この雑誌に掲載された記事は、昨年の世界オピニオンリーダーズサミットの記事になります。深見東州さんが会長をされる世界開発協力機構の主催により、過去3回にわたり開催された民間のサミットですが、なかなかこのような議論の場は、日本では見かけません。とても貴重な機会ではないかと、今、改めて読んで、そう思いました。
エコノミスト 2014/11/25
欧米の政治家の言葉は、いいたいことが明確にわかるところが好きです。日本の政治家は、何か言うと、すぐ揚げ足をとられることをおそれているのか、慎重な言い回しが多くて、ともすると何が言いたいのかわからなくなることもあります。正しいかそうでないかは別にして、橋下さんなんかは、その点はっきりいうのでこちらも意見がでてくるし、そういう意味で判断しやすいですね。
このときのサミットも、通訳する人の力量でも左右されるでしょうけど、聞いてるとなにかしら触発されて、普段考えないような政治の問題にまで興味が湧いてきました。
第3回のゲストの、ジョン・ハワードさんとフィデル・ラモスさんは初めての参加で、トニー・ブレア氏は2回目でした。今の時代を動かしてきたトップの政治家ですし、そういう人のカリスマ性にふれるだけで、自分自身のレベルアップになったようにも感じました。
そして総勢10人のバネラーたちの意見をコンパクトにまとめて、適切にフォローされる深見東州さんの才覚もさすがでした。国際情勢なんか刻々と変わるでしょうし、いったいいつ勉強されているのでしょうね。相当に詳しいとか、そんなレベルではないですね。評論が書けるような専門家レベルのように思いました。
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