ISPS HANDA は、2022年10月からラグビーオーストラリアとメジャー・パートナーシップを結び、7人制ラグビーナショナルチームのプリンシパルパートナーになっています。
最初は男女ともにパートナーでしたが、今季からは女子だけになっているようですね。男子のユニフォームからISPS HANDAのロゴがなくなっています。
7人制ラグビーは、2024年11月末からHSBC SVNS 2025ワールドシリーズが開幕しました。ゴールデンウィークの5月3日、4日に年間優勝を決めるワールドチャンピオンシップ ロサンゼルス大会が開催され、世界一が決まりました。

HSBC SVNS 2025ワールドシリーズは、7人制ラグビーの最高峰の大会といえますね。男女とも約半年間にわたり、6都市を転戦します。その6大会の獲得ポイント上位8チームが世界一決定戦となる「ワールドチャンピオンシップ」に出場することができます。
レギュラーシーズン6大会の結果では、女子はニュージーランドが3年連続、3連覇を飾りました。ISPS HANDAがパートナーのオーストラリア女子チームは、3年連続2位という成績でした。昨年は同じ獲得ポイントで並んでいて、最終戦でレギュラーシーズン勝者が決まるという劇的な幕切れでした。

そして昨年度からレギュラーシーズンとは別に世界一決定戦が行われるようになりました。昨年度はオースラリア女子チームが、レギュラーシーズン優勝のニュージーランドに雪辱し、世界一に輝きました。

今季(2024/25)も、レギュラーシーズンで両チームは激しい戦いを繰り広げました。結果的にニュージーランドが6戦中1位4回、オーストラリアは1位2回という成績で、獲得ポイントでニュージーランドが上回りました。

そして、「ワールドチャンピオンシップ」の決勝で、両者はふたたび相まみえ、ニュージーランドが昨年の雪辱を果たして世界一の座を奪い返しました。これでこのSVNS ワールドシリーズにおいて、通算8度目の世界一となり、4度のオーストラリアに水を開けました。
とはいえ、この両チームは永遠のライバル関係と言われ、女子セブンズ2強として君臨し、他に世界一になった国はありませんからね。
Never in doubt when Jorja is on the pitch 🤩
— HSBC SVNS (@SVNSSeries) May 5, 2025
A performance worthy of the HSBC Player of the Final Award from Jorja Miller #HSBCSVNS #HSBCSVNSLAX pic.twitter.com/Oeo2DW0hiw
それから今回、女子セブンズ日本代表(サクラセブンズ)が、レギュラーシーズンで5位と大飛躍を遂げていました。7人制ラグビーは15人制に比べると小柄な選手が目立ちますが、その中でも日本チームはかなり小柄な印象です。
それで上位8位以内に入り、「ワールドチャンピオンシップ」に出場できたことは、これはすごいことだと思います。本戦では7位に終わりましたが、レギュラーシーズン3位のフランスに勝利しています。来季(2025/26)のHSBC SVNS 2025ワールドシリーズ出場権も確保しました。
#サクラセブンズ の充実の #HSBCSVNS 2025シーズン終了🌸🏉
— ラグビーパス (@RugbyPass_JP) May 5, 2025
コメント欄に、約6ヶ月間世界と戦い続け、新たな歴史を作った選手・スタッフの皆さんへのメッセージをお願いします💬🤝
✅史上最高の総合順位5位
✅史上最高の大会順位4位(バンクーバー大会)
✅フェアプレー賞獲得️… pic.twitter.com/nXPLrxE2ap
また、梶木真凜 選手は、HSBC SVNS ドリームチーム・オブ・ザ・イヤーに、常連のマディソン・リヴァイ選手(オーストラリア)らとともに選出されるという快挙を成し遂げています。マディソン・リヴァイ選手は3年連続で女子トップトライスコアラーのタイトルを獲得しました。

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