深見東州(半田晴久)さんが総裁を務める、世界開発協力機構では、これまでに10回のサミットを世界で開催してきました。ざっと振り返ってみたところ、以下の通りです。
2013年9月 第1回世界オピニオンリーダーズサミット
2013年11月 第2回世界オピニオンリーダーズサミット
2014年11月 第3回世界オピニオンリーダーズサミット
2012年11月「スポーツ平和サミット第1回大会」(ロンドン)
2013年7月「スポーツ平和サミット第2回大会」(東京)
2014年5月「スポーツ平和サミット第3回大会」(ニューヨーク国連本部)
2015年11月 「スポーツ平和サミット第4回大会」(ケープタウン)
2015年5月「世界の若い議員と語り合うグローバル・オピニオン・サミット」
2015年12月「WSD世界人権サミット」
2016年3月「世界の医療と、国際政治」サミット
それぞれにテーマがあるのが、一見してわかりますね。まず、海外の著名な政治家を招いて開催されるのが、世界オピニオンリーダーズサミットでしょう。
スポーツ平和サミットは、平和と発展のためのスポーツの価値や偉大さということがテーマのようです。それ以外にも、グローバルヘルス、日本の開発援助、人身売買などをテーマに開催されてきました。
その時のテーマによって、目的はそれぞれ違うと思いますが、深見東州(半田晴久WSD総裁)さんが世界オピニオンリーダーズサミットを開催された時に言われていたのは、世界の優れたオピニオンリーダーを日本に集めて、世界や日本のこと、平和や未来の展望について議論することで、日本と世界の将来が描かれ、対応すべき方法も探られるかと思い開催しましたと言われていました。
そして、日本の若いリーダーにとっても刺激となり、また多くの人に来場してもらい、学術的な討論ではなくわかりやすく解説し、そういうものに直接触れることによって世界のオピニオンリーダーとなる人たちが、日本からも育って欲しいとの願いがあるそうです。
確かにビル・クリントンやトニー・ブレア、コリン・パウエルなど、政界の一線からは退いてますが、世界のトップクラスの政治家と評価する人は多いでしょう。
深見東州さんが、いつもサミットの時に言われるのは、学者さんたちの会議では4~6割が言葉の定義と揚げ足取りのような感じで終わってしまうそうです。そして、過去の歴史と現状は語れても、それらの問題を解決するにはどうしたらよいかになると、現実的で総合的な意見や判断が出てきにくいそうです。将来の判断も過去の結果から割り出すことが多いので、現在や未来に通じるとは限らず、結果として予測が外れてしまうことが多いようです。
深見東州さんは、現実と未来に通じるビジョンを描くには、人間や社会というものの本質的な理解や総合的理解が必要と言われていました。それは各民族や各国家が動く行動パターンや行動分析、地球の自然や災害と社会や経済との関係、諸外国と自国との政治的・軍事的・経済的な関係、突然現れる天才や指導者が与える影響など、様々な要件や要素を有機的、立体的、総合的に見ないといけないそうです。
そのためには幅広い知識や教養が、当然求められるでしょう。社会や人間を総合的に見る社会学者の予測は、けっこう当たることが多いようです。
しかし、そういう部分が欠落している学者や官僚や政治家だと、的を得たことはできないようです。30年前には、そういうことができる優秀な人材が、日本にも豊富にいたそうですが、今は減っているとのことで心配されていました。さらに現代では、グローバルな総合視点で物事を見る見識も問われるため、いよいよそのような人材が、日本では困難になっているのでしょうね。
個別のテーマに沿った目的以外に、開催する意義として、そういう状況を打破し、日本からも、素晴らしい人物がたくさん出てくることを目指されているのでしょう。
ところで、毎回様々な分野からたくさんの専門家や政治家が世界中から参加してきました。いつも思うのは、これだけの人たちを呼べるという深見東州さんの人脈の広さです。こればかりは時の日本の政府首脳ならともかく、民間人でここまでできる人は、日本では他にいないように思いますね。
何故こんな人たちを日本に呼べるのでしょうか。それは多くの人が感じる謎ではないかと思います。単純な人はお金だよと言うでしょうね。しかし残念ながらお金がいくらあってもそれは無理だそうです。クリントンにしてもトニーブレアにしても、「お金を出せば呼べる」というレベルではないそうです。それは国際舞台をよく知る伊藤憲一日本国際フォーラム理事長が、そう言われてました。伊藤憲一さんご自身も、いつも深見東州さんのされることには驚いているようですね。
一つだけはっきり言えるのは、深見東州さんとそういう人たちとの間に、人間関係ができていることでしょう。人間的な魅力や友情に基づく信頼関係が存在するのは確かだと思います。
深見東州さんは、様々なプロジェクトを同時並行で進めることでも有名ですが、そのジャンルはスポーツ、音楽、福祉、学術、教育、宗教など、人間社会のほとんどをカバーしているように見えます。それらとは別に、ビジネスにおいても、世界的なブランドメーカーと、国際的な取引をされています。常に欧米人と接触する機会があり、ますます増えていると思いますが、その時に重視されるのは、やはり推進する中心人物の人間性になるようです。お互いの代表者同士で、人間的な魅力やフレンドシップによる信頼関係を築けなかったら、文化や国境を越えてこのような活動はできないようです。そのポイントは、人間性と「センス・オブ・ユーモア」なのだそうです。
深見東州さんがよく言われるのが、外国の要人はユーモアのセンスに欠ける人とは、あまり付き合いたがらないそうです。だから真面目で堅い、ユーモアのセンスがない日本人が来ると、忙しい要人たちはあまり相手にしてくれないそうです。
真面目で勤勉なのは素晴らしいのですが、国際舞台ではそれだけでは通用しないようですね。外交や交渉においては、語学力やロジックのキレに加えて、このセンス・オブ・ユーモアが必要で、これが日本人には欠けているため、お金を出す割には欧米人の風下に立たされやすい原因の一つにもなっているようです。損をしているんですね、日本人は。
ところが深見東州さんはどうかというと、欧米人の中にいても、欧米人以上にユーモアたっぷりにお話をすることができ、すぐに相手と友達になるそうです。いつも深見東州さんのいるところ、爆笑の渦が起きているようです。それは、わずかな機会しか見ることができない私のような人間にもわかりますね。
そして世界中のどこであっても、アフリカでもアジアでもアメリカでもヨーロッバでもそうされているそうなので、「こんな日本人は初めてだ」と、海外では握手を求められることが多々あるそうです。こういう部分と、世界中に要人や著名人の友人がいることとは、決して無関係ではないでしょうね。それどころか、メインの大事な要素になっているように思いました。
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