深見東州さんがビジネスと宗教を同時に行う理由は?

先日、ローマ教皇が来日し、上智大学にも行って学生たちに話をされてましたね。フランシスコ教皇は、イエズス会出身の初の教皇だそうですけど、上智大学は、イエズス会が創立した大学だったんですね。

キリスト教がどんな教義の宗教なのかは、よく理解してませんけど、話の内容はキリスト教を信じることで救われるとか、そんなお話ではなくて、社会の格差を減らしていくこととか、社会的な弱者とともに歩むこととか、ヒューマニズム的なお話のような印象でした。

神学部以外の学生もたくさん聞きに来ていたと思いますが、上智大学は、キリスト教信者ではない教員も多く、仏教やイスラム教、ヒンズー教など様々な宗教を信仰する留学生もかなりいるそうです。キリスト教の布教ではなく、純粋な高等教育によって、良き人材を育成しようとしているのでしょうね。

上智大学といえば、日本有数の私立大として人気の大学ですが、こうしてみるとキリスト教は、日本での信者数は少ないですけど、日本の教育界に大きな貢献をしているように思いました。

それで深見東州さんも、予備校のみすず学苑を創設するなど、受験教育においては貢献されてきたと思います。予備校と、国の援助がある学校法人では、同じ教育分野とは言っても違いは大きいでしょうけどね。

みすず学苑は、深見東州さんが代表を務めるワールドメイトとは全く関係なく創設され、信仰を一切持ち込むこともなく、資金的な繋がりも全くないそうです。なので、キリスト教の組織が直接母体となって設立し、支援を受けてきたところとは、自ずから違いはあるでしょうけどね。どちらも教育に熱心で、社会に貢献する教育をしているところは似ている気がします。

それから深見東州さんは、みすず学苑以外にも、時計のハンダウォッチワールドや、出版会社など、いくつかの会社を経営しています。それでいて、ワールドメイトという宗教団体の教祖もしています。

私は深見東州さんが、そんな宗教家でありながら、経営者としても一流であるところに興味を強く持ちました。キリスト教系でも仏教系でも、宗教団体が事業を行うことは普通にあると思いますが、多くは、布教活動に必要なための関連事業である場合が多い気がします。

しかし深見東州さんの場合は、ワールドメイトに関係なく、しっかりとしたビジネスとして、信用と誠意を感じる経営を行い、成功しているように思いましたので。そんな風に、ビジネスと宗教を切り分けた上で、しっかりと両立させている人は、あまり聞いたことがないように思いました。そんなところに興味を持ったのですが、ワールドメイトのホームページを見ると、そこに詳しく説明がありました。

ワールドメイト

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日本古来の神道の特質として、昔から聖と俗を区別して共存してきたということです。それを読んで、かなり納得がいきました。キリスト教や仏教は基本的には脱俗の宗教になるそうです。だから、キリスト教や聖職者や仏教の僧侶で、経営者やビジネスマンとしても有名な人は、あまり聞きませんよね。

宗教と芸術が深く関わるのは、いろんな絵画や音楽をみれば分かりますね。あるいは、宗教と教育も、上智大学の例でもわかるように、深く関わっていますよね。あと宗教と福祉活動や社会への貢献活動については、切り離せない関係だと思います。深見東州さんが国際スポーツ振興協会や世界開発協力機構、世界芸術文化振興協会などで行なっている社会貢献や文化やスポーツの推進などは、深見東州さんの宗教活動とは関係ありませんが、本来は宗教が行う社会貢献や福祉活動とも、かなりダブルところが多い気がしますね。

でも、宗教とビジネスだけは、相入れない関係のような気がしました。しかし、実はそうではないのかもしれませんね。あと宗教と科学も、相容れないように思いますけども、宗教性のない科学の進化は、人類社会に良い結果をもたらさないという見方もできます。キリスト教暗黒時代のように、宗教の教義を科学に持ち込むと、科学的に正しい真実が探求できなくなりますけどね。あるいは、宗教同士の争いから戦争になることも多くありました。

しかし宗教同士が協力し、人類愛のような宗教精神を持って、科学も進歩を遂げるのなら、恐ろしいハイテクや大量殺人兵器による戦争のようなことには、本来ならない気がしました。もっと、社会や人類に幸福をもたらす科学の発展になると思います。

そういう意味では、ビジネスのような経済活動においても、そこに宗教的な寛容性や愛情あると、もう少しみんなが幸せな社会になるような感じがしてきました。

深見東州さんの経営哲学は、神仏を敬い、人々の幸せを願って、「相手良し、われも良し、社会も良し」で会社を経営しているそうです。そんな会社が増えると、極端な格差社会にもならずに、もっと働く人も幸せになって、住み良い世の中になるような気がしますけどね。

ただし、宗教とビジネスを混同してしまうと、利益の追求によって宗教は宗教で無くなってしまうか、あるいは利益の追求が甘くなり、損ばかりして、ビジネスとして会社が成り立たなくなるかもしれませんね。

だから、深見東州さんのように、そこはキチット区別した上で、それでいて共存していくというやり方に、今までにない新鮮さと興味を感じたのかもしれません。なかなかうまく説明できませんけどね。

それから、深見東州さんがビジネスと宗教を区別しながら両方を行う理由は、もう一つあるそうです。

それは、今が民主主義、自由経済、国際社会の時代だからだそうです。労働者の8割がサラリーマン、OLの時代だからこそ、一人のビジネスマンとして、みんなと同じような立場に身を置き働くことで、お金のありがたさや尊さを実感できるそうです。そこから、社会の厳しさや苦しみもわかるし、それによって宗教家として本当に人々を救済する力が発揮できると考えてあるからのようです。いつの時代も、本当に優れた宗教者は、巷の人々とともに生き、苦しみも悲しみも共有し、そこから救済の法を説いたそうですね。

ということでローマ教皇の来日をきっかけに、深見東州さんが宗教とビジネスを行う理由が、かなり理解できたような気がしました。また、なぜ興味を持ったのかも、わかったような気がしました。

>深見東州(半田晴久)

深見東州(半田晴久)

深見東州さんは普通では理解しがたいほど多くの活動をしています。その活動をできるだけわかりやすくまとめてみました。こんなに多くの活動をする目的は何ですかと聞かれ、「その目的はただ一つ。人々が幸せになり、より良くなり、社会が良くなることです。音楽、美術、ビジネス、福祉、スポーツ、宗教など、いろいろのことをするのもそのためです。」と答えていました。

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