今日と明日は、深見東州さんが会長を務める世界芸術文化振興協会主催、ジュリアード音学院共催による、「ジュリアード音楽院声楽オーディション」が開催されています。
才能ある日本の若い声楽家に、ジュリアード音楽院で学ぶ道を開いてあげることは、世界的な声楽家に育っていく夢を抱かせますね。日本人でジュリアードに入学した人は何人もいますが、声楽ではあまり聞きませんけど、ヴァイオリニストの五嶋みどり、諏訪内晶子、ピアニストの中村紘子もそうですよね。エリート中のエリートだけが入学できる大変な狭き門で、世界最高峰の水準の指導がなされています。
現在、第1回目のオーデションで最優秀賞を受賞し、ジュリアード音楽院声楽家に進み、さらに大学院オペラ専科に進んだ大西宇宙さんが、アメリカで活躍しているそうです。現在はジュリアードを卒業し、シカゴ・リリック・オペラの研修所に合格した後、今年の5月からは同劇場のアンサンブルとして契約したとのことです。
カーネギーホールにもバリトンソロで出演したり、そして9月から始まるシカゴ・リリック・オペラの新シーズンで、複数の舞台の出演が決まってるそうですから、もう始まっていますね。シカゴ・リリック・オペラはアメリカでは3大オペラハウスと言われ、そのホームは、3500人以上が収容できるメトに次ぐ巨大な劇場だそうです。マリア・カラスのアメリカデビューとなったオペラハウスとしても有名で、また、あのパヴァロッティを、キャンセルが多いというので出入り禁止にしたことでも有名だそうです。
シカゴ・リリック・オペラ(lyric opera of chicago)
大西さんのツイッターから。
目次にまでこの様に写真を載せていただきました。 デジタル版アプリもあり、月ごとに購入可能です。 Opera News by The Metropolitan Opera Guild https://t.co/kL3pmdXTBw pic.twitter.com/YCzvjXBZuC
— Takaoki Onishi/大西 宇宙 (@takabaritone) 2015, 11月 7
メトロポリタン・オペラギルドが発行する『Opera News』という雑誌で、「サウンド・バイト」というこれからの歌い手を紹介する記事に、特集を組んでいただきました。お時間のある方は、見て頂けると幸いです。 pic.twitter.com/7xh7KfTeVQ
— Takaoki Onishi/大西 宇宙 (@takabaritone) 2015, 11月 7
チェネのオケリハが始まった。アメリカで2番目にでかい劇場だけあって、響かせるのは大変だが、やはり声量ではなくテクニックなんだなぁと、ベテランキャストを見てて思う。リハの部屋で声がでかい人が、劇場で通るとは限らないからだ。学ぶことは多い pic.twitter.com/PjZMGKuXqo
— Takaoki Onishi/大西 宇宙 (@takabaritone) 2015, 9月 29
今日はシカゴ・リリックのシーズン・プレビュー・コンサートということで、若手が今シーズンのハイライトを歌うというイベントでした。とにかく美しい舞台で、このステージの上にいることに純粋に幸せを感じました。 pic.twitter.com/Ikt4Y1s0lc
— Takaoki Onishi/大西 宇宙 (@takabaritone) 2015, 9月 18
NYオペラ界を沸かせる大西宇宙って?- ニューズウィーク日本版
「彼は将来を約束された才能の持ち主だ」――世界中から若き才能が集まるニューヨークで、オペラ指揮の巨匠リチャード・ボニングにそう言わしめた日本人のバリトン歌手がいる。
大西さんの今後のご活躍を期待しています。
さて、「ジュリアード音楽院声楽オーディション」ですが、USTREAMでその様子が放映されています。本日の放映は終了しましたが、明日も14:00-18:00 、21:00-22:00でライブ中継される予定です。深見東州さんも、主催者代表として、最後に挨拶に出てこられるかもしれません。
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