国内外のゴルフ界に貢献してきた深見東州さんですが、また、来年に向けての新たなチャレンジを発表されました。先月11月中旬に、国際スポーツ振興協会主催の、ISPSハンダカップ・フィランスロピー・シニアトーナメントが終了しましたが、その時の表彰式にて、次年度の構想を披露されたそうです。
これまで国内のゴルフ界でも、ジュニアからゴールドシニアに至るまで支援を続けてこられてますけど、来年はゴールドシニアに新たな光を当てる計画があるそうです。それが賞金総額3000万円の、ISPSハンダ・ゴールドシニアオープンの開催になるそうです。現在、日本プロゴルフ協会が主催する68歳以上のゴールドシニアの大会は2試合で、賞金も500万が最高だそうです。なので、賞金総額が史上最高の画期的な大会になりそうですね。入場無料で、毎日先着1000人にお弁当まで配る計画もあるようです。さらに、80歳以上のベストスコアのゴルファーには、50万円の賞金を出すそうです。
なんとかして、ゴールドシニアを活性化させようとする意気込みを感じますけどね。そもそも、プロスポーツで68歳以上の大会があることすら、私には驚異に思えるんですけどね。ちなみに、日本プロゴルフ協会には、50歳以上のシニア、60歳以上のグランドシニア、68歳以上のゴールドシニアというカテゴリーがあるそうです。ゴルフだからこそ、その年齢でもプロとして活躍できるのかもしれませんね。陸上競技や水泳には、80歳や90歳の人でも出場できるマスターズ大会があるようですが、もちろん賞金はありませんからね。
この大会で優勝すれば、600万という日本の平均的なサラリーマンの年収以上の金額を手にすることができます。ジャンボ尾崎さんは70歳になってもレギュラーツアーに出場してますけど、そんなスター選手ではなくても、健康と技術を維持できてさえいれば、誰にでも優勝のチャンスがありそうですね。
深見東州さんのお話では、「高齢者のスポーツ大会、マスターズのような大会になって、将来的には100歳の日本一を競うような大会ができれば」と、夢が大きいですね。世界一の高齢化社会へと突入する、日本の現状も踏まえての構想かもしれませんね。
いくら長生きしても、健康でなければ、あまりありがたいとは思えませんし、そのためには運動が欠かせませんから、ゴルフ競技が高齢化社会に貢献できる余地はかなりあるように思えます。深見東州さんは、常々、ゴルフはプロでもアマチュアでも、何歳になっても同じように楽しめるスポーツと言われてましたから。
ゴールドシニアの大会を盛り上げ、高齢者になっても頑張るプロが増えると、日本の高齢者の人たちへの励ましにもなるのかもしれませんね。それでゴルフ競技を続けようと、あるいは始めようとする人も増えるかもしれません。65歳以上になると、年金生活になるからでしょうか、競技人口がめっきりと減るそうですけど、そのあたりは、高齢者のゴルフ熱が盛り上がれば、ゴルフ人口の減少に直面しているゴルフクラブも、そのうち何か新機軸を打ち出してくるかもしれませんね。
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