深見東州さんは、たちばな出版という会社も経営されてます。「座って読んでもたちばな出版」「立場ない人にたちばな出版」というフレーズをどこかで見たか聞いたという人もいるのではないでしょうか。
みすず学苑もそうですが、たちばな出版も電車広告がけっこう目立っていると思います。みすず学苑は関東以外では見られませんが、たちばな出版の場合、書店も読者も全国展開ですから、もっと広い地域に広告を打たれていると思います。新聞でも深見東州さんの書籍を中心としたユニークな広告を時々見かけますね。
それで、このたちばな出版にしかない特徴の一つに、とってもユニークなキャンペーンの存在があります。特にここ数年は、有名なアニメのキャラクターを配したラーメンなどを開発し、本を購入した人にプレゼントする企画がなかなか好評のようです。
書店からも、そういうキャンペーンを企画する出版社が他にないようで、重宝がられているという話も聞きました。そのラーメンは、私は確認してませんが、物によっては高額なプレミアムがついて取引されるほど、一部のマニアの間では評判になっているとか、そんな話も聞きました。
私も、何種類か食べたことがありますが、味は美味しいです。ただ量は少ないですけどね。当然、マニアの人は食べないで、そのまま保存しているのでしょうね。
では、どんなキャンペーンが過去に行われてきたのか、たちばな出版のホームページを参照して、主なものをピックアップしてみました。知らないものもたくさんありました。
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- ヤッターマン ポテトチップスキャンペーン
- ジャングル大帝 ラーメンキャンペーン
- ゲゲゲの鬼太郎焼きそば弁当キャンペーン
- ラーメンの鉄人28号キャンペーン
- ガッチャマンが魔を打ち払う 魔ヨネーズキャンペーン
- ゴジラーメン キャンペーン
- 天童よしみの魔よけヌードルキャンペーン
- ハクション大魔王 クシャミキャンペーン
- 魔女っ子メグちゃん 魔女ごのみキャンペーン
- 仮面の忍者赤影ラーメンキャンペーン
- アトム・ラーメンキャンペーン
- ブラックジャックのプチU.F.O.キャンペーン
- トマトジュースを飲んで、アトムのように空飛ぼうキャンペーン
- ハローキティのうどんを食べようキャンペーン
- 宇宙戦艦ヤマトキャンペーン
- ゲゲゲの鬼太郎ラーメンキャンペーン
- ウルトラマンキャンペーン 茶わっ!
- 星がる宇宙人銀河鉄道999ラーメンキャンペーン
キャラクターに関しては現役のものもありますが、多くは往年の名作のようですから、幅広い年代に受け入れられるのではないでしょうか。
もしこれを全部集めている人がいたら、すごいですね。私はこの中の4分の1くらいしか、実物を見たことがありません。お菓子やジュースまであるとは、今回初めて知りました。ラーメンだけでは無いんですね。焼きそばは見たことありましたけど。
ところでたちばな出版のホームページに、社長の深見東州(半田晴久)さんの挨拶が掲載されていましたので、そこから一部を引用します。
会社とは収益をあげることを一つの目的とするものですが、弊社は80%の収益の追求と20%の遊びを追求しております。
収益がなければ会社は存続できませんから、80%はしっかり収益の追求をする。しかし、20%の遊びがないと、徐々に萎縮し枯渇してしまうというのも会社であると思います。遊びの中から新しいもの、思い切ったものが生まれ、これまでなかった新しいヒントが生まれるということがあるわけです。会社にとっての遊びとは、役には立たないもの、売れない物、しかしながら面白い物の追求だといえます。
作った物を確実に全部売らなければいけないとなると、人間は萎縮してしまいます。だから、売れなくて在庫に残ってもいいと腹を決めるのです。こういう遊びがあるから、夢とロマンを持つことが出来、自由な発想が生まれるのではないでしょうか。
このように確実に収益を確保する部分と夢とロマンを求めるところ、両方あるのが常に新しい発展と脱皮をする会社だと考えております。
なるほどですね。このような考えのもとに、こういうキャンペーンもあるのでしょうか。その昔、生簀を書店の中に持ち込み、生きのいい鯛を泳がせ、本を買った人に釣堀を楽しんでもらうという企画も実行したそうです。さすがに私は本屋で見かけたことはありませんが、よくそんな企画を思いつき実行されるなと驚きますね。遊び心がなくしては到底できませんよね。
しかしそれを、去年のシニアゴルフトーナメントの会場でもされていたようで、大変な賑わいだったと聞きました。たちばな出版のキャンペーンのノウハウが活かされていたんでしょうね。
それから、キャンペーンが終始一貫してダジャレに満ちているところは、みすず学苑と共通してますね。まだたちばな出版の方が、やや控えめかもしれません。書店が相手ですから、あまり冗談が過ぎてもいけないのかもしれませんね。
さらに、深見東州さんの挨拶から引用します。
特に出版社というのは、創造的な人たちが必要です。あまりに数値を追求したり、四角四面だと物作りの人たちは枯れてきます。ときどき、思い切った遊びをやって活性化する。そして常に創造的な人を募って斬新なものを作っては徹底して売り込む。これが我が社のモットーとしているところです。
また、斬新でユニークで強烈な販売キャンペーン、一人ひとりが二ひねり三ひねりのある最強の営業マン軍団。これも出版業界では異色の存在だといわれています。それは、販売戦略や販売戦術、また一人ひとりの営業マンの教育においても、決して20%の遊びを忘れない社風から来るものであります。
また、例えば、教養文庫というのは遊びの一環で、「本当にいい本なのにどこにも見あたらない、是非読みたい」という一部のマニアのために創刊されました。勿論、良書を廉価で読者の方々にお届けしたい、という気持ちでしたが、収益性のみを追求してはできなかった試みでしょう。
今では一部のマニアには大変喜ばれ、心待ちにされております。これからも、こういうバラバラな発展エネルギーをいつも失わずにいたいと思っています。
ということですが、営業マンの人たちもコスプレをして書店の営業に行っているそうです。ツイッターにも、たまに書店に現れたコスプレ営業マンの写真が登場してますね。あの姿で電車に乗って移動しているとすると、かなりのツワモノですね。感心します。
たしか、たちばな出版の以前のホームページには、いろいろなコスプレで、過激に変身した営業の人たちの写真が掲載されてました。今は無くなっているようですが、代わりにコスプレした営業車、いえ改造車が掲載されていました。とても可愛い動物カーです。街でこんなの見かけたら、思わず寄って行って動物の頭を触ってみたくなりそうですね。
最後に、ツイッターで、評判を見てみました。
電車に乗ってて、窓に貼った深見東州氏の怪しい広告を見かけたが、「座って読んでもたちばな出版」というのが一番受けたです。
— negitanshio (@negitanshio2011) 2016年5月4日
たちばな出版ってギャグなの?????
— あんえ (@oresamawww) 2016年5月4日
たちばな出版の広告を久々にじっくり見たらまたちょいちょい笑いを入れてきたのでちょっとだけ笑いました
— マル青随木目心録 (@florence_23) 2016年4月29日
堀切菖蒲園を出て約10年、住んでいた時以来の京成。近未来都市化した日暮里に浦島太郎みたいな衝撃を受ける。でも本質はなんも変わってない。中国お見合いツアー、たちばな出版、ユアエルム…心が浄化される。日暮里駅前のニュートーキョーも相変わらず最高。
— 村瀬秀信 (@H_MURAN) 2016年5月1日
名古屋地下鉄、「座って読んでもたちばな出版」の広告あってやっぱ脱力する
— ヨキノエイコ (@yokinoeiko) 2016年3月12日
たちばな出版の営業マンの正装はコスプレ pic.twitter.com/l8N7BdHmAe
— ポヴィジノー (@provisional_tw) 2016年2月26日
たちばな出版ディズニーと契約して塗り絵とか作ってるんだな。 pic.twitter.com/EUSSkc5zgF
— データアナリストになりたい……石倉 力 (@Chikara1112) 2016年2月22日
電車に乗って気になる広告の双璧といえば、たちばな出版とみすず学院。
— とでん8800 (極悪平和主義者) (@toden8800) 2016年2月8日
たちばな出版もたしかこの人の会社だったと思うけど、「立場のない人に たちばな出版」ってキャッチコピーは流石だと思う。なんかにおいで分かるってところが優れてる。……と思ってしまうよね。
— タリア (@TariaOba) 2016年1月23日
車内広告をぼーっと眺めてたら「座って読んでもたちばな出版」って目に飛び込んできて、じわりじわりと腹筋にきてる。「座って読んでも」が小さく書いてあるから余計に何か込み上げてくるものがある。某塾と同じ臭いがする。
— ゆすもも (@mariposaluna) 2016年1月20日
晴れたお昼時に、京急線でたちばな出版の広告を見ると、世の中なんでもありだな…と心がなごむ。
— 富久田朋子 (@puk_mok) 2016年1月20日
たちばな出版の社内広告が相変わらず強烈で、毒気にあてられてクラクラする。
— Raverleben (TOKIO) (@sasakiasobu) 2016年1月9日
あの「座って読んでもたちばな出版」のキャッチコピーでお馴染みのたちばな出版の広告。嬉しくて写真に撮ってしまった。Wikipedia含め全てにおいて突っ込み所満載なので、暇な時検索してみてください。 pic.twitter.com/yFSS36K1l1
— パンとおみそしる (@toothbrushhard) 2016年1月5日
「たちばな出版」のコーナーを持つ本屋を見つけてしまい戦慄している。
— mic%かえるの季節一段落 (@mic_ab) 2015年12月29日
「座って読んでも たちばな出版」ほんと面白すぎるでしょ
— もろおか (@moro1225m) 2015年12月13日
今年の冬も来ました。たちばな出版様のコスプレ営業。
やつはとんでもないものを盗んでいきました。
スタッフの心です。なんのコスプレだったかはまた後日~♪#ファースト文庫店
— 金龍堂八代 ファースト文庫店 (@firstbunko) 2015年12月10日
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