WSD世界人権サミットが、昨日東京ビッグサイトで開催されました。7階の会議室は1000人くらいのキャパでしょうか、時間には満員になってました。そして、入れなかった人たちは、1階の広いモニター室で視聴できたそうです。終了した後は、わざわざ1階のあぶれた人たちのところにまで行ってご挨拶され、お話されたようです。深見東州さんらしい、細やかな心遣いですね。
また、今回のサミットはとても深刻なテーマを扱うものでしたが、たまに横道に入る深見東州さんの小話で、会場の雰囲気も固くならずにリラックスして最後まで聞けたように思います。そういう細かい演出や場の流れを掴んで臨機応変な進行につなげるところは、今まで開催されたサミットでもそうでした。学ぶものは多いですね。
そして、人身売買という極めて深刻な問題について、今回のサミットのおかげでずいぶんと実態がわかってきました。というより何もしらなかったことを恥ずかしく思いました。テレビなどで、最近ヨーロッパの難民の人たちの様子がよく報道されていますけども、苦労してドイツやフランスにたどり着いたという涙を誘う姿が報道されてますね。確かに大変なことだなと思いますが、そこに来た人はまだいいとしても、ほとんどの難民は移動するために犯罪組織の助けを借りてしまうそうなので、その過程で人身売買という残酷なことに巻き込まれてしまった人のことは、ほとんど報道されません。というより、そこまでわからないのかもしれません。
最近は、中国で人身売買の大規模な組織が摘発されたとか、テロを起こしたとか、そういうニュースもありましたけど、毎年多くの弱い立場にいる子供や女性や男性が、あらゆる人身売買の犠牲になっていることは、ほとんど知られてないことに気がつきました。私たちの知らないところで、毎年何百万人もの人たちが強制労働に就かされ、臓器売買のために殺され、性的虐待や売春の強要にあっているのは、アメリカでは現代の奴隷制度とまで言われているそうですが、もう奴隷以下としか思えないような非人道的な犯罪です。まずは、そうした実態をみんなが知り、そうして、撲滅に向けての機運を作らないといけないんだなと思いました。そういう意味で、今回のサミットの意義は大きかったと思います。こういうものこそ、テレビとかでも取り上げて欲しいですね。
ネットから参加した人の声を拾いました。
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