国内の女子プロゴルフツアーは、8月に、「NEC軽井沢72」が開催されることが決まりましたね。ただし、6月の今季開幕戦となった「アースモンダミンカップ」同様、ギャラリーを入れない試合になるそうですけどね。
海外のゴルフツアーは、米国男子ツアーが6月2週目から再開しましたが、こちらも9月の全米オープンまでは、今のところ無観客での開催が決まっているそうです。
あちらは、次のホールへ移動する際に、選手と観客がハイタッチしたり、至近距離で接しますからね。屋外スポーツとはいえ、それが無難かもしれませんね。
欧州男子ツアーも7月の第2週から4ヶ月ぶりに再開されました。今のところ順調に毎週開催されているようです。
しかし全米ツアーもPCR検査を事前に行っているそうですが、毎回大会関係者から数名の陽性者が出ているようなので、緊迫した運営を迫られているでしょうね。
しかも、日本もそうですが、出入国の際に隔離などの入国制限が続いている国もありますし、ゴルファーの国をまたぐ移動にも、なかなか困難が多いかと思います。
8月の全英オープン女子に出場する日本の女子選手も、日本に帰国した際は2週間の隔離になるそうです。また、米国ツアーに出場するための米国入りも、感染リスクもさることながら、2週間の自主隔離もあるので、今は渡米するにも躊躇しますよね。
そんな中、米国女子ツアーも、明日7月31日から、2月の「ISPS HANDA オーストラリア女子オープン」以来、5ヶ月半ぶりに再開します。こちらも当面の5試合はギャラリーなしでの開催になりますが、そこに日本からも河本結選手や野村敏京、山口すず夏選手が出場しますので、コロナに負けず、がんばってほしいですね。
また、国際スポーツ振興協会のアンバサダーである、レクシー・トンプソン、リディア・コ、ミンジー・リー選手も出場するので注目しています。
そのように、世界の主要ツアーも徐々に再開されていく中で、国際スポーツ振興協会が新たにスポンサードする大会が報道されていました。欧州男子ツアーで、8月に英国で開催されるウェールズオープンと、UK選手権の2試合のタイトルスポンサーに決まったそうです。
[blogcard url=https://www.europeantour.com/european-tour/news/articles/detail/isps-handa-on-board-to-support-uk-s-return-to-golf-as-title-sponsor-of-wales-ope/]
今年は米国も欧州ツアーも、コロナの感染拡大によってスケジュールが大きく変わっていますが、この国際スポーツ振興協会がスポンサードする大会も、欧州男子ツアーに新たに企画された「UKスイング」という6試合に及ぶシリーズ戦です。そのうちの2試合を支援することに決まったそうです。
初戦が、先週7月22日から開催された「ベットフレッド英国マスターズ」で、こちらは国際スポーツ振興協会のアンバサダーのリー・ウェストウッド選手がホストを務めました。そして、今週30日から「ヒーローオープン」、8月6日から「イングリッシュ選手権」、8月13日から「セルティッククラシック」、同20日から「ISPS HANDA ウェールズオープン」、そして27日から最終戦「ISPS HANDA UK選手権」が開催されます。
「ウェールズオープン」は、以前もISPS HANDAの冠大会として、2012年から2014年まで3度開催されました。その後は開催がなく、6年ぶりの復活になりますね。「UK選手権」もですが、いずれもライダーカップの名勝負が行われたコースで開催されるそうです。
そして、シリーズランキング上位10名には、9月開催予定の「全米オープン」の出場権が付与されるそうです。
ヨーロッパで最大の感染者と死者を出した英国ですが、ぜひ、この「UKスイング」が、復興へのきっかけになるといいですけどね。深見東州さんのことですから、そのような願いも込めて支援を決定したのではないかと思います。
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