ISPS HANDAが、3年ぶりにシニアツアーに戻ってきました。そして、60歳以上のグランド、68歳以上のゴールドの試合が非常に少ないということで、今回の大会は3つのカテゴリーで開催されました。
50歳以上のシニアツアーは、韓国の崔虎星(チェ・ホソン)選手が驚異的な追い上げでトップを走るタイのスリロット選手に追いつき、プレーオフに持ち込みました。
崔虎星選手のティーショットは、くるって回るような面白い打ち方しますね。解説者が体をよじらせて打った時はフェアウェイにいくんですよと言ってたので笑いました。グリーンでも体を拗らせて打つことがあって、笑わせてくれますね。虎さんの愛称で呼ばれているそうですけど、素晴らしいショットを決め、プレーオフで逆転優勝を飾りました。
グランドシニアは、崎山武志選手が優勝しました。ゴールドはISPS HANDA所属の尾崎直道選手がぶっちぎりの優勝でした。

表彰式でPGA会長が、ISPS HANDAは今年「全英シニアオープン」のタイトルスポンサーになりました。R&Aが認めた世界的なスポンサーであり、そのようなところから主催してもらえることに感謝していますと話されてました。世界のゴルフ界では知らない人がいない、メジャーな団体になったんですね。

主催者代表の半田晴久会長(深見東州さん)はすでに来季のことも考えているようです。その話がスポーツ紙に載っていました。
半田会長は国内の男子ゴルフの活性化を願い、ISPS は日本ツアーと欧州ツアー(DPワールドツアー)の初の共催大会で22~24年に特別協賛を務めた。今年8月には2週連続で男子ツアーの大会を開催した。
国内シニアツアーは3年ぶりの実施となったが、来年はさらに支援を拡大していく。「今年は賞金総額3000万円でしたが、来年は6000万円でやります。そのうちグランドとゴールドで1000万円で、シニアは5000万円。シニアの優勝賞金が1000万円 (今年は360万円) になったら、有名選手も出てくれるでしょう」と、来年11月に開催予定の大会の概要について明かした。
ISPSは来年の大会について、男子ツアーを3、4試合行う計画を立てていた。その中で、オーストラリアと日本ゴルフツアー機構 (JGTO) の共催で賞金総額約1億3000万円の大会はニュージーランド・オークランドで開催することで最終調整に入っている。
国内では今年同様8月に2週連続の開催を考えていたが、猛暑の中で2週連続は厳しいと判断して1億円大会を1試合にすることで調整中。さらに韓国との共催大会を考えていたが、日程が合わずに断念。男子ツアーが2大会となることで、シニアの賞金総額が増えることになった。
半田会長は「ISPSはゴルフなどの社会貢献を第一に考えている一般社団法人。どうすることでゴルフのため、社会のためになるかを考えている。これからはますます高齢化になるので、グランド、ゴールドをやることがゴルフ界には必要」と開催意義について語った。
試合数の少ないグランド、ゴールドの選手にとって大会が継続されるのはこの上ない喜びとなる。実際、今大会ではゴールドに出場したいという選手が多く、推薦枠が拡大され、グランドは14人、ゴールドは18人での競技となった。主催者選考会には2人枠に60人もの選手が出場した。
今大会に出場できなかった選手を受け入れるため、26&27日に「ISPS HANDA グランドゴールドトーナメント!」(群馬・草津CC)を実施する。さらに、12月8、9日には、 シニアとその半分以下の年齢の女子がペアで回る 「ISPS HANDA ペアペア・トーナメント!」(千葉・ブリック&ウッドC) も行う。こちらも申し込みが殺到した。
今大会では予選落ちした選手に一律5万円を支給し、主催者選考会の敗退者にも一律 2万円を支給した。
ISPSはシニアだけでなく、グランド・ゴールドにも愛を持って対応している。「志と健康とゴルフの技を持ったら90歳、100歳になっても稼げる。往年の素晴らしいスターが何歳になっても輝くような存在であることは、アマチュアにとってはお手本であり、大きな励み」と話す。大会が大成功に終わっても半田会長は探究を続ける。

試合終了後には、ポールダンサー10人による、ポールダンスのパフォーマンスが行われました。2022年に開催した時も、やはり試合後にポールダンスが行われました。
半田晴久会長がポールダンサーをシニアツアーに呼ぶ理由は、「シニアに元気になってもらいたい」という狙いとともにポールダンスの魅力を広めたいからだそうです。「ポールダンスは、もうもうと煙の漂う夜のバーで踊ってるイメージがあるのですが、実は。ポールスポーツとして世界に広がっていて、五輪種目を目指して、毎日2時間、3時間とトレーニングしています。アーティスティックスィミングと同じような立派な競技なんです。それを少しでも皆さんに知っていただきたいです。」と話されていました。
いつまで視聴できるかわかりませんが、下のアーカイブ動画から、最終日のプレー、ポールダンス、また表彰式も見ることができます。半田晴久会長も解説に加わっていました。ポールダンスでは、シニアの選手たちの感想もテンション高くて幸せそうでしたけど、司会者が興奮気味なのが、かなり目立ってましたね。
あんな細いポールに体を絡めて美しい表現力や技術を競うので、体操選手と同じような筋力がなければ、体重を支えることができませんよね。コンテストで優勝したり、いろんなところに出演しているダンサーたちだけあって、すごい技と筋力だなあと思いながら見てました。






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