先日千葉で開催された「ISPSハンダ・医療従事者応援ジャンボ尾崎記念チャリティートーナメント」の表彰式で、深見東州さんが来季と今年の予定について言及したそうです。
まず、来季の日本男子レギュラーツアーに復帰するそうです。賞金総額5000万の大会を2試合開催し、さらに下部ツアーであるチャレンジも1試合開催するそうです。
2018年の9月に開催された「ISPSハンダマッチプレー選手権」を最後に、JGTOの対応に改善を促すために、レギュラーツアーから徹底していました。それが、3年振りにレギュラーツアーに返り咲くということは、何か意図するものがあるのでしょう。
深見東州さんの発言では、「まもなくJGTOより正式発表されますが、正式発表後、私からそのいきさつを詳しく説明する場を設けます。約1千人の男子プロがQTに挑み、その背後には約2千人の高校生・中学生がプロを目指している。男子プロのためにどうすればいいかと常に考えています。また、3千人の可能性、夢を考えると、戦える場を提供することが、ISPSの役割だと思います」とのことでした。
おそらく近日中に詳細な記者会見を開くつもりなのかもしれませんね。
今季は、本来でしたらISPSが主催する国内の大きなプロゴルフ大会の予定はありませんでした。それが新型コロナウィルスの蔓延により、沈滞ムードのゴルフ界と、試合がなくなってモチベーションの上がらないゴルファーたちのために、急遽4試合の大会開催を発表し、全てに観客を入れ限りなく通常に近い形で開催してきました。うち2試合は、今大変な状況の中で医療を支える人たちを支援する、男女のプロによるチャリティ大会として開催されました。
4試合の賞金総額は1億4500万にのぼり、大会の運営費まで入れると5億円近い出費になったそうです。しかし、そこまでしても、社会に貢献しながら、ゴルフ界も活性化できるので、大変有意義な出費だったと、深見東州さんが語っていたそうです。
5億円というお金が、ゴルファーや関係者、ゴルフ関連の施設やイベント関連業者だけでなく、医療従事者の手にも渡ったことになり、さらに多くの人の移動などもあるので、経済活性化という意味においても、一役買う事ができたのでは無いかと思います。
コロナ対策も、今回選手や関係者だけではなく、報道関係者にもPCR検査を実施し、さらに毎回密を防ぐ工夫や、ホテル内の次亜塩素酸水の噴霧など、やれるだけの対策をしてきたようです。そのおかげでしょうか、これまで感染者の発生はゼロだそうです。
また、もし感染者が出て、仕事に行けなくなるなどの支障が出る場合には、その補償までする、そんな覚悟も決めた上で開催されていましたよね。
ところで、この4試合を終えた後も、それらの試合に出場できなかったゴルファーのために、賞金付きの大会をすでに9月末に開催されていました。さらに10月に1試合開くことも、国際スポーツ振興協会のホームページで確認できます。
- 2020年10月5-6日、ISPS HANDA 木漏れ日枠トーナメント!(「ISPS HANDA 医療従事者応援ジャンボ尾崎記念 チャリティトーナメント」に応募し、残念ながら出場できなかったゴルファーのために開催。)
- 2020年9月29-30日、ISPS HANDA・低体温枠トーナメント!!(主にシニアツアー公式戦に出場できなかったゴルファーが参加)
また、秋以降には、チャリティーとして、男女レギュラーとシニアプロをミックスした大会も開催する予定だそうです。そう簡単には、今年を終わらせないようですね。
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