国際スポーツ振興協会所属の谷原秀人選手が、「三井住友VISA太平洋マスターズ」で、久々の日本ツアー優勝を飾りましたね。
谷原選手は昨日11月16日が誕生日で、43歳になりました。40代でツアー優勝というのは、世界ではフィル・ミケルソンやタイガーウッズなど、たくさんいますけどね。日本ツアーでは、最近は20代の若手の選手が台頭し男子も世代交代かと言われているようです。その中でベテランの存在感を見せてくれましたね。
谷原選手は昨年2020年から、日本ツアーに完全復帰しました。コロナ禍のなかでしたが、昨年は日本オープンゴルフ選手権とゴルフ日本シリーズJTカップのメジャー2試合でいずれも2位の成績を収めていました。
ただ今年に入ってからは優勝に絡む試合がなく、もう一つパッとしませんでしたね。それが10月末に行われた「ISPS HANDA ガツーンと飛ばせツアートーナメントで優勝を争い5位タイに入りました。次の試合でも7位タイに入り、今回の「三井住友VISA太平洋マスターズ」での優勝につながりました。
#三井住友VISA太平洋マスターズ🏌️♂️
— TBS ゴルフ【公式】 (@GolfTbs) November 14, 2021
=最終日=
🏆優勝 -6 #谷原秀人 選手
優勝インタビューです🎤
「5年ぶりの優勝。痺れましたね」
🎥でご覧ください🙌#TBS #golf #ゴルフ pic.twitter.com/u0CJ4c62l8
『三井住友VISA太平洋マスターズ』最終ラウンドは、単独トップでスタートした谷原秀人が、最終18番ホールでバーディを奪い、金谷拓実とのデッドヒートに終止符!😤
— JAPAN GOLF TOUR (@JGTO_official) November 14, 2021
通算6アンダーでツアー通算15勝目を飾りました❗️㊗️🎊
今大会は2013年以来の2回目の優勝です‼️🏆🏆
おめでとうござました‼️😆👏🏻👏🏻👏🏻 pic.twitter.com/Nns9nZU1nB
思い返すと2013年11月、石川遼選手と谷原秀人選手がペアになり、「ISPSハンダ・ワールドカップ・オブ・ゴルフ」に出場し、世界の強豪チーム相手に3位と健闘しました。その直前に開催された2013「三井住友VISA太平洋マスターズ」では、谷原秀人選手が優勝し、石川遼選手が2位になっていました。
たしか2015年から国際スポーツ振興協会所属になり、その年の「HEIWA・PGM CHAMPIONSHIP」で優勝しました。翌年2016年も「HEIWA・PGM CHAMPIONSHIP」で連覇を飾りますが、今回の優勝はその時以来5年ぶりの日本ツアー優勝になりますね。2016年は初のメジャー優勝を含むトータル3回優勝し、最後まで池田勇太選手と賞金王を争い2位になりましたけどね。
翌2017年からは国内ではなく欧州ツアーがメインになりました。「世界選手権シリーズ-デル・マッチプレー選手権」で強豪を撃破し4位になります。優勝したダスティン・ジョンソンを最後まで苦しめた準決勝の戦いは、米国のゴルフファンにも強い印象を残したそうです。深見東州さんも、この時の谷原選手の健闘ぶりを讃えていましたね。
他にも4大メジャー全てに出場したり、欧州ツアーのフラッグシップ「BMW PGA選手権」では3位に入るなど、世界の谷原へと飛躍した年になりました。
2018年は欧州ツアーに専念し、トップ10に5回と健闘しましたけどね。残念ながら優勝には届きませんでした。
2019年もほぼ欧州ツアーをメインに参戦したものの、この年はあまり実績を残せず、翌年の欧州ツアーのシード権を失ってしまいます。
そして日本ツアーへの復帰になりますが、40代を超えても,日本ツアーの第一線で優勝を争える実力は、この時の欧州ツアーでの激戦を戦い抜いてきたことが大きいのかもしれませんね。
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