ISPSハンダ・ゴールドシニアオープンが終わりました。68歳以上のゴルファーが出場した大会ですが、今回は、何と言っても賞金総額が3000万、優勝賞金600万ということで、出場する96人の選手たちにとって、とても気合が入る大会だったようです。エージシュートを達成した選手が初日4人、2日目には10人もいたそうです。唯一アマチュア選手として、主催するISPS会長の深見東州(半田晴久)さんも出場されていました。
[blogcard url=’https://www.pgatour.jp/web-magazine/news/n_isps-fr-16/?fbclid=IwAR0OR1e58fi9aRYHlkUS1OWqwVttNb_nNt23p_Iy6H0UdIFUTScdfmxtEVI’ width=’100%’ height=’190px’]初日は、深見東州さんと一緒に回った、国際スポーツ振興協会とアドバイザリー契約をしている青木民也選手が -3 でトップになり、同じく一緒に回った国際スポーツ振興協会所属の中山徹選手が -1で、2位タイという成績でした。ちなみに深見東州さんは+15 でした。これはハンディを入れてないと思いますので、今回出場したプロの数人よりは上のスコアになりますね。2日目の深見東州さんのスコアがネットに載ってなかったので、最後はどうなったのかはわかりませんけどね。でも、すごいですよね。シングルプレーヤーにもう少しでなれるんじゃないでしょうか。
2日目は、2位タイからスタートしたゴールドルーキーの中尾豊健選手が、2つ伸ばして青木選手を逆転し、優勝賞金600万をゲットしました。青木選手は2位、3位タイには中山選手や、昨年のこのゴールドシニアで優勝した海老原清治選手ら4人が入りました。
ISPSハンダ・ゴールドシニアオープンは、中尾豊健が1打差で逆転優勝。優勝賞金600万円という高額賞金を手にしました「宝くじのようにハマった(笑)。68歳からのゴールドシニアでは新人なので、周りは怖い先輩ばかり。その緊張感が良かったのかも pic.twitter.com/FuYjj8PWUX
— ISPS Handa Japan (@ISPSHandaJapan) 2019年11月25日
ISPSハンダ・ゴールドシニアオープンでは、エイジシュートを達成した選手全員にエイジシュート賞や、ニヤピン賞・ドラコン賞なども贈られます。エイジシュート賞には海老原清治、謝敏男、中山徹らも獲得。 pic.twitter.com/Pmt7ZB7FJ5
— ISPS Handa Japan (@ISPSHandaJapan) 2019年11月25日
大会前に、昨年、一昨年と、この大会を連覇している海老原選手が、とても戦略性の高いコースに仕上がっていて難しいコースだけど、だからこそ戦い甲斐があると話していたそうです。そして、「ゴールドシニアの私たちに、こんな最高の舞台を用意してくれたISPSさんには本当に感謝しかありません。ゴルフを楽しめて、出場選手96名、みんな幸せなはずです」とも言われていたそうですね。
優勝した中尾選手は、今年からゴールドに参戦しているそうですが、「新人なんで、毎回挨拶忙しいんですよ(笑)。プロゴルファー人生には新人の時期が4回あるかな。先輩方とまた再会できることが嬉しいですよ」と語っていたそうです。新人の時期が4回もあるというのは、ゴルフ競技ならではでしょうね。PGA のプロゴルファーが150名働いているアコーディア・ゴルフで、ヘッドプロをしていて、プロゴルファーにビジネスの研修をしているそうです。
参加者中の最年長は、太田了介選手で80歳でした。今でも週に6日はゴルフセンターでレッスン活動を行い、土日はジュニアスクールを持っているそうです。何歳になっても、生きがいを持って働けるのもゴルフの素晴らしいところですね。80歳になっても大きな試合に出場できる元気と気力も、そんなところに秘訣があるのかもしれませんね。
ISPS半田晴久会長「来年からは高校生アマチュアとゴールドシニアが一緒に回るシニアの大会を作ります。高校生の若いエネルギーとゴールドシニアの老練の技術、フィロソフィーの融合。ISPSはゴルフ界の活性化のため、”なくてはならない”場所への支援活動を続けていきます」 pic.twitter.com/w4l2BF9cmV
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ということで、今回のようなゴールドシニアの試合を開催することは、大会の成績以上に、大きな意義があるような気がしますね。日本は高齢者大国ですから、高齢者の方達が、いつもまで生きがいを持って、元気で生活できることが大きな課題になってますからね。ゴルフ競技には費用もかかるので、誰でも気軽に楽しめるわけではありませんけど、高齢者の人たちの生きがいや健康管理の選択肢の一つとして、これから見直されるかもしれませんね。
サッカーも、カズ選手のように50歳過ぎても現役で頑張っている選手もいますけどね。さすがに60歳を超えては無理でしょうから、ましてや70歳、80歳では危険なので、幾つにもなっても健康であればできるゴルフ競技は、有望かもしれません。
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