6月7日から、ISPSハンダ グローバルチャレンジカップが裾野カンツリー倶楽部で開催されます。
こちらは日本ゴルフツアー機構の2部トーナメントである、チャレンジトーナメントの一つになります。レギュラーツアーのシード権を持たない選手対象ですので、若手選手はもちろん、ベテランでシード権を失った選手たちも出場します。
深見東州さんは、若手選手や、レギュラー復帰を目指すベテラン選手たちの出場機会を増やすことにも熱心で、レギュラートーナメントに進出する前から取り組んできました。今年で6回目の開催になるそうです。そして今年は総勢144名の選手が凌ぎをけずり、優勝者には、「ISPSハンダマッチプレー選手権(1・2回戦)」の出場権も与えられるそうです。
「ISPSハンダマッチプレー選手権」は、今季最高の賞金額の大会なので、もしそこでも活躍すれば、レギュラーツアーへのシードも視野に入ってくるそうです。それだけに、ISPSハンダグローバルチャレンジカップでは、いっそうの激戦が繰り広げられるかもしれませんね。
ところで、今年からマッチプレー方式で開催される「ISPSハンダマッチプレー選手権」は、いろんな意味で型破りな大会になるようです。ふつう、海外のマッチプレーの大会では、まずストロークブレーで予選を行い、上位32名にしてマッチプレーを行なっていくそうです。ところが、今回は、初めから96人の出場選手による18ホールのマッチプレーを行うそうです。具体的には、2つの期間に分けて行われます。到底4日間では終わらないからでしょうね。
まず、1、2回戦を8月1、2の2日間で行い、そこで96人から24人に絞ります。そしてその24人に、大会前の成績によって別途シードされた8選手を加えた総勢32人によって、3回戦から決勝までを、9月6~10日に行うそうです。
つまり、優勝するには7回ほど、18ホールのマッチプレーで勝ち抜くことになりますね。体力と集中力も、かなり必要になりそうですね。ISPS会長の深見東州(半田晴久)さんと、日本ゴルフツアー機構の大西副会長の意見が一致して、どうせやるなら、そのくらいの大会にしようとなったそうです。
その奥には、日本男子プロのレベルを世界的なレベルに押し上げたいという思いがあるそうです。そのためには常識的な従来のやり方ではなく、後が無い真剣勝負のマッチプレーこそ、レベルアップになると思われたようです。それも初めから最後まで、全てをマッチプレーにすることで、技術体力精神力の総合力がこれまでより求められることになります。
当然、それに勝ち抜く選手たちの実力もアップするでしょう。しかも、今季日本ゴルフツアー最高の5000万という優勝賞金がかかっていますから、各選手ともいっそう気合の入ったプレーになるでしょうね。
もともと、世界の名選手と言われるような人たちは、マッチプレーで鍛えられた選手も多いそうです。最近お騒がせしているタイガー・ウッズも、アマ時代から、マッチプレーにとても強い選手だったそうですね。マッチプレーの全米アマで3連勝してプロになっています。その後、世界選手権アクセンチュア・マッチプレーでも3度優勝してますね。
昨年までは、「ISPSハンダグローバルカップ」という名前で、海外から招待選手をたくさん呼んで開催されていました。
ところで、今回の開催にあたり、大きなネックもあったそうです。それは、マッチプレーはテレビ中継向きではないそうです。大差で早々と勝負がついたり、あるいは有名選手が早々と負けることもあるので、テレビ局の都合でいうと、視聴率が取れないこともあるようですね。そういうこともあって、テレビ局とスポンサーからも嫌がられてしまい、日本でのマッチプレーは、だんだんと姿を消していったようですね。
しかし今回、スポンサーは深見東州さんが会長の国際スポーツ振興協会ですから大丈夫ですね。費用対効果ではなく、対社会に対する貢献を第一にする組織ですから。
テレビ中継に関しても、なくても結構だそうです。代わりに、インターネットで全てのプレーを放映する予定のようです。大きなバソコンで見ればテレビの代わりになりますし、最悪スマホでも手軽に見れますよね。日本ゴルフツアー機構もそれに賛同してくれたそうなので、良いのではないでしょうか。
とても楽しみな大会になると思います。
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