7月27日、第5回東京国際コンサートが、満員の新国立劇場オペラパレスで開催されました。
今回は世界的なソプラノ歌手として名を馳せるアンジェラ・ゲオルギューをメインゲストに迎え、第1部が深見東州さん、第2部にゲオルギューさんが出演しました。
ゲオルギューさんの歌った曲目は、
- パイジェッロ作曲の「もはや私の心には感じない」
- ベッリーニ作曲の「やさしい妖精、マリンコニーアよ」
- ドニゼッティ作曲の「わたしは家を建てたい」
- フロトー作曲の「夏の名残のばら」
- シューベルトの「セレナーデ」
- マスネの作曲「エレジー」
- カンツォーネ、サンタルチア
- レオンカヴァッロ作曲のマッティナータ
- ラフマニノフ作曲の春の洪水
- G.ステファネスク作曲のマンドゥルリタ・デ・ラ・ムンテ
- E.カウデッラ作曲の「かわいい青い目」
- ジェローム・カーン作詞/オスカー・ハマースタイン2世作曲の「君はわがすべて」
また、ピアノのアレクサンドル・ペトロビッチさんが2曲演奏しました。
深見東州さんは、ミュージカル、カンツォーネ、ポップス、日本歌曲、童謡から幅広く選曲していました。
サマータイム、美女と野獣、魅惑の宵、ベサメムーチョ、ドンジョバンニのセレナーデ、彼女に告げてよ。そして後半は日本の歌になります。初恋、早春賦、おぼろ月夜、浜辺の歌、夏は来ぬ、夏の思い出、赤とんぼ、雪の降る街を。
そして、この日ピアノを演奏していた木村裕平さんが、深見東州さんのピアノ曲で「太陽神の世界」「山形の朝」の2曲を弾きました。
いやもう、とても素晴らしい素敵なコンサートになりました。
お2人とも、アリアではなく歌曲やミュージカルなど、少し軽めの声楽曲で構成されてましたが、歌心があり、とても気持よい幸せな時間を過ごすことができました。
深見東州さんは本当に綺麗な声で、何の力みもない抜群の歌唱で観客を魅了していました。そしてゲオルギューさんは、とても情熱的に、感情をあらわにして歌われるので、何か迫るものを感じましたね。抜群の歌唱は円熟されていて、そしてとてもチャーミングな方でした。貫禄のあるお姐様なのかなと思っていたら、そんなことはありませんでしたね、とても素敵な楽しい方でした。
日本語で、”ありがとう” を何度か言われていました。かなり気分良く歌っていたのではないかなと感じました。観客の反応も良かったですからね。たびたびお茶目な仕草を見せてくれたり、普段からけっこう楽しい人なのかなと思いましたね。
そしてアンコールでは、ゲオルギューさんが2曲「私のお父さん」と「踊り明かそう(マイ・フェア・レディ)」を歌いました。これは、本当に感動しましたね。胸に響くものがありました。
ちょっとyoutubeから、その2曲がありましたので載せておきますが、今回の方がもっと良かったように思います。
そしてアンコールが終わってから、今度はゲオルギューさんが深見東州さんを舞台に呼び、そこからまた楽しいステージが繰り広げられます。笑いと割れんばかりの拍手の中、再び歌が始まります。今度は2人のデュエットで、まず、メリーウィドウ・ワルツ、Lippen schweigenを歌い、そしてワルツを踊って、また大喝采でした。
これで終わるかなと思いきや、もう一曲行こうと、深見東州さんがゲオルギューさんに目配せすると、忘れな草( Non ti scordar di me )を歌い出します。これも素敵なデュエットで、最後は華麗なステップも見せ、最高に盛り上がったところでおひらきになりました。
いつまでも鳴り止まぬ拍手の中、再び皆さん登場し、花束を深見東州さん自ら出演者一人一人に渡して、惜しまれつつステージを去って行かれました。ものすごいコンサートになりましたね。それでなくてもゲオルギューさんが最高に機嫌よく歌っていたというだけで、すでに大成功だったように思います。
いつも共演者にも、最高に喜ばれる深見東州さんの細やかな演出でした。
ゲオルギューの小洒落た気品と女王の風格、時折みせてくれる無邪気さに圧倒された。舞台上で泣きそうになった。一流を肌で感じられた。こんな経験をさせてくれた全ての人に感謝。
(ちゃっかり名前載っちゃった笑) pic.twitter.com/Sd8XnxtxWo
— Маруяма кун (@maaaaru_de_Lupu) 2016年7月27日
袖にいても分かるゲオルギューの凄さ……
— Маруяма кун (@maaaaru_de_Lupu) 2016年7月27日
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