3月16日に行われた「深見東州・武道館桜ふぶきコンサート」の映像が、ルネサンス新世界で放映されていました。TOSHUチャンネルで視聴できます。
当日のコンサートの思い出がよみがえりました。動画ではミュージカル「オペラ座の怪人」から「ミュージック・オブ・ザ・ナイト」 そして、深見東州さんオリジナル「アンドロメダ王子」、またアンコールで歌ったアニメ「ルパン三世のテーマ」の一部を視聴できます。
「ミュージック・オブ・ザ・ナイト」の高音のファルセットボイスも綺麗に声が出ていますね。バリトンの低音からテノールの高音域まで2オクターブ半くらいは楽に出せていると思いますが、ファルセット領域まで加えると3オクターブは歌声としていけそうですね。
とにかく歌が上手いですよね。持ち声も良いですしね。オペラ歌手ですから、音程が完璧なのはわかりますが、ミュージカルや最近のポップソングを歌うときには、声楽の時とは歌い方を変えて、曲のタイプに合わせて変貌自在に歌えるところも、本当にすごいことだと思います。オペラ歌手がPOPSを歌うと、声楽の歌い方で歌う人が多いですからね。
あと、ふだんから英語で海外の友人とお話しするからでしょうか。英語の歌を歌うときに、発音をものすごく正確に歌われていると思います。あまり忠実な発音にとらわれると、英語の歌は歌いにくいので、日本の歌手の多くは英語っぽく歌っていますけどね。
オペラのアリアから演歌やポピュラーソングまで、総合的にここまで歌いこなせる歌手は、少なくとも今の日本にはいませんよね。海外には上手い人がいますけど。
「ファントム・オブ・ジ・オペラ」も当日は歌い、こちらは大貫裕子さんとのデュエットでしたけどとても良かったですね。
サブカルチャー雑誌の最新号「クイック・ジャパン」にも、久しぶりにコンサートレビューが掲載されていました。「深見はコロナ禍で人数制限をしなければいけなく、8000人しか入れられなかったとさらりと言っていたが、ここまで埋まった武道館はコロナ禍ではほとんどないだろう」ということでした。
そして、「約3時間半。オーケストラも、バンドも、休憩する場面はあったが、唯一休憩なしでしゃべり続け、歌い続けたのは、深見東州ただ一人だった。71歳とは思えない圧倒的な生命力。深見がどのような人物かますます掴めなくなったが、音楽に対する情熱は圧倒的で、そこにかける想いは並々ならぬものがあることが伝わってきた武道館公演だった。」と締めくくってました。
今回、オープニングソングとして歌った「サライ」は、今年3月に開催された「ひなまつりコンサート」でも最初に歌っていました。最初からクライマックス的な演出で始めるところが、深見東州さんらしい意外性がありますね。
ひなまつりコンサートの映像もルネサンス新世界で放送されていました。こちらは、最後に松任谷由実の名曲「春よ、来い」を聞くことができます。さわりだけですけど、ジワジワきますよ。
深見東州さんは、芸術とは何かを考えるとき、何事も驚きと感動がなければいけないと思っているそうです。人生は短いですし、限られた時間の中で、より有意義なことを世に広めるには、喜びや感動、さらにインパクトが必要だと考えているそうです。草の根運動は最初はそれで良くても、時間がかかる割には広がらないので、社会に広めていこうとするなら、そこに驚きや感動を付加して演出しないと、多くの人は認知してくれないということでした。
たしかに深見東州さんが主催するイベントは、ゴルフトーナメントなどもそうですが、そんな考えで行っているんだと感じますね。
行ってみると、何かしら必ず良かったなと思いますし、印象に強く残ることがありますからね。今回の武道館公演も、武道館単独公演というだけでもかなりのインパクトですけど、歌に感動がありましたし、演出にも驚かされました。
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