前にも紹介しましたが、深見東州さんの絵画展が開催されるそうです。セントラルミュージアム銀座というギャラリーで、10月12日から18日まで展示しているそうです。今回は、元求龍堂編集長の松井武利氏と、美術評論家ワシオ・トシヒコ氏による企画になるそうです。
「深見東州の書」で解説を書いたり、松井氏は深見東州さんの自選画集の編集もされてましたね。古くからの良き理解者なのでしょう。いまでこそ、多くの専門家の高い評価を耳にしますが、松井氏は、いち早く深見東州さんのことを巨匠だと言ってましたね。さすが優れた美術出版で知られる求龍堂で編集長だけに、作品を見る目はたしかです。
今回は、過去の深見東州さんの作品、2847点の中から、選りすぐった60点が、解説とともに展示されるそうです。はっきりいって、とくにこの数年の作品など、甲乙つけがたい、優れた作品が目白押しですからね。そのなかから選ぶとなると、最後はおふたりの好みになるのかもしれませんね。
そして、とにかく実物をみないとその本当の良さがわからないと思います。作品から出てくる、なんともいえないものすごいエネルギーというのでしょうか、作品の前に立つと、魅入られたように足が止まってしまいますからね。そんな傑作がたくさんあります。それは、写真で見るよりも、やはり実物を見ないと感じにくいでしょう。上手い絵を描く人はたくさんいても、思わず立ち止まって、食い入るように見てしまう作品が書ける人は少ないと思います。
そういう絵が描けるというのは、やはり、芸術家としての本物の魂を持つからではないかと思います。見ているだけで、なにか感化されるものがありますね。そして、毎年のように作風の幅が広がってきましたから、そのなかから、どんな作品を選んであるのかも、楽しみですね。
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