谷原秀人選手が、日本男子ツアー最終戦「ゴルフ日本シリーズJTカップ」で、先月の三井住友VISA太平洋マスターズに続き、今季2勝目をあげました。
11月から2勝とノリノリの谷原秀人「42でも43(歳)でも勝てて最高のクリスマスと正月がきた」 https://t.co/2Sp3jEaRWM #golf #ゴルフ #ニュース pic.twitter.com/hp1RhLlyia
— スポーツ報知 (@SportsHochi) December 5, 2021
先日、こちらに記事に、20代の若い選手が台頭する中でベテランの存在感を見せてくれましたと書いたばかりでしたが、存在感どころではないですね。42歳ギリギリで優勝したかと思えば、今度は43歳になったばかりでメジャーで優勝と、日本のゴルフ界を牽引する力をまだまだ持っているということですね。
今回の優勝で驚いたのは、そのことだけではありません。まだ欧州ツアーに行きたいと思っているそうです。「外に行って、なかなか成績を出せない苦しさもあるけれど、常にうまい選手がいるところでやることで、自分自身が強くなれれば。日本にとどまるのは楽ですけど…、そういう人生をしたくない。常に、ちょっとでも上を目指して頑張りたい」と語ったそうです。
おそれ入りますね。4年前に欧州男子ツアーに参戦したときの理由も、やはり「ただうまくなりたいだけ。日本にいたら上手くならない。これっぽっちの人生でどれを選ぶかっていったら、僕はただこれを選びたいだけ。しんどくてもやりたい」と語ってましたけどね。その気持ちは日本に戻ってきてからもブレていないようです。
国際スポーツ振興協会の半田晴久(深見東州さん)会長が、谷原選手を祝した広告を出していましたけど、そこでも谷原選手の欧州男子ツアーに参戦した理由について触れていました。大谷翔平やイチロー、藤井聡太と同じ志であり、偉業を成し遂げる選手に共通する精神だと書かれてましたけどね。
今回の優勝を見て、着実に偉業への道を歩んでいる気がしてきました。来年の活躍に期待しています。
あと、その谷原選手と優勝を争い、2位になったのがベテランの宮里優作選手でした。かつて谷原選手の後を追うように欧州ツアーに参戦し、その2人がトップ2というのも、何か今の日本の男子ゴルフ界を象徴している気がしましたけどね。
そして、最終日の前半終了時点までトップに立っていたのが、池村寛世選手でした。彼は、10月の「ISPS HANDAガツーンと飛ばせツアートーナメント」で、念願の初優勝を飾って以来、優勝のチャンスでしたけどね。最後に力尽きてしまいましたけど、大きく飛躍した1年になりましたよね。
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