コロナ禍にあっても、去年も一昨年も、欠かさずに毎年開催されてきたのが、世界芸術文化振興協会(=深見東州さんが会長)が主催する高校生国際美術展ですね。
ただ、表彰式に関しては、受賞者を会場に呼ぶことができませんでしたけどね。それが今年は、上位の入賞者に絞って招待されていました。
この美術展は、その名の通り高校生に絞った美術展です。絵画と立体作品の部、書の部に分かれて、それぞれ諸先生たちが優秀な作品を選びます。その基準は高校生らしく、完成度の高さよりも、荒削りでもキラリと光る個性があるものを選んできたそうです。
そして、巷の美術展と違って、有名な先生の門下生の作品を優遇するようなことは一切ないそうです。名前や出身学校を知らされずに、審査員が選ぶそうです。新聞社の後援も、以前はあったそうですが、後援をもらうと、その新聞社からの要望に沿って選ぶことが出てくるので、後援も一切もらわなくしたそうです。
県知事賞というのは設けられていますけどね。ただし、その県の学校に優秀な作品がなかった場合は、知事賞は無しということで、今年は数県がそうなったそうです。
そして、ここ数年はコロナ禍でできませんが、本来は、海外の受賞者を日本に招待し、日本の受賞者と一緒に小旅行を通じて、国際交流をしてきたそうです。
いろいろと特色満載の美術展ですが、今年は応募点数11358点の中から、入選作品が1687点でした。そのうち佳作となる1289点を除いた398点にプラスして、海外の各国高校生の受賞作品数点が、きたる8月10日から、国立新美術館で一般公開されるそうです。
8月3日の表彰式のライブ配信は、以下の動画から、視聴することができます。
チャールズ皇太子賞、内閣総理大臣賞、文部科学大臣賞、総務大臣賞の4つの賞に加え、北海道から九州まで、11の都道府県で県知事賞受賞の該当者がいました。
さらに、高校生国際美術展実行委員会名誉会長賞(亀井静香さん)、高校生国際美術展実行委員会最高顧問賞(絹谷幸二さん)、世界芸術文化振興協会会長賞(深見東州さん)、全国書道高等学校協議会理事長賞、全国高等学校美術工芸教育研究会賞の受賞者がいます。
そして優秀賞には美術作品と書の作品から、それぞれ5人が受賞し、秀作賞は倍の10人づつが受賞し、奨励賞は美術が119人、書が217人の受賞になりました。
本校・高校2年生が『高校生国際美術展・書道の部』において、最高位のチャールズ皇太子賞を受賞しました✨応募総数10,073点の頂点です(((o(*゚▽゚*)o)))!!表彰式の模様が8/3(水)11:00~YouTubeライブで配信される予定です。https://t.co/CaEbyhmqaF YouTubeのURLはこのHP上でお知らせされます。
— 【公式】茨城県立竜ヶ崎一高・附属中学校 (@Ryugasaki_1st) August 1, 2022
ライブ配信では、それら398点の上位入賞者の作品にプラスして、海外の各国高校生の受賞作品を全て見ることができます。
書にはいろいろな文体の作品があり、それぞれが、本当に美しいし、見事だなって思いました。美術作品は、創作力が素晴らしくて、絵画の描写力といい、高校生でこれだけの作品ができるなんて、毎回驚かされますね。
映像でもこれだけ伝わってくるものがありますから、実物を間近で見ると、ドキッとするほど魅入られてしまいそうです。
コメント