通算で第5回目になる、2017年のISPSハンダカップ・フィランスロピーシニアトーナメントは、埼玉県の越生ゴルフカントリークラブで、11月16日から18日の3日間開催されます。そしてプロアマ大会が、試合終了後の19日の開催になってましたね。何か意図があるのでしょうか。
この大会の前に、予選を兼ねた「ISPS HANDAシニアシリーズ with PGA第36戦 ハンダ熱血枠 決定戦」が、10月24日に、茨城県のロックヒルゴルフクラブで開催されています。このトーナメントには賞金もありますが、上位10人にはISPS・HANDA CUP・フィランスロピーシニアトーナメントへの出場資格が与えられました。
男子シニアツアーへの出場資格を持たないシニアプロの選手たち116名が出場して争われました。いつも思うことですが、ツアー出場のシード権を持ってないプロゴルフ選手たちは、ツアーに出場できるチャンスは、なかなか巡ってこないと思います。実力の世界なので仕方がありませんが、そんな選手たちにとって励みになるのが、こういう大会なのかもしれません。
この大会で上位に入ると、賞金だけでなく、ツアー本戦への出場資格が与えられますが、さらに本戦で活躍すれば、賞金も大きくなり、また別な試合に出場できる機会も与えられたりします。そうやってシード選手への道も開けて行く人もいるのでしょうね。
ほとんどマスコミにも取り上げられることはありませんが、そんな貴重な大会を開催するのは、ゴルフの社会貢献を目指して活動する国際振興協会ならではと言えるでしょう。プロゴルファーは、レッスンなどで生活を支えている人も多いそうですけど、やはりツアーに出場することが、プロとしてのモチベーションになっているそうです。
この大会で優勝をした清家選手は、「ようやく叶った本戦進出です。ここ数試合、あと1打足らずというところで、チャンスを逃してきました。だから、今年最後のチャンスということもあって、ぜったいに負けない!という気持ちで挑みました。この予選会で、トップ通過、そして初優勝を飾れて本当に嬉しいです」「11月のISPSハンダカップは今年7回目の、シニアツアー出場となります。この得られた貴重な機会を、最後まであきらめずに、いい結果が出せるように頑張ります!」という、喜びのコメントを残していました。
それから、スーパーシニアの部も、今年も同時開催されるそうです。何歳からなのかわかりませんが、高齢者になっても賞金が出る大会があることは、ゴルフという競技ならではといえそうですね。深見東州さんも、ゴルファーは何歳になっても、体調を管理して技術を磨いておけば賞金を稼げるから幸せですよねと言われていましたね。また、そういう大会を開催する国際スポーツ振興協会も、貴重な存在だと思います。
さて、日本男子シニアツアーの賞金王争いは、今年もタイのプラヤド・マークセン選手が、すでにツアー4勝という圧倒的な成績で、2年連続の獲得を決めています。しかも、PGAシニアツアー史上最高賞金獲得額も更新したそうです。30歳で、アジアンツアーで初優勝し、その後は計10勝、日本男子ツアーでは42歳で初優勝し、49歳で5勝目、50歳で6勝目を挙げています。そして、昨年からは、並行して日本のシニアツアーにも参戦し、出場試合は少ないながら、すでに8勝を挙げています。未だレギュラーツアーで優勝するだけの力を持つ、息が長い選手ですね。そして、やや遅咲きの選手と言えるかもしれませんね。
なを、今回のISPSハンダカップ・フィランスロピーシニアトーナメントは、AbemaTV FRESH!で、インターネット生中継されるそうです。
https://freshlive.tv/search/ISPS
[配信予定]
1ST ROUND
11月16日(木) 午前7:30~午後1:00(予定)
2ND ROUND
11月17日(金) 午前7:30~午後2:30(予定)
FINAL ROUND
11月18日(土) 午前7:30~午後3:30(表彰式終了まで予定)
11月19日(日) のプロアマ戦は配信なし
主催: 一般社団法人 国際スポーツ振興協会(ISPS)
主管:公益社団法人: 日本プロゴルフ協会
開催日:2017年11月16日(木)~18日(土)
開催会場:越生ゴルフクラブ
※本大会はチャリティートーナメントです。賞金の一部(5%)を、社会福祉活動を支援する目的で寄附します。
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