高校生国際美術展を見てきました。高校生が制服でたくさん見に来てました。一般の人ももちろんいました。
書道の部では、内閣総理大臣賞や文部科学大臣賞に選ばれた作品が、とても素晴らしいですね。草書体の美しい字で、よくこれだけ書けますね。どう見ても高校生とは思えないような熟練した技術です。
個人的には、世界芸術文化振興協会名誉会長賞の字体も個性的で良かったと思いました。とにかくレベル高いですね。驚いてしまいました。
絵画は、内閣総理大臣賞に見事な写実画の作品が受賞していました。木立の中に陽が射している風景画ですが、ここまで太陽の日差しの明るさと影を上手に表現ができのが素晴らしいです。色合いも繊細というのか、微妙な色合いの葉の色の違いを、見事に表現しています。
文部科学大臣賞の作品は、シンプルな中に、モダンなアートのセンスを感じる作品で引き込まれます。不思議な影が写っているのがポイントなんでしょうか。8月1日より、HANDA.TVで、これらの作品が放映されるようですから、見てない人は見ると良いと思います。
海外の高校生の作品もたくさん展示されていて、国ごとに、特徴が感じられるのが面白いです。カンボジアの生徒の作品からは、平和とか、国際協力とか、切実的な願いが、そのまま絵画として表現されていました。タイになると、ほとんど仏教色一色です。中国の生徒の作品には水墨画の影響が見られるし、シンガポールは表現しにくいですが、不思議なパワーを感じる作品でした。そのうちの1枚は、ジャパンタイムズ賞に選出されてました。
絵画ばかりではありません。深見東州さんが選ばれたのかどうかは知りませんが、世界芸術文化振興協会会長賞に、洗面台で半分顔を出しているカバの創作作品が選ばれてました。「私の日常」という、なんとも笑いを誘う作品でした。
今回作品が選ばれて、国立新美術館に飾られた高校生さんたちは、とても嬉しいでしょうね。しかも表彰式も盛大のようでしたし、良い思い出になることでしょう。また、その道を志す人たちには、とても自信にもなったでしょう。深見東州さんは、次世代の若い芸術家たちが育つように、こうやって地道な活動を続けてこられているんだなと思いました。素晴らしいことだと思います。大手新聞やスボーツ新聞社も協力し後援しているし、20近い国の大使館も後援し、総理大臣や都知事をはじめ、たくさんの県知事さんまで、挨拶文を寄せてました。
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