スコットランドのゴルファー、ウエン・ファガーソン選手は、今年の4月に開催されたISPS HANDA 欧州・日本どっちが勝つかトーナメントに出場するために来日していました。DPワールドツアーを主戦場にする若手選手になりますけど、マチュー・パボン選手とともに、大会前の会見の報道を見ました。
マチュー・パボン選手がISPS HANDAアンバサダーになったのは知ってましたけど、ウエン・ファガーソン選手も、この時すでにISPS HANDAアンバサダーになっていたようです。
その彼が、前週に開催されたDPワールドツアーのドイツ大会「BMWインターナショナル・オープン」で、ツアー3回目の優勝を飾りました。そして来週開催される全英オープン出場権も獲得していました。
DPワールドツアーのポイントランキングも16位に、世界ランキングも104位まで一気に上昇していますね。
ISPS HANDA ambassador @EwboF showing the #PowerOfSport with his victory in Germany! 👏 pic.twitter.com/FIKdty2h0W
— ISPS Handa (@ISPSHanda) July 8, 2024
この試合には、日本からもパリ五輪出場が決まっている中島啓太選手と、今季のDPワールドツアーで活躍中の星野陸也選手も出場していました。それぞれ20位と6位という順位で終えていました。
星野選手は、しばらく体調を崩して療養していましたけど復活しましたね。今回のトップ10入りでDPワールドツアーポイントランキング3位に浮上しました。中島啓太選手は22位、桂川有人選手が42位となっていますね。
ポイントランキング上位50選手は、最終ドバイで開催される「DPワールドツアー選手権」に出場できますね。また最終ランキング上位10選手(有資格者を除く)に入ると、2025年米国男子ツアー出場権を得ることができます。
星野選手は油断しなければ、来季米国ツアーシード権獲得の好位置にいますが、ウエン・ファガーソン選手も当確ライン線上にまで浮上しましたね。中島啓太選手と桂川有人選手は、今後の上位進出次第で大いにチャンスがあると思います。
ところでパリ五輪のゴルフ競技は女子が8月7日から、男子は8月1日から始まります。
ランキングに基づき各国代表も決定しました。今回は男子も米国のスコッティ・シェフラー選手を初め、メジャーチャンピオンらが揃って出場するなど、4大メジャーにも、それほど引けを取らない顔ぶれが揃ってますね。米国はさすがに層が厚いので、4人という枠ではとても収まりきれませんので、漏れた選手は残念でしょうけどね。
女子は、毎回上位の選手で出場を辞退する選手がほとんどいません。今回もそのようですね。ただ、やはり米国と韓国、日本の有力選手らで、4人の枠から漏れた選手もかなりいるのは残念ですけどね。
国を背負って戦うオリンピックゴルフ競技は、いつものゴルフトーナメントとは違った趣を感じますので、今回もどんなドラマがあるのか楽しみです。
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