きになっているのは、しばらく見てるとよくわかりました。そして、男女間の微妙な思いや葛藤を表現しているのも伝わってきました。それを杉浦眞未さんと西澤一透さんが、表現力豊かに踊りました。

最後の演目は、「シルフィード」です。ショパンのピアノ曲を管弦楽編曲した、はっきりとしたストーリーのない抽象バレエ作品です。”ラ”と”レ”があって、最初「ラ・シルフィード」かと思ってましたけど、「レ・シルフィード」の方でした。

森の精(シルフィード)が、森の中で詩人と戯れるという内容です。ミハイル・フォーキンが、バレエにはストーリー性が必要だとなっていく時代において、バレエの動きはもっと純粋で、演劇的なものはいらない、もっと抽象的なもので舞踊の世界を作っていける言ってできた傑作になるそうです。

そして中島監督によると、この詩人の役は東州先生しかいないと思ったそうです。東州先生は歌を歌い、パントマイムもされる。絵も描き、まさに詩人ですと言われてました。それを踏まえて、今回はアレンジしたそうです。

ただし、彼は本番になると豹変するからと言うと、場内が笑いに包まれました。振付師が、緻密な計算のもと、最後はこうやって終わるところまでやるのですが、彼はそれを必ず壊してくると言われていました。しかし壊されて、それが悪かったことが一度もないんですと、言われていました。僕を超えて、違う世界に僕を連れてってくれる方なんですと言われてましたね。

よく聞く、前奏曲 第7番 イ長調 (ショパン)から始まりました。全体的にはたくさんのシルフィードたちが可憐に舞う、コールドバレエなのですが、そこに詩人役の深見東州さんだけでなく、詩人に付き従う猿が登場しました。猿役は、これまで何度か深見東州さんと舞台を共にしてきた岡田晃明さんでした。

お2人は少しコメディタッチな振り付けで、コールドバレエは本格的なクラシックバレエなので、その対照的な動きが面白かったですね。男性ソリストが軽やかに踊る場面は猿役の岡田さんが踊り、深見東州さんはその猿から何やら書いて欲しいとせがまれ、詩を書いていました。

森の精たちに囲まれ、深見東州さんがワクワクしながら戯れる姿が、この舞台の空気を物語っていた気がしますね。メルヘンの世界に心遊ばせる詩人の役に、たしかにピッタリだったかもしれません。ほのぼのとした余韻が残る、楽しい舞台でした。

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