ISPSハンダマッチプレー選手権 1・2回戦が、千葉県浜野ゴルフクラブで開催されました。初日は雷雲接近のため、試合の半分くらいは翌日に持ち越されたそうですが、無事に2日間終わったようですね。
1・2回戦とは言っても、見ごたえのある好カードが随所にあったのではないでしょうか。マッチプレーは、格上の選手が順当に勝つとは限りませんが、1回戦では、藤本佳則選手や、小田孔明選手が早くも姿を消しました。藤本選手は、深見東州さんが会長を務める国際スポーツ振興協会の冠スポンサーの大会では、そこそこ上位の成績を残してきましたけど、今回はダメだったようですね。残念です。
2回戦になると、さらに厳しい戦いが繰り広げられたようですが、藤田寛之選手、宮里優作選手も姿を消しました。ホストプロの塩見好輝選手も、1回戦は圧勝したそうですが2回戦で沈みました。スコアしか見てませんけど、一対一の勝負の一つ一つに駆け引きやドラマがありそうですね。
3回戦からは、今回勝ち残った24選手にシードの8選手が加わり、合計32人で9月6日から10日に同ゴルフ場で開催されます。アメーバFRESH!で、9月9日(土)の準決勝と10日(日)の優勝決定戦を、生放送でみることができるそうです。スマホやパソコンで気軽に見れますね。
ISPSハンダマッチプレー選手権 1回戦2回戦 全結果 / GOLF PARK
ところで、シード8選手の一人、国際スポーツ振興協会所属の谷原秀人選手の最近の動向ですが、7月20日から開催されていた全英オープンは予選落ちでしたね。なかなかメジャーの壁は厚いですね。
今後の予定ですが、今週は松山英樹選手や小平智選手とともに、世界選手権シリーズ第3戦、WGC-ブリジストン招待に出場しています。今日からアメリカのオハイオ州で開催されます。
メジャーに次ぐ大会ですので、ランキング上位の強豪選手ばかりが出場しているようですね。日本人選手の活躍に期待したいです。
そして、次週の8月10日からは、今年の最後のメジャー大会となる全米プロゴルフ選手権が、ノースカロライナ州で開催されます。ビッグトーナメントが続きますね。
谷原選手も、ここまでは出場が決定しているそうです。結局、今年最初のメジャー大会であるマスターズ出場資格を劇的に成し遂げて以来、4つのメジャー全ての出場資格を得ましたね。最後の全米プロでは、あのWGC-デルマッチプレー選手権の時のように、世界の強豪たちが驚くような活躍をしてもらいたいですね。
それ以降の出場予定は決めてないそうですけど、日本に戻って、後半のトーナメントに出場するのではないかと思いますけどね。ただ、いろんな選択肢があるようで、まず、来季シード選手として米ツアーでプレーする資格が、この2戦にかかっているそうです。そのためには、最低でも一桁台の成績が必要になりそうです。
仮に、来シーズンの米ツアー出場権が得られなかった場合は、シード権をかけた入れ替え戦に参戦することができるそうです。ただしそうなると、日程的に9月6日からのISPSハンダマッチプレー選手権を挟んで、その前後、8月末から9月の間に、計4回参戦することになりそうです。これは超ハードな日程ですよね。
今年は欧州男子ツアーと、4大メジャーと世界選手権シリーズを転戦してきた谷原選手ですが、来季は欧州ツアーを主戦場にするのか、それともアメリカPGAツアーに本格参戦するのか、悩ましいところですね。
今年の欧州男子ツアーでは、かなりの成績を残してますので、日本人としては松山英樹につぐポジションになっているようです。それでも、世界ランキングは50位前後ですけどね。
もう一つ良い話があるのは、9月末に開催される、米国選抜と世界選抜(欧州選手を除く)の対抗戦「プレジデンツカップ」の出場選手に選ばれるかもしれないそうです。
9月4日付の世界ランキングで、上位10人は自動選出されるそうですが、谷原選手は現在11位の位置にいるそうです。そして、あと2人の枠は、世界選抜のキャプテンとなるニックプライス選手の推薦で決まるそうです。微妙な位置にいますけど、今年の欧州男子ツアーでブレイクした谷原選手の印象は強いとの話もあるようです。最近、ニックプライスからも挨拶をされているそうです。
もし出場が決まると、ゴルフ選手としては大変な名誉になるそうです。そして、9月以降の過密なスケジュールが予測される中で、どうやりくりするのかも悩ましいところでしょうけどね。
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