深見東州(半田晴久会長)さんは、次々と驚くことをされる人ですね。昨日は、2016年度のISPSハンダグローバルカップの記者会見を、都内で行われました。その時に、オーストラリアの男子ゴルフツアーと5年間のパートナーシップ契約を結んだことを発表されました。豪州ツアーCEOブライアン・ソーバーン氏が来日し、調印式を行われたようです。
【ISPSハンダグローバルカップ】半田会長「ゴルフを通して社会貢献」/ excite news
この冠パートナーシップ締結に伴い、今後の豪州男子ツアーは「ISPS HANDA PGAツアー・オブ・オーストラレイジア」になるそうです。そして深見東州(半田晴久会長)さんが同ツアーの総裁に就任することも決まったそうです。
世界の男子主要ツアーは6つあって、最大はPGAツアー(米国男子ツアー)ですが、あとヨーロピアンツアー、 日本ゴルフツアー、 アジアンツアー、オーストラリアPGAツアー、 サンシャインツアー(南アフリカ共和国)があります。
そのうちの一つと冠パートナーシップを締結したんですね。しかも日本人の組織と締結するとは、普通は考えられないようなことのように思いました。
そもそもオーストラリアは白人の国であり、人種差別が近年まで問題になったりするような国でしたよね。しかもゴルフと言えば、今でこそ女子はアジア勢、男子はタイガーウッズなどの活躍などで、大きく変わったとは思いますが、イギリスやアメリカを中心とする白人のスポーツという感覚がありますからね。海外で一つの大会を主催するのと違って、白人中心のツアーの名前に日本の組織の名前がつくのですから少し驚きました。
しかしよく考えてみると、一足飛びにそうなったのではなくて、それ以前からすでにオーストラリアPGA総裁に、深見東州さんは就任されていました。また、米国女子シニアゴルフ協会(The LEGENDS Tour)に至っては、2007年からずっと会長を務められていますので、実質トップの役職をされてきています。この時は、それまでの会長だったジェーン・ブラロックさんから、是非にと乞われての就任でした。欧米の中年女性から愛されているんでしょうかね、と、笑って言われてましたけどね。
なので、すでに白人社会の深いところにまで侵食(?)していたのは事実ですね。そうだったとしても、やはり驚きますよね。今年3月にクイーンズタウンで開催された、BMW ISPSニュージランドオープンに、大挙して日本人ゴルファーが出場しましたが、そういうことがすでにこの時に進んでいたんですね。
ISPSハンダグローバルカップ記者会見のニュースを今日見て、出場選手も気になっていたんですけど、まず、そのことに驚きました。
では、肝心の出場選手になりますが、まず、南アフリカのシャール・シュワーツェル選手。彼は、現在世界ランク22位ですから、優勝争いの筆頭格になるでしょうね。直前の全米オープンでの疲れはあると思いますが、素晴らしいプレーに期待しましょう。ちなみに今の調子だとオリンピックにも、当然出場資格があると思いますが、残念ながら辞退していました。
そして、南米大陸ランキング1位の、アルゼンチンのエミリアーノ・グリッロ選手が出場します。彼は今季から米国男子ツアーにフル参戦を開始したばかりの23歳の新人ですが、早くも初戦の米国男子ツアー開幕戦で優勝を飾りました。末恐ろしい新人ですね。もっとも注目の人かもしれません。その後、マスターズ初出場で17位でした。
それから、フランスのカンヌ出身のビクター・デュビッソン選手です。彗星のごとく現れ、世界ゴルフ選手権2014の第1戦で、現在世界ランク1位のジェイソン・デイとプレーオフ23ホールを戦い惜しくも敗れましたが、権威ある世界ゴルフ選手権初出場で準優勝を飾りました。その後全英オープン、全米プロゴルフでトップ10に入り、ヨーロピアンツアーでは、現在までに2勝しています。現在26歳で、ここ数大会の成績が振るわなかったので世界ランクは71位に下がっていますが、去年は20位以内にも入り、今年初めまでは30位台でした。
ということで、この3人は誰が勝ってもおかしくないほどの強豪ですね。そして、まだ数名の海外選手が出場するということですが、名前はわかりませんでした。日本選手も含めて、14日には正式に発表されるようです。日本ゴルフツアー機構の有資格者123人と主催者推薦27人の、150人が出場する予定だそうです。会場は石川県の朱鷺の台カントリークラブです。
それから、前週の16日からメジャー2戦目である全米オープンが、ペンシルベニア州オークモントCCで開催されます。そこに国際スポーツ振興協会所属の谷原秀人選手も今年は出場するそうですね。藤本佳則選手は、おしくも出場を逃しましたが、谷原選手の全米での活躍にも注目したいですね。
ISPSハンダグローバルカップは6月23日に開幕 / JGTO
「去年は不甲斐なかったのでぜひ挽回したい」とは谷原秀人。今季は先週の「日本ゴルフツアー選手権 森ビルカップ Shishido Hills」までに出場3試合でトップ5が続いており、「ここまでいい感じで来て、惜しいところまで行っている」とこの3週の鬱憤を晴らす意味でも今年は、ぜひ昨年のリベンジを果たしたいところ。
「でも、全米オープンで疲れているかもしれない・・・」と、ぽろりと一抹の不安がこぼれた先輩を、後輩のホストプロがすかさずフォロー。「全米帰りの谷さんを、癒やしてあげたい」とは、藤本佳則。もっとも、藤本自身も「最近、調子がよくないので。最低でも予選は突破したい」と、いざ本戦では先輩に構っている余裕はないかも?!
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