笹生優花選手が2度目の全米女子オープン優勝を飾りましたね。デビュー時から、大物感を感じてはいましたけど、最初のメジャー優勝のあとは、もう少しで優勝という試合はあったものの、3年間勝てませんでしたからね。優勝インタビューで、もう勝てないのかもと思うこともあったと語ってましたから、本当によかったです。
彼女は昨年の全米女子プロでは1打差で優勝を逃し、同じくメジャーのアムンディ・エビアン選手権では3位と、大舞台に強い何かを持っていますよね。
最終日トップだった、ISPS HANDAアンバサダーのミンジー・リー選手に12ホール目で並ぶと、13ホールではトップに立ち、最後は2位に3打差をつけての優勝でした。
3日目を終わって上位5人が3打差内で、この中から優勝が決まると予想してましたけどね。まさかの1位タイの上位3人の選手が、それまでの3日間をイーブンパー70以内で回っていたのに、最終日に75、77、78と総崩れしたのは予想外でしたけどね。
その間に、5位から笹生選手が-2と伸ばし、4位の渋野日向子選手は+2で何とか踏ん張り単独2位になりましたので、日本選手によるワンツーフィニッシュとなりました。
そういえば、笹生選手の2021年全米女子オープン優勝も、畑岡選手とのプレーオフでしたから、それ以来の快挙ですね。女子ゴルフ世界最高峰と言われる大会において、今回はトップ10に古江彩佳選手、小祝さくら選手、竹田麗央選手と、5人の日本選手が入るというのも快挙といえそうです。
All the emotions for @SasoYuka_315 🥹 pic.twitter.com/p3H8Zi5AdL
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🚨緊急編成🚨
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⛳笹生優花選手優勝🏆全米女子オープンゴルフ選手権ハイライト
📅6月3日深夜1時〜1時15分初回放送(再放送・見逃し配信あり)
📺最終日再放送
📅6月3日ごご6時30分〜
📅6月9日ごご1時30分〜
📱ゴルフネットワークプラスで見逃し配信
📝ニュース&放送予定https://t.co/M7dIgWUdcw pic.twitter.com/u1xY0FaLqE
日本勢最終結果🇯🇵
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笹生、渋野、古江、小祝、竹田の5選手が来年出場権を獲得しました。
1 -4 笹生🏆
2 -1 渋野
T6 +2 古江
T9 +3 小祝 竹田
T12 +4 山下
T19 +6 岩井千
T36 +10 尾関
T39 +11 西村 河本
T44 +12 畑岡
T51 +13 吉田
T67 +15 鈴木
74 +21 岩井明#全米女子オープン#USWomensOpen pic.twitter.com/Fr4sP9ksZO
There's a trio on top!
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Lots of changes to the leaderboard on moving day… including a three-way tie for 1st ☝️
FULL LEADERBOARD ⬇️ https://t.co/tzFUmnkLxw
最初の2021年の優勝賞金は100万ドルでしたけど、今回の優勝賞金は240万ドルと跳ね上がっていますね。賞金総額も過去最高の1200万ドルです。
タイからも3人の選手がトップ10入りしましたけど、長い間、米国女子ゴルフツアーを席巻していた韓国勢は、すっかり、ひと頃の勢いがなくなりましたよね。それに変わるところまではいきませんけど、日本選手が大勢、世界ランキングを上げてきてますね。トップ10には誰も入ってませんでしたけど、今回優勝した笹生選手が30位から日本勢トップの6位にジャンプアップしました。
ちなみに現在の女子世界ランキングは、復活を果たしたネリー・コルダ選手が、今季出場試合5連覇の偉業を含む6勝をすでにあげ、ぶっちぎりのトップですね。あとはISPS HANDAアンバサダーの、ハナ・グリーン選手、チャーリー・ハル選手、ミンジー・リー選手もトップ10に入ってます。リディア・コ選手は、CMEグローブ ポイントランキングでは3位につけていますけど、世界ランキングは15位です。
笹生優花選手🥇🏆表彰式
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「主催のUSGA、ランカスターCC、ボランティアの皆さんに感謝します。こんなにも難しいコースを用意してくださって笑」#GOYUKA#笹生優花#全米女子オープン#USWomensOpen pic.twitter.com/kd4z5xTCMm
今回の大会は、優勝した笹生選手も言っていたようですけど、とても難しいコース設定になっていたようですね。ネリー・コルダ選手やリディア・コ選手など、そうそうたるメジャーチャンピオンや強豪選手が予選で姿を消す波乱の大会でした。そんな中で優勝した笹生選手はもちろんですけど、世界のトップレベルで通用する日本選手が、確実に増えていると思っても良いでしょうね。
日本の男子選手も松山選手だけでなく、世界の檜舞台で活躍して欲しいところですけどね。星野選手や中島圭太選手、久常涼選手、桂川有人選手など、欧州ツアーの舞台では活躍してますので、期待を持てる状況にはなってきましたよね。
日本男子ゴルフ界の活性化のために尽力している深見東州さんも、男子選手のレベルアップと、世界に出ていける環境づくりに多いに貢献してきました。その深見東州さんは、笹生優花選手とは、まだ世界や日本で優勝する前から、ジャンボ尾崎を介して家族ともども交流を持っているそうです。
ジャンボ尾崎から、メジャー級の素質を持つすごい子がアカデミーに来たので、何かあれば助けてあげてもらえないかとも頼まれていたそうです。
それで2020年の、ISPS HANDAがスポンサードする豪州開催の米国女子ツアー2試合に、スポンサー推薦で出場していたのを思い出しました。YUKA SASOという聞き慣れない日本選手が出場していたので、記憶に残ってました。
その直後からコロナ禍になりましたけど、日本女子ツアーに本格参戦し、すぐに2連勝を飾って一躍有名になりましたよね。2021年からは米国女子ツアーに軸足を移し、その年の全米女子オープンで優勝して、初めてシード権を獲得しています。
8歳の頃、アニカ・ソレンスタムのようになりたい、世界一の選手になりたいと本気でコーチする父親に言っていたそうです。それから二人三脚で猛烈なトレーニングを行なってきて、それが今の笹生選手の基礎になっているのでしょう。深見東州さんは以前、「彼女はきっと世界で活躍する、次世代のインターナショナル樋口久子になると思います」と語ったそうですが、さらに今後も、上を目指して活躍されることでしょう。
「前回の(フィリピン国籍での)全米女子オープン優勝は母へのお返し、今回(日本国籍での)優勝は父へのお返し」 全米女子オープン2勝を挙げた最年少チャンピオンになった笹生優花🏆「今後の試合でも頑張って、オリンピックに出場するチャンスを(自分に)あげたい」 pic.twitter.com/upnh63WJJG
— Eiko Oizumi (@EOizumi) June 2, 2024
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