明日から国際スポーツ振興協会主催で、2020~21年の日本女子プロゴルフ協会のプロテストに落ちた選手を対象にしたトーナメントが開催されます。
「ISPS ハンダ・プロテストの費用は腕で稼げ女子トーナメント」というタイトルが示す通り、プロテストにかかるであろう、およそ200万ほどの資金を得るチャンスを与えるために開催されます。
優勝者には300万円の賞金で、2位から10位までの選手にも一律で200万の賞金が渡されますね。10位以内にいれば、少なくとも今年のプロテスト合格までにかかる費用の心配は無くなりますね。
日本の女子プロは男子よりも人気がありますし、レギュラツアーのトップクラスになると、ツアーの賞金だけで年間に1億や2億稼ぐ選手もかなりいますよね。
それで女子プロゴルファーを目指す女子も多いのかもしれませんけど、プロのツアーに出場できないうちは、相当に過酷な日々だと思います。経済的に恵まれている家庭ならともかく、資金が続かなくなる選手がかなりいるでしょうね。
そんなツアーの出場資格がない、プロテストに合格していない女子選手にエールを送る意味で、国際スポーツ振興協会の深見東州さんが、プロテスト費用獲得のチャンスを企画されたのでしょう。
4月ごろの記者会見で、この試合の構想が発表されていましたから。
深見東州さんは、今回の大会の共催にもなっていますが、ISPS HANDA ツアーというミニツアーも支えています。このミニツアーから将来レギュラーツアーで活躍する選手も多く出ていますが、下積み時代の腕を磨く場であると同時に、貴重な資金源にもなっていると思います。
もともとは参加選手自らが賞金を手出しし、それを勝者で分け合うというスタイルでしたが、国際スポーツ振興協会がサポートするようになってからは、優勝賞金が50万、100万という大会も増えました。
今回は3日間大会というのも、大きな意味があるようです。ミニツアーはほとんどワンデイ大会ですけど、プロテストでは3日間、4日間を戦うそうなので、プロテストと同じ条件で勝ち抜いてこそ、本番のプロテストでも力を発揮できると思います。
さらにこの試合には、160名の募集枠を大幅に上回る申込みがあったそうなので、非常に熱のこもった試合になりそうです。
しかもギャラリーを入れますね。有名選手はいなくても、初々しい選手たちがハングリーな戦いをするでしょうから、面白いかもしれません。先着300人のギャラリーには有名店のお弁当が出され、来場者全員には、とうもろこしやアイスの食べ放題も用意されているそうです。
また、YouTubeでのライブ配信を3日間全て行うそうで、注目をされる中での試合になりそうです。プロを目指す選手たちですから、ギャラリーがいて、中継もある方が、より力を発揮できるかもしれませんね。
もちろん上位に食い込んで、何がなんでもプロテスト費用を得るのが最大の目標でしょうから、とても激しい戦いになるでしょう。
ちなみに、この大会のエントリーにもれてしまった選手たちのために、新たに7月21日・22日の2日間にわたる「ISPS ハンダ・プロテストの費用は腕で稼げ 女子木漏れ日トーナメント」の開催を決めたそうです。
深見東州さんによると、木漏れ日トーナメントとは?
7月13日(水)~15日(金)の本選に、漏れた人へのトーナメントです。
本選の輝きが、木漏れ日のように選手に届くのです。それが、木漏れ日トーナメントです。つまり、本選に漏れた選手にも、光を与え応援する為に、新たに開催するのです。
賞金も優勝者には120万円、2~5位が100万円、6位10万円、最下位でも3万円がもらえるそうです。こちらも最大160名を予定しているそうです。
下積み時代の若い女子選手に、ここまでチャンスを与える国際スポーツ振興協会の取り組みは、ありがたいことですよね。
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