日本男子ゴルフツアーも、9月になってようやくフジサンケイクラシックが開催されましたね。今年、国内で開催された初の男子レギュラートーナメントでしたから、ここまでの道のりは長かったですね。
しかし、この後は10月に「日本オープン」の1試合、11月は3試合、12月に1試合だけしか予定にありません。国内開催の半数は、すでに中止が決まっています。
そのような中、公式戦ではありませんが国際スポーツ振興協会主催の「ISPS HANDA 医療従事者応援 ジャンボ尾崎記念 チャリティトーナメント」が、9月14・15日で開催されます。この試合はレギュラーツアーに出場する、片山晋呉選手、谷原英人選手、藤本佳則選手など、原則49歳までの男子プロが104名出場するそうです。
ジャンボ尾崎選手の出場は、現時点では未定のようですが、国際スポーツ振興協会が支援する「ジャンボ尾崎ゴルフアカデミー」からも10名ほどの選手が出場するようですね。
原英莉花選手らの活躍で脚光を浴びている「ジャンボ尾崎ゴルフアカデミー」は、ジュニア世代のゴルファーを育成するために2017年11月に設立され、翌年4月から開校しています。欧米に比べて、日本はジュニア育成の環境がかなり劣る面があるそうで、このアカデミーでは、一流のプロの指導からトレーニング、広大な練習場に至るまで、かなり恵まれた環境が用意されているそうです。
月会費は10800円で、ジャンボ尾崎ゴルフアカデミーセレクション を通った40人くらいが在籍し、週末に練習に通いに来るそうです。遠方から来る選手は宿泊もできるそうですね。
2018年8月にはNPO法人「JUMBOスポーツ・ソリューション」が設立されます。ジャンボ尾崎が相談役に、長男の尾崎智春さんが理事長をつとめ、ジュニアゴルファーを対象にしたレッスンイベント「ジュニアレッスンサーキット」を全国で開催するなど、ジュニアのサポートを通してゴルフ界の底上げをはかり、世界で通用するジュニアの育成を目指して活動しているようです。
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また、JUMBOスポーツ・ソリューションは毎年2月ごろに開催されている、ジャンボ尾崎ジュニアレッスン会 supported by ISPS (兼ジャンボ尾崎ゴルフアカデミーセレクション) を、国際スポーツ振興協会や株式会社ジャンガーと主催しています。ジュニアや若い選手の育成にも力を入れる深見東州さんとは、考え方の方向性も似ているのかもしれませんね。
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原英莉花選手は高校1年の時にジャンボ尾崎の元に来て、その後設立されたアカデミーに通い始めたそうです。現在レギュラーツアーで連続優勝中の笹生優花選手はプロテスト合格後に通い始めました。
西郷真央選手は高校入学前にセレクションを受け一期生に合格し、アカデミーで腕を磨いてきました。また、川崎志穂選手、野澤真央選手も指導を受けているそうです。続々と将来を担う選手を輩出していますね。飛ばし屋さんが多いのは偶然でしょうか。
それから、今回の大会に出場希望しながら、出場がかなわなかった選手のために、別枠で「ISPS HANDA 木漏れ日枠トーナメント」を10月5日に開催することも決まっていました。先日のシニアトーナメントの時に、言われていたそうです。全ては予定になかった試合ばかりですが、コロナ禍において試合数が激減しているため、医療関係者への支援とともに、国内のプロ選手のモチベーションを保つためにも、またゴルフ界のためにも開催を決めたのでしょう。
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