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ちひろ
書いてる人
深見東州さんの存在を知ったのは、もう15年以上前になります。日本にこんな人もいるんだというのがその頃の印象でした。
それから数年、この人はただ者ではないというのが私なりに分かってきて、それで深見東州さんのことを書いてみたいと思い、ブログを始めました。

ここ数年、見に来る人がやけに多くなって関心の高さを感じ、去年(2018年)からサイトも変え、もっとせっせと記事を書こうと思っています。

ところで深見東州さんについては、世間では意見が二つに分かれるようです。ダビンチのような万能の人じゃないかという人もいれば、怪しい人物じゃないかとか、胡散臭いと書かれていたりもします。よくわからない、謎の人物というのも多いですね。

ご判断はお任せするとして、肯定派の私の意見としては、深見東州さんの詳しい実態を知らなさそうな人、おそらく深見東州さんが出演するイベントに参加したことのなさそうな人に、否定的な意見が見られるように感じました。

と、えらそうなことを言っている私も、実は深見東州さんのことをよく理解しているわけではありません。わからないことの方が多いです。でも、イベントなどに参加すればするほど、本当に楽しいですし、ためになることが多いなと思います。この人はとてもいい人なんだなと心から思えますし、みんなを元気にしてくれる人だと思います。だから信用しています。

ということで、ここでは深見東州さんの活動から、まず、話題になっているものを拾い、最新情報を探して書きたいと思います。また、過去のことも調べて書いていくつもりです。ジャンルが幅広いのでわかりにくい部分はありますが、”誰でもわかる深見東州入門” を目指し、私自身も含めて、何者かよくわからないという人たちの謎を解くために書いていきますね。

世界の男子ゴルフツアーに大きな潮目が到来

今年の4月には、欧州男子ツアーの試合が日本で初めて開催されますね。深見東州さんが会長を務める国際スポーツ振興協会(ISPS)が冠スポンサーとなり「ISPS HANDA   欧州・日本どっちが勝つかトーナメント!」という、ユニークな名前がついてますけどね。

そんな欧州男子ツアーを長い間サポートしてきた、ドバイに拠点を置く港湾運営物流企業「DPワールド」が、ツアーの冠スポンサーになりました。名称も「ヨーロピアンツアー」から「DPワールドツアー」に変わりましたよね。

もともと世界各地で開催されていたので、ワールドツアーという名前も悪くないとは思いますが、欧州(ヨーロッパ)という名前がなくなることに抵抗はないのかなと思っていました。

欧州男子ツアーは米国男子ツアー(PGAツアー)に比べ規模が劣りますし、有名選手の大半は米国ツアーをメインにしています。それで欧州の名前がなくなってしまうと、どこのツアーなんだろうとなるような気がしました。

ところが、そうでもないようですね。というか、複雑な背景がいろいろあるようですね。

「DPワールド」が冠スポンサーになったことで、これまで以上にドバイマネーが入り、欧州男子ツアーの賞金額が過去最高になっていました。ただそれで世界中から選手が集まってくるかといえば、米国男子ツアーも賞金額がさらに高くなっていましたから簡単ではないでしょうけど。

「DPワールド」になると報道される前、昨年の10月に、サウジアラビアの公的投資基金(PIF)がゴルフ投資企業「リブ・ゴルフ・インベストメント」を、グレッグ・ノーマンをCEOに迎えて設立しました。そしてアジアンツアーに今後10年間、少なくとも2億ドル以上(後に3億ドルに増額)という莫大な投資を行い、魅力的な大会を年間10試合開催すると発表しました。

それで危機感を抱いた欧州男子ツアーと、サウジアラビアに対抗したいUAEが、手を組んだのではないかと言われているようです。

サウジアラビアもUAEも、原油以外の別な産業を振興することを考えているようです。潤沢な資金を持つ中東の2国が莫大な資金をスポーツに投入し、ゴルフツアーの主導権で優位に立ち、ゴルフ文化、ゴルフ産業を大きく育てようとしているようです。あるいはスポーツウォッシング(国家や団体がスポーツを利用してイメージを高めたり、不都合な真実から目を背けされること)ではないかと訝る人もいるようですね。

アジアンツアーとしては、この2年間はコロナのために、まともに試合を開催できませんでした。それがいきなりサウジマネーを背景に、欧米に対抗するツアーとして生まれ変わり、将来に向けて安定してツアーを存続できることになるわけですから、願ったり叶ったりのようです。

ただ、グレグノーマン氏が、もともとゴルフのトップ選手だけによるスーパーリーグ構想を持って動いていただけに、世界中から有名選手を集めてそれを実現しようとしていると、欧米のツアーからは非常に警戒されています。それでアジアンツアーとの関係が、一気に悪化してしまいました。

昨日まで開催されていたアジアンツアー開幕戦「サウジ・インターナショナル」には、欧米ツアーのトップ選手が大挙出場していましたからね。欧米ツアーは当初、この大会への欧米ツアー選手の参加を許可しないのではと思われていました。最終的に、条件付きですけど参加を認めましたけどね。

ドバイマネーと手を組んだ欧州男子ツアーも、賞金額の増額だけでなく、米国男子ツアーとの共催大会を設けたり、欧米ツアーの提携を強化してメリットを増やしています。スーパーリーグ構想に批判的なマキロイやジョン・ラームは、DPワールドツアーになったことを歓迎しているそうです。

圧倒的な人気を誇る米国男子ツアーは、年間放映権収入が800億(7億ドル)と年々高騰しています。ことしのツアーの賞金額も、アジアンツアーへ選手が流れないようにとの対策からか、さらに破格な金額の大会やボーナスが増えています。

今のところ、サウジのオイルマネーを得たアジアンツアーが存在感を強める中で、一強と言われた米国男子ツアーと、さらにドバイマネーを得た欧州男子ツアーが対抗して、提携を強めている感じと言えるでしょう。

肝心のトップ選手たちの動向も気になります。欧米のツアーが制限を設け、今後は有名選手の囲い込みに走るのでしょうか。それとも選手の自由に任せる流れになっていくのでしょうか。アジアンツアーの中から、ゴルフスーパーリーグのようなトップ選手を集める大会が開催されることになっていくのでしょうか。

世界の男子ツアーにも大きな変革の流れがきているようで気になりますね。これが世界のゴルフ界の分断や混乱にならなければいいですけどね。蚊帳の外に置かれている日本男子ツアーの今後も気になるところです。

深見東州さんが会長を務める国際スポーツ振興協会は、世界6大ツアーの一つ、豪州男子ツアーの冠スポンサーになっていますが、契約を2023年まで延長したそうです。ゴルフオーストラリアの総裁でもあり、欧州男子ツアーとは深い関係を築いています。アジアンツアーや南アフリカ男子ツアーとも親交があり、米国男子ツアーとも、ワールド・カップ・オブ・ゴルフなど、大きな大会を何度かスポンサードしてきました。

世界の主要ツアーと信頼関係を築いている数少ない日本人であり、その手腕が高く評価されています。欧州男子ツアーの日本開催をまとめ上げたように、今後日本男子ツアーが活性化し、存在感を増すためのキーマンになるような気がしますけどね。

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