第6回、明るすぎる劇団東州定期公演は、7月の4日、5日に開催されました。
すでに3週間がたってしまいましたが、新聞記事を一つ紹介しています。
2日間で、1800人が新国立劇場に来場したそうです。
昨年は、アレー人という大爆笑の傑作があり、しかも初日と最終日で、ストーリーが違うという凝りようでした。
今年は、まず「民宿」で爆笑しました。初めての作品であり、ストーリーが謎でしたので、よけいにハラハラしながら楽しめましたね。明るすぎる劇団のストーリーは、どのように展開していくのか、まったく予測不可能です。だれも思いつかないような内容になっていきます。でも、バラバラなわけではなく、ちゃんと、一本の線でつながってるんですね。ストーリーを知らない方が、一層楽しめますが、今回の「バッタに抱かれて」「盛り場」はリメークということで、内容は知ってましたけど、でも、おおいに楽しめました。
ひとつは、深見東州さんが、舞台の脇で、舞台進行に準じた歌を熱唱されているたからでしょう。今までにない新しい手法を編み出されていました。でも、半分以上は歌ってる感じでしたから、深見東州さんは大変だったかと思います。観客は大喜びでしたけどね。
盛り場は熱演でした。ストーリーがわかっていても、ドキドキしながら引き込まれてしまうという、独特の世界がありますね。なかなか強烈な内容ですが、やはり代表作のひとつではないかと、今回思いました。こんな盛り場があれば、まあ、あるはずがありませんが、行ってみたいと思う人も多いのでは。
バッタに抱かれては、これもまたありえないようなラブストーリーが展開されていきますけど、感動するんですよね。男らしいバッタに心打たれますね。そしてけなげなOLに、温かいものを感じて、泣けてくるんですよ。脇で深見東州さんが歌う、オリジナル曲の「朝が来たら」がまたすばらしい演出効果を出していました。とても素晴らしい劇です。
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