明るすぎる劇団東州定期公演は、今年で第6回目でした。過去、2011年だけは震災のために中止になっています。そして翌2012年の第3回定期公演は無事に開催されて、この時のDVDも発売されています。前年の分まで凝縮されたような濃い内容で、2年ぶりの公演は、とても充実していたと思います。
「人食い熊」という、人を食った話の物語が、そうとう愉快な劇でしたね。他にも、「フランケンシュタイン」「仲人」など、どれも第3回のメインになりそうな力作が上演され、前年の分も取り返すような第3回定期公演の内容でした。
深見東州さんの幕間バントマイムは、「マネキンのマネきん」「東州キャットリン」という、マネキンを使ったバフォーマンスと猫のいろんな形態のバフォーマンスが、なんともいえない笑いを誘う面白さがありました。
明るすぎる劇団東州の一貫している特徴はそのままに、演劇そのもののレベルが高くなっていて、鈴木弘子さんの情感たっぷりの絶妙なナレーションも素晴らしかったですね。明るすぎる劇団に欠かせない存在でしょう。鈴木さんのナレーションは明るすぎる劇団のキャラにスッカリと溶け込んでました。昨日、この第3回のDVDを久しぶりに見て、かなり面白かったので、紹介しました。
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