MENU
ちひろ
書いてる人
深見東州さんの存在を知ったのは、もう15年以上前になります。日本にこんな人もいるんだというのがその頃の印象でした。
それから数年、この人はただ者ではないというのが私なりに分かってきて、それで深見東州さんのことを書いてみたいと思い、ブログを始めました。

ここ数年、見に来る人がやけに多くなって関心の高さを感じ、去年(2018年)からサイトも変え、もっとせっせと記事を書こうと思っています。

ところで深見東州さんについては、世間では意見が二つに分かれるようです。ダビンチのような万能の人じゃないかという人もいれば、怪しい人物じゃないかとか、胡散臭いと書かれていたりもします。よくわからない、謎の人物というのも多いですね。

ご判断はお任せするとして、肯定派の私の意見としては、深見東州さんの詳しい実態を知らなさそうな人、おそらく深見東州さんが出演するイベントに参加したことのなさそうな人に、否定的な意見が見られるように感じました。

と、えらそうなことを言っている私も、実は深見東州さんのことをよく理解しているわけではありません。わからないことの方が多いです。でも、イベントなどに参加すればするほど、本当に楽しいですし、ためになることが多いなと思います。この人はとてもいい人なんだなと心から思えますし、みんなを元気にしてくれる人だと思います。だから信用しています。

ということで、ここでは深見東州さんの活動から、まず、話題になっているものを拾い、最新情報を探して書きたいと思います。また、過去のことも調べて書いていくつもりです。ジャンルが幅広いのでわかりにくい部分はありますが、”誰でもわかる深見東州入門” を目指し、私自身も含めて、何者かよくわからないという人たちの謎を解くために書いていきますね。

第18回東京大薪能が復活、深見東州さんもシテで出演

東京大薪能が、4年ぶりに復活するようです。東京大薪能とは、東京都庁の都民広場やお台場の潮風公園で、無料鑑賞できる薪能の上演会です。シテ方宝生流能楽師であり、日本最大の能同好会である宝生東州会会主の深見東州さんが会長を務めるNPO法人世界芸術文化振興協会が主催し、能楽の普及と日本の伝統芸能の素晴らしさの発信に、これまで大きく寄与してきました。

1998年に第1回が開催されて以来、2014年まで毎年夏から秋にかけて開催されてきました。そして4年間のブランクがありましたが、2018年に17回目が開催され、その後は広場の改修や新型コロナの影響などもあり、しばらくは開催されませんでした。

ですので、今週の10月16日(日)に都庁で開催される東京大薪能は、4年ぶり18回目ということになります。

能楽師のシテとして、これまで44回の能の上演会に出演してきた深見東州さんですが、この大薪能においても、第1回から第9回までは、宝生流宗家とともにシテを毎年演じてきたそうです。第10回目以降、17回目までは能楽評論家として、「入門能楽鑑賞講座」において、能楽に関する詳しい解説を行ってきました。

私も何度かその解説を聞きましたけど、なかなか理解しづらい能楽のことを、すごくわかりやすく解説されていたのを記憶してます。私のような何もわからない人間にもわかりやすいと思わせる説明ができるのは、さまざまな世界の舞台芸術に精通しているからできるのでしょうね。

さて、今回の演目ですが、能「春日龍神」に、シテ方宝生流能楽師の辰巳満次郎さんが出演します。狂言「しびり」の太郎冠者は、狂言方大蔵流能楽師の山本則俊さんが務め、最後の能「鷺」は深見東州さんがシテを務めます。

「春日龍神」は、能にしては力強い動きを伴う演目になるそうです。「鷺」は短い演目ですが、たくさんの登場人物が豪奢な衣装で出てくるそうです。そして、なかなか演じられる機会が少ないそうです。免許皆伝で、宗家以外ではトップクラスの能楽師にだけ許される演目のようですね。

以下にネットから「鷺」と「春日龍神」のあらすじを引用します。

延喜帝(醍醐天皇)の御代のこと。ある夏、京都・神泉苑(皇室の庭園)で、帝は夕涼みの宴を催しました。池の洲崎には白い鷺が舞い遊び、曲水の宴の盃のように見える夕月の影が、地水に映っています。帝はじめ、参加した臣下、官人たちは皆、その美景を楽しんでいました。ふと帝は、興趣を覚えられたご様子で、臣下の蔵人に鷺を捕らえるよう命じられました。蔵人は翼のある鳥だけに、どうしたらよいかわからず躊躇っていましたが、帝の御威光を頼りにして、心を定め、岩陰から忍び寄って捕えようとしました。鷺は驚いて飛び立ちましたが、蔵人が鷺に、勅諚に従うようにと語ると、元の場所へ降り、羽を垂れて地に伏し、おとなしく捕らえられました。その場の人々は帝のご威徳だと称賛し、帝も大層お喜びになって、鷺にも蔵人にも五位の爵位を授けられました。鷺は優雅にあたりを舞い飛んだ後、帝の命により、放されました。すると鷺は嬉しそうに飛び上がり、どこへともなく去っていきました。

https://www.the-noh.com/jp/plays/data/program_104.html

入唐渡天…唐(中国)へ入り、さらに天竺(インド)へと渡り、仏跡を尋ねる…の志を持つ明恵上人(ワキ)は、しばらく日本を離れるので春日社(奈良県)へ向かいます。 春日社で出会った宮守の老人(前シテ)に参詣の理由を伝えると、老人は思い止まるよう明恵上人を説得し始めます。明恵上人が日本を離れることは、春日明神の神慮に叶うことではないと言う老人。さらに、入滅後の今インドへ渡っても釈迦の説法を聴聞できないのだから、春日の地を仏跡と見なして拝すればよいと諭さとします。老人の説得を神託と感じ、思い止まることにした明恵上人は、老人に何者かと問います。すると老人は、三笠山に天竺を移して釈迦の生涯を見せることを約束し、時風秀行と名乗ると、忽然と姿を消してしまいます。霊夢を蒙った春日社の社人(アイ)が明恵上人に神託を告げにやって来ます。社人が春日社の縁起を語ると、春日野が金色に輝き、草木が仏の姿へと変化します。そこへ龍神(後シテ)が出現し、八大龍王をはじめ諸王や龍女が参集する霊鷲山での釈尊の説法の場を、明恵上人に見せます。釈迦の生涯をすべて見せた龍神は、明恵上人に入唐渡天の意志がもはやないことを確認し、猿沢の池へと姿を消すのでした。

https://noh-sup.hinoki-shoten.co.jp/sh/39/ja

狂言「しびり」は、野村万蔵さんの出演した動画が投稿されていました。

この記事が気に入ったら
いいねしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次