第3回国民のコンサートの新聞広告が出ていました。今回のコンサートのタイトルは、「湯豆腐のように美味しい、国民のコンサート」~日本歌曲の夕べ~です。
秋になれば、紅葉の美しさにうたれ、金木犀の香りに陶酔する。
それだけではない。肌寒さを感じる時は、心和む湯豆腐が食べたくなる。
音楽も同じだ。ぬくもりのある、なつかしい日本歌曲が聴きたくなる
詩的な文章のように感じますが、日本歌曲も美しい日本語による詩心溢れる歌だと言われますよね。
私は昔ながらの日本の歌は、なんとなく聴いたことがあるという程度で、ちゃんと聞いたのは、深見東州さんが日本歌曲を歌われていたからでした。でも、聞いてみると、とても温かい、本当にぬくもりのある歌が多いなと思いました。
歌う人で随分印象が変わりますし、深見東州さんのような歌心のある歌手が、しっかりと歌ってくれれば、もっと今の人たちも聴くのではないかと思いますね。唱歌になると、小学生たちが可愛く歌ってるような印象しかもってませんでしたけど、本当に上手な人が歌うと、とても聴きごたえのある良い歌だと思いました。
せっかくなので、深見東州さんの日本歌曲に関して、少し紹介してみます。
実は、20年以上前に、すでに日本歌曲の数々を歌ったCDを出されてました。「日本の心」「日本の歌」というCDだったそうです。今は2枚組として、たちばな出版から販売されています。
20年以上前なので、声楽を学び始められてしばらくしての頃かもしれません。声がとっても若くて艶やかです。でも、ベルカントを完璧に自分のものにされる前の時期でしょうから、歌い方は今とはかなり違いますね。声はとても美しいのびやかな、そして温かい声です。何より、若々しい20代のような声で歌われている貴重な録音ですね。
その後は、まとまってCDにはなってませんが、ヒストリカルライブステージにも「初恋」などが収録されてますね。以後は、ほとんどステージだけで歌われてきたと思います。東京国際コンサートなど、クラシック系のコンサートでは、日本歌曲もかなり歌われていました。
歌謡曲やJ-POP、フォークソング、グループサウンズ、演歌だけのコンサートは、何度かされていましたけど、今回のように日本歌曲だけというコンサートは初めてだと思います。
毎回コンサートの度に、日本歌曲を歌ってほしいというリクエストが多かったそうです。そういう年代のファンの人も多いのでしょうけど、それ以上に、日本歌曲を歌う深見東州さんの歌唱力の高さがあるのではないかと思います。それで聴きたいという人が多いのでしょう。
ユーチューブなど動画では聞けませんので、レコチョクやアイチューンズなどで深見東州さんの日本歌曲を、一部だけでも聞いてみてください。今とは、歌い方が少し違いますけどね。
日本の歌
http://recochoku.jp/album/A230039837/
日本の心
http://recochoku.jp/album/A230039836/
[CD]日本の心・日本の歌(2枚組)
深見東州 唄・絵・題字
「日本の心」
●赤とんぼ
●みかんの花咲く丘
●椰子の実
●青い山脈
●荒城の月
●春が来た
●浜辺の歌
●東京ラプソディー
●鯉のぼり
●丘を越えて
「日本の歌」
●早春賦
●花
●夏の思い出
●村祭り
●おぼろ月夜
●もみじ
●ゆうやけこやけ
●この道
●ふるさと
●雪の降る街を
湯豆腐のように美味しい、国民のコンサート!~日本歌曲の夕べ~
主催:一般財団法人 東京芸術財団
2016年10月27日(木)
開場:17:30
開演:18:30
2016年10月29日(土)
開場:16:00
開演:17:00
場所:新国立劇場(中劇場)
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