先日、深見東州さんが支援を続けてこられた2つのブラインドゴルフの国際大会の結果を、簡単に書きました。その後、多くのスポーツ紙でも取り上げられていましたので、せっかくですからそちらの内容も掲載したいと思います。私は観戦していませんので、当日の様子が、これで少しはわかりました。
今回の記事で気がつきましたが、ブラインドゴルフの試合にはハンディキャップが付いているようですね。もともとゴルフが上手だった方もいらっしゃるでしょうし、初めて間もない方もいるでしょうから、様々な方が楽しむには、その方が良いのでしょうね。
パラリンピックに採用になれば、ハンディは付かないと思いますが、この世界ブラインドゴルフ協会主催の試合では、勝敗以上に世界からブラインドゴルファーが集い、一同に会してプレーを楽しむことに意義があるのでしょう。障害者の人たちがみんなスポーツを楽しめるように、そして、人生が豊かになることが大事ですよね。ただ、それだけではなくて、実際のスコアの数値で勝敗を決めるものと、2本立てになっていました。
それで、ハンディ込みのネットスコアでは、カテゴリーも関係なく参加者全員の中で優勝者が決まります。「2016 ISPSハンダ ブラインドゴルフ世界選手権」の男子は日本の唐澤俊生選手が、女子はアメリカのリンダ・ポート選手が優勝しました。そして、ハンディ無しのグロススコアでは、世界選手権ではカテゴリー別になっていて、男子B1の部でイスラエルのゾハー・シャロン選手が、男子B2ではアメリカのジェレミー・ポインスノット選手、男子B3はイングランドのポール・アップルヤ―ド選手が優勝しました。
女子の部は、カテゴリー別ではなく、ネットスコアに続いてリンダ・ポート選手の優勝でした。
ポール・アップルヤ―ド選手は、2日目に81のスコアを出してますから、かなり高い技術を持っているようですね。健常者でも相当上手な人でないと出ないスコアだと思います。
「外務大臣杯・文部科学大臣杯2016第13回ブラインドゴルフ ジャパンオープン チャンピオンシップ」では、ハンディ込みのネットスコアでイタリアのステファノ・パルミエリ選手が総合優勝しました。これが文部科学大臣杯になります。
そしてネットスコアのカテゴリー別もあり、B1がステファノ・パルミエリ選手、B2が北村順功選手、B3が浅野貞信選手が優勝しています。ネットスコアの部は、男女混合のようでした。また、ステーブル・フォード方式で行われています。
ステーブル・フォード方式とは、トータルスコアではなくポイント制で順位が決まります。各ホールのストローク(打数)の合計で争うストロークプレーとは異なり、各ホールで決められた基準のスコア(パー設定)より何打良かったか、悪かったかによってポイントが与えられ、その獲得した合計ポイントで争われる競技方式です。バーディーのポイントが高く設定されるため、積極的なプレーになりやすく、最後まで勝敗の行方がわからなくなりやすいそうです。
グロス部門では、カテゴリー、男女で別れずに、総合でカナダのデレック・キブルホワイト選手が優勝しました。82のスコアですから、こちらも素晴らしいですね。これが外務大臣杯になります。そして女子だけでは、ステーブル・フォード方式のネットスコアで佐藤清子選手が、グロスではアメリカのリンダ・ポート選手が1位でした。
世界選手権とジャパンオープンで、表彰の対象が微妙に変わるところが面白いですね。より多くの人にチャンスが広がって良いと思いますね。
リオ五輪英国代表のチャーリー・ハル選手も、ジャパンオープンの表彰式に登場しました。国際スポーツ振興協会のアンバサダーになっているそうです。そして、先日まで日本で開催されていたTOTOジャパンクラシックに出場していました。
世界選手権終了後に、来年3月に開催されるニュージーランドオープンのことも発表されたそうです。これは、ニュージーランド男子のナショナルオープンで、クイーンズタウンで開催されます。プロとアマが組んで回るという、リゾート地らしい大会ですね。
今年の3月に、谷原秀人選手と深見東州さんがペアで出場し、好成績だったと聞きました。谷原選手は個人で2位でしたね。優勝寸前で、惜しくも逆転されましたけど、今年の好調さの始まりとなりました。
来年からは、国際スポーツ振興協会の単独タイトルスポンサーとなり、「ISPS HANDA ニュージーランドオープン」という名前になるそうです。
両大会とも、表彰式ではいつものように楽しいパフォーマンスを深見東州さんが披露されたようですね。歌あり、ジョークの効いたスピーチありで、とても盛り上がったようです。
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