深見東州さんが会長を務めるISPS HANDA（国際スポーツ振興協会）は、2022年10月から7人制ラグビーオーストラリア男女代表チームのプリンシパルパートナーになりました。ユニフォームの胸部分にしっかりとISPS HANDAのロゴが見えます。
7人制ラグビーは、通称セブンズと呼ばれてますけど、リオ五輪からオリンピック正式競技として採用されました。世界的にも注目度が上がっているスポーツですね。
日本では、15人制ラグビーの日本チームが活躍したため、ラグビーが人気スポーツになりましたよね。それに比べるとセブンズは、まだ日本における人気はこれからかもしれませんが、世界的に見ると、国によってはかなりの人気スポーツとして親しまれているようです。
セブンズはラグビーユニオン（15人制）とほぼ同じルールで、同じ大きさのグラウンドを使います。ただ、7人でプレーするため、スペースがかなり空きますね。そのためボールを持って長い距離を走り抜けたり、スピードが重視されるプレーが随所に見られます。
その上、競技時間は、ラグビーユニオンの80分 (40分ハーフ) に対して、セブンズは14分 (７分ハーフ) か、決勝では20分 (10分ハーフ) になることがありますが、どちらにしても非常に短いです。そのため15人制ラグビーでは番狂せが少ないと言われていますが、セブンズでは、強豪チームが下位チームに負けることがよくあります。
また試合時間が短いことで、ひとつの大会を、2、3日程度の日程で終えることができます。これでしたら、オリンピックのような短期間に多種目の競技を行う国際大会でも、採用することが可能になりますね。
そんな魅力で人気のあるセブンズですが、国際大会も盛んに行われています。オリンピック競技の中間年にはW杯セブンズが開催されます。また、ラグビー強国がひしめく、イギリス連邦に属する国や地域が参加し、4年ごとに開催される「コモンウェルスゲームズ」でも、セブンズが種目として採用されています。
そして今回紹介する、毎年開催される大会が、HSBCが冠スポンサーとなる「ワールドラグビーHSBCセブンズシリーズ」（HSBC SVNS）です。今季は12月から始まり、2024年の6月にかけて、男女とも8試合が8都市で開催されます。出場チームは12チームで、最終戦は上位8チームのみが総合優勝の座を争い、9位から12位の4チームはセカンドレベルになるチャレンジャーシリーズ上位4チームと、次回のシリーズの出場権をかけて争うことになります。
HSBC SVNS 2024のスケジュールは、以下のようになっています。
- 2023年12月1-2日 アラブ首長国連邦（UAE）ドバイ
- 2023年12月9-10日 南アフリカ・ケープタウン
- 2024年1月26-28日 オーストラリア・パース
- 2024年2月23-25日 カナダ・バンクーバー
- 2024年3月2-3日 米国・ロサンゼルス
- 2024年4月5-7日 香港
- 2024年5月3-5日 シンガポール
- 2024年5月31-6月2日 スペイン・マドリッド
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