深見東州さんの海外での演能紹介も今日で最後にしますが、アンコールワットとスフィンクスでの薪能のことは噂には聞いてましたが、実はニューヨークやロンドンなどの国際都市でも能を披露されていました。
ニューヨークでは、メトロボリタン美術館と、国連本部ビル正面玄関前広場の特設会場で舞われたようですね。日本の伝統芸能をアメリカの大都会の中心で披露したことで、能楽の素晴らしさを欧米人に生で感じてもらい、当時の日本における舞台芸術のレベルの高さを知ってもらえたのではないかと思います。それは日本という国にとってもブラスの印象になりますから、とても意義のある文化交流といえるでしょう。
日米のテレビニュースでも、その様子が放映されたようです。宝生流の家元さんや能楽師さんたちと行かれていました。
狂言も行われたようですが、英訳などもなかったでしょうし、果たして狂言の面白さをわかってくれたのでしょうかね。コミカルな声と動きに、けっこう笑いが出ていたそうですけど。
能を見たアメリカ人たちがどう思ったのかに興味がありますね。日本人でも、能を理解する人は少なくなっていますし、私もわかってませんので人のことは言えませんが、大切に守っていきたいものですね。
このように海外に進出し披露することで、本家の日本でも注目が集まり、伝統芸能の良さが見直されるかもしれません。
こちらはロンドン大学内のようです。能舞台があるというのがすごいですね。このために作られたのでしょうか。
半能「岩船」を舞われてます。龍神のお面でしょうか。
そして、こちらはオーストラリアのパースにある、ヒズ・マジェスティーズシアターなのだそうです。その時にちょうど100周年を迎えた、西オーストラリアで最も権威のある劇場だそうです。
とても格式が高そうなホールですね。
半能「田村」を演ずる深見東州さんです。なにか気迫を感じますね。
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