第2回「ISPSハンダ・全国中学校 高等学校選抜 チャレンジマッチプレー選手権大会」が、8月15日から18日かけて開催されていました。
正確に言うと「ISPSハンダ・高等学校選抜 チャレンジマッチプレー選手権大会」と「ISPSハンダ・全国中学校選抜 チャレンジマッチプレー選手権大会」が別々に開催されていました。
高校生の部は群馬県のサンコー72カントリークラブで、全国から選ばれた男女それぞれ32名によるマッチプレーが行われました。中学生の部は、16日から長野県の佐久リゾートゴルフ倶楽部で、やはり全国から男女16名の選手が選ばれてマッチプレーが行われました。
この大会は、毎年年末に沖縄で開催される「ISPSハンダ・全国中学校 高等学校選抜 マッチプレー選手権大会」に出場資格があるトップジュニア選手の次にくる選手を、各地域から推薦し開催されています。したがって、この大会で上位に入賞した選手には、12月の沖縄での大会に出場する資格が与えられます。
12月の大会では、全国中高生のマッチプレー王者が決まる大会になります。過去のこの大会の優勝者には、プロで活躍している安田祐香選手、岩井明愛選手と、プロテストに合格してませんが和久井麻由選手らがいます。男子では久常涼選手が優勝していました。
また女子では、古江彩佳選手や西郷真央選手、西村優菜、吉田優利、山下美夢有、岩井千怜、佐久間朱里、山口すず夏、梶谷翼、馬場咲希らの選手たちも、この大会でしのぎを削っていました。
ところで、この大会の主催者である国際スポーツ振興協会の深見東州さんと、日本高等学校・中学校ゴルフ連盟のつながりは、2006年から2011年までオーストラリアで開催した、ジュニアとシニアの男女が共に戦う「HANDA AUSTRALIA CUP」がきっかけだったそうです。
この大会には、高ゴ連の推薦で男女のジュニア選手らも出場し、そこで高ゴ連の先生たちと親しくなり、2010年からは「ISPS HANDA 日韓対抗 中学・高校生ゴルフ選手権」をスポンサーするようになったそうです。
深見東州さんは、かねがね高校や中学の先生が、ボランティアで約6000人のジュニアを育成していて、ジュニアの育成に大きな貢献をされていることに敬意を表していましたね。深見東州さんもジュニア育成の大切さを理解しているので、結びつきは必然だったのでしょう。
また高ゴ連の会長である中曽根弘文参議院議員は、障がい者スポーツ・パラリンピック推進議員連盟会長を務めているそうです。深見東州さんも34年前に日本ブラインドゴルフ振興協会を設立しましたので、何かの大会において知己を得られたようですね。
そして深見東州さんも現在高ゴ連の名誉顧問に就任し、中高生の育成に尽力しています。今回の大会も、高ゴ連とのコラボによって運営されています。
深見東州さんは、マッチプレーは選手の実力を磨き、本当の力を引き出す要素がたくさんあると考え、日本男子ゴルフツアーでもマッチプレーの大会を開催したことがあります。
高ゴ連の先生たちも、マッチプレーは礼儀やマナーを覚えるのにも役に立つと言うことで、2017年の12月に、全国のトップクラスの高校生男女を選抜し、第1回「ISPSハンダ・全国高等学校選抜ゴルフマッチプレー選手権大会」を開催しました。
2018年の第2回からは中学生のトップクラスの男女を加えて、「ISPS ハンダ 全国中学校 高等学校選抜 ゴルフマッチプレー選手権大会」となりました。
さらに、その次のクラスの選手のために、2019年から夏に「チャレンジマッチプレー」を開催するようになります。2020年と2021年は新型コロナの影響で開催中止になりましたけど、今年2022年は、無事に第2回が開催されました。
なを、結果は以下の日本高等学校・中学校ゴルフ連盟のホームページに記載されています。
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