ISPS Handaの冠大会となる、海外のゴルフトーナメントが2月から3月にかけて続きますね。
まず、2018年2月8日(木)~11日(日)に ISPS HANDA ワールドスーパー6パース。
2018年2月15日(木)~18日(日)には、 ISPS HANDA オーストラリアン女子オープン。
2018年3月1日(木)~4日(日)は、 ISPS HANDA ニュージーランドオープンと続きます。
ISPS HANDA ワールドスーパー6パースは、昨年から欧州男子ゴルフツアー、豪州男子ツアー、アジアンツアーの共催により開催されています。試合方式に特徴があり、始めの3日間をストロークプレーで行い、最終日はノックアウト方式のマッチプレーになります。
予選カットも2日目終了時に行われ65人が3日目に進みます。さらに3日目終了時点で24人に絞り込まれます。その24人で最終日、トーナメント形式による6ホールのマッチプレーが行われ優勝者が決まります。
だんだん競技者が絞られていく、とてもユニークな試合方式ですね。昨年から始まった大会ですけど、それ以前には「ISPS HANDA パースインターナショナル」として4回ほど開催されてきました。
谷原秀人選手も、昨年は最終日まで残りましたけど、マッチプレー1回戦で、優勝したブレッド・ラムフォード選手に敗れました。しかしその後の、WGC・デルマッチプレー選手権では、並み居る世界の強豪を倒し4位になりましたね。今年も谷原選手は、 ISPS HANDA ワールドスーパー6パースに参加する予定のようです。
ISPS HANDA オーストラリアン女子オープン、同じくオーストラリアでの開催になりますが、こちらは米国女子ツアー、欧州女子ツアー、豪州女子ツアーの共催になります。古くは日本の樋口久子選手も優勝し、錚々たる世界の女子のトップ選手が優勝者に名を連ねてきました。
2016年の大会では、日本の野村敏京選手が優勝したことで、日本でも大きな話題になりました。今年も、世界から強豪選手が参加する注目の試合になりそうです。
そして、 ISPS HANDA ニュージーランドオープン、豪州男子ツアーが主催する、ニュージーランドのナショナルオープンになります。日本男子ゴルフツアーとパートナーシップを結んでいるので、オーストラリアやニュージーランドだけでなく、日本選手の参加も多くなっていますね。
この大会は、クイーンズタウンという世界的なリゾート地で開催され、プロアマ形式で行われます。昨年は元ジャイアンツの桑田真澄選手が参加して話題になっていました。
去年は、深見東州さんが会長を務める国際スポーツ振興協会のアンバサダーに就任したばかりのマイケル・ヘンドリーが、久々に地元勢として優勝を飾りました。残念ながら日本選手は武藤俊憲選手らの24位が最高でした。
その前年は、谷原秀人選手が2位になっていました。深見東州さんと組んだプロアマ戦でも、最終日の10組に残るという健闘ぶりが、現地で話題になっていたそうです。スポンサーが最終日まで残ることは極めて珍しいからのようです。
ところで、現在の谷原秀人選手ですけど、今年はじめからすでに世界を飛び回っています。
昨年度の実績により、欧州男子ツアーの賞金シードを獲得し、今年も欧州ツアーを主軸に、海外転戦を予定しているそうです。昨年は地球4周半もの移動をしたそうで、4大メジャーにも全て出場し、年間通して自己最高の賞金額を獲得したそうです。日本男子ツアーの賞金王、宮里選手とほぼ同じ額を手にしていました。
そして今年の成績ですが、1月は、欧州男子ツアーのアブダビHSBCゴルフ選手権とオメガドバイデザートクラシックに出場しました。アブダビHSBCゴルフ選手権では、初日に単独トップにたちましたので期待しましたけど、最後は64位で終えました。オメガドバイデザートクラシックは、予選落ちと苦しい試合が続いていますね。
その前に開催された、アジア選抜チーム対欧州選抜チームで争うユーラシアカップでは、池田勇太選手と共にアジアチームで出場し、タイの選手とペアを組んで連勝しました。最終日にヘンリク・ステンソンとのマッチプレーに惜敗し、アジアチームも逆転で敗れてしまいました。
現在、世界ランク77位ということですが、昨年はここから順位を上げてマスターズの参加資格50位内までアップしましたね。今年は、どんな活躍を見せてくれるのか、楽しみにしたいと思います。
コメント