今年の8月に、第1回ISPSハンダ・全国中学校高等学校選抜チャレンジマッチプレー選手権大会が開催されていました。そこでは、12月に開催される第3回 ISPS ハンダ全国中学校高等学校選抜ゴルフマッチプレー選手権大会には選出されなかった次のクラス、2軍の選手たちが出場していました。
それで今回は、全国から選ばれたトップ選手たちによる、全国中高生のマッチプレーの王者が決まる大会になりますね。8月のチャレンジマッチプレー選手権上位2名も出場します。
12月の開催ということもあるのか、毎年沖縄で開催され、今年で3回目となりますね。昨年のこの大会の女子で優勝した安田祐香選手は、その後、オーガスタナショナル女子アマで3位、アジアパシフィック女子アマで優勝、メジャーのエビアン選手権にも出場し、ローアマを獲得しています。そして、今年プロテストにも一発合格していましたね。もともと優れた選手ですけど、着実に世界を相手に良い成績を残しているようですね。
ゴルフ紙によると、昨年の大会で優勝した時に、「マッチプレーは調子の有無にかかわらず、1ホールごとが勝負。そのため1打に集中ができ、勝負のポイントでは思い切ってへメルすべを学びました。このメリハリの大切さが今後に生きると思います。なんだか今まで見えなかったものが、見えたような気がしました」と語っていたそうです。
深見東州さんは、鉄は熱いうちに打てと言われますけど、ジュニアのうちから過酷な戦いを強いられるマッチプレーで技術と精神力を磨くことは、とても有効なことなのかもしれません。そして世界と戦って勝利することで、早くから世界ツアーに目を向け、勝負していくことにつながるようにも感じました。
ところで、8月のチャレンジマッチプレーに出場した中高校生の選手たちは、12月の選抜に出場する選手たちと紙一重の実力の持ち主なのだそうです。そんな有望な選手がジュニアにはたくさんいるので、より多くの選手にチャンスを与えようと、今年からチャレンジの開催も決めたそうです。
さらに、プロアマならぬ、ジュニア・アマという日を1日設けていました。これは、みんながプロを目指すわけではないと思いますけど、プロになると必ず必要な要素ですよね。中学生の選手を除いて、高校生選手とブラインドゴルファーや国際スポーツ振興協会の関係者が組みになって、一緒にプレーをしたそうです。そうやって、ゴルフだけではなく、ゴルフができるのは学校の先生や日本高等学校ゴルフ連盟、そして大人たちの理解と支援があってのことだということを知り、礼儀やマナー、言葉遣いや思いやりなどの社会経験を積んでもらうことが目的だったようです。
また、なぜここまでマッチプレーにこだわるのかというと、深見東州さんの中では、現在の、特に男子でしょうけど、日本のプロゴルファーが世界に遅れをとっているのは、マッチプレーの経験が少なく、その厳しさを知らないせいもあるからと思ってあるようですね。深見東州さんは、マッチプレーには様々な戦いの要素があり、人間の持つあらゆる要素が必要だと考えられているようです。だからこそ、早くからマッチプレーを通して磨き、世界に通用する選手に育ってもらいたいとの願いがあるのでしょうね。
現在、HANDA.TVで、8月のチャレンジマッチプレー大会の様子や、その時の深見東州さんの話などを視聴することができます。詳しくはそちらを見ると、さらによく理解できると思います。
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