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ちひろ
書いてる人
深見東州さんの存在を知ったのは、もう15年以上前になります。日本にこんな人もいるんだというのがその頃の印象でした。
それから数年、この人はただ者ではないというのが私なりに分かってきて、それで深見東州さんのことを書いてみたいと思い、ブログを始めました。

ここ数年、見に来る人がやけに多くなって関心の高さを感じ、去年(2018年)からサイトも変え、もっとせっせと記事を書こうと思っています。

ところで深見東州さんについては、世間では意見が二つに分かれるようです。ダビンチのような万能の人じゃないかという人もいれば、怪しい人物じゃないかとか、胡散臭いと書かれていたりもします。よくわからない、謎の人物というのも多いですね。

ご判断はお任せするとして、肯定派の私の意見としては、深見東州さんの詳しい実態を知らなさそうな人、おそらく深見東州さんが出演するイベントに参加したことのなさそうな人に、否定的な意見が見られるように感じました。

と、えらそうなことを言っている私も、実は深見東州さんのことをよく理解しているわけではありません。わからないことの方が多いです。でも、イベントなどに参加すればするほど、本当に楽しいですし、ためになることが多いなと思います。この人はとてもいい人なんだなと心から思えますし、みんなを元気にしてくれる人だと思います。だから信用しています。

ということで、ここでは深見東州さんの活動から、まず、話題になっているものを拾い、最新情報を探して書きたいと思います。また、過去のことも調べて書いていくつもりです。ジャンルが幅広いのでわかりにくい部分はありますが、”誰でもわかる深見東州入門” を目指し、私自身も含めて、何者かよくわからないという人たちの謎を解くために書いていきますね。

深見東州さんの支援を受け、ハンダ・オペラ・オン・シドニー・ハーバーを成功させたリンドン・テラシーニ芸術監督が退任

昨年のハンダ・オペラ・オン・シドニー・ハーバーは、アンドリュー・ロイド・ウェーバーの『オペラ座の怪人』が上演され、素晴らしい大成功を収めました。

オーストラリアのメディアの報道によると、2020年からはじまったCOVID-19のパンデミックの影響で、オーストラリア最大の芸術団体であるオペラ・オーストラリアも大打撃を被ったそうです。作品の大量キャンセルや、劇団員の4分の1が解雇されるなど、非常に厳しい状況に陥り、内部紛争が起きていたことも書かれていました。

幹部クラスや会長、CEOも変わったりと、とても大変な時期だったようですね。そんな中で2022年からは持ち直しはじめ、オペラ団の65年の歴史の中でも、最も成功した年になったようです。

3月から4月にかけ1ヶ月間開催された「ハンダ・オペラ・オン・シドニー・ハーバー」の『オペラ座の怪人』の大成功も、大きな要因だったのは間違いないと思います。『オペラ座の怪人』を著名な演出家やデザイナー、照明担当や振付師らとともに、引っ張ってくることに成功したオペラ・オーストラリアの芸術監督であるリンドン・テラシーニ氏の手腕がひかりました。

アボット首相と深見東州さん。真ん中がテラシーニ氏(2015年4月)

バリトン歌手のリンドン・テラシーニ氏は、深見東州さんとの親交が深く、IFACオーストラリアの代表者にも就任しています。2009年からは13年間にわたりオペラ・オーストラリアの芸術監督を務め、カンパニーの売上を2倍以上にしたそうです。

2012年に、深見東州さんが会長を務めるIFAC(世界芸術文化振興協会)からの支援を受けた「ハンダ・オペラ・オン・シドニー・ハーバー」という革新的なイベントを実現させ、今ではシドニーのこの時期に欠かせない一大イベントになるほどまでに大成功を収めています。

深見東州さんとテラシーニさん(2012年3月)

それ以外にもオペラを多くの観客に楽しんでもらえるように、幅広いレパートリーを持つようにしました。『エビータ』や『オペラ座の怪人』、『ウエストサイド物語』、『マイ・フェア・レディ』などの有名なミュージカルのオーストラリアでの上演を成功させます。

並行してテレビでのオペラ、LED スクリーンを備えたデジタル オペラなど、テクノロジーを駆使して近代化し、オペラを現代的に生まれ変わらせたと評価されています。2014年には「オペラ出演者、演出家、管理者としての舞台芸術への多大な貢献が評価され」オーストラリア勲章 (AM) を授与されています。

2022ハンダ・オペラ・オン・シドニー・ハーバー『オペラ座の怪人』
オープニング・ナイトにはアンドリュー・ロイド・ウェーバーもかけつけました

実は昨年の10月、そのリンドン・テラシーニ氏がオペラ・オーストラリアの芸術監督を退任することが、突然発表されました。本来は今年2023年まで契約があったそうです。かなり衝撃的なニュースだったようですが、「私はこの13年間、オペラ・オーストラリアで芸術監督を務めることをとても愛してきましたが、人生の次の段階に進み、新しい冒険をし、後任者の移行を可能にするために、このポジションから退くことにしました」と、本人が語っていました。

ちょうどこの年は、『オペラ座の怪人』の主役の一人との間で揉め事が起きたり、幹部の入れ替わりや、社内調査の流出で、いじめやハラスメントに関することが明るみに出たりするなど、会社のイメージが悪くなっていた時期でしたが、今回の退任とは関係ないそうです。

最も困難だった2021年に、新たにCEOに就任したフィオナ・アラン氏はテラシーニ氏に対して、65年の歴史の中で2番目に長く務めた芸術監督として、テラシーニの芸術的ビジョンと深い音楽知識に感謝していると述べています。また、CEOとしては最も困難な時期の着任でしたが、危機的な状況はどこにもなく、私が見えるのはチャンスだけですとコメントしました。

すでに2023年シーズンのラインアップは発表されていて、2023「ハンダ・オペラ・オン・シドニー・ハーバー」では、2014年以来2度目となる『マダム・バタフライ』の上演が決まり、準備に動き出していました。

テラシーニ氏は、2023年以降も名誉職として、特に「Handa Opera on Sydney Harbour(HOSH)」でオペラ・オーストラリアに携わることも発表されていました。そして無事に、今年の3月24日から4月23日まで、『マダム・バタフライ』がシドニーで上演され、今年もかなりの高評価を得ていました。

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