欧州男子ツアー(DPワールドツアー)の開幕戦となる、フォーティネット・オーストラリアンPGA選手権で、ISPS HANDAアンバサダーであるミン・ウー・リー選手が、欧州ツアー3度目の優勝を飾りました。ミン・ウー・リー選手は初日は2位で、2日目からトップになり、そのまま好調を維持してトップを譲ることなく優勝しました。
An eagle chip-in worthy of winning any title 🤩@Minwoo27Lee | #AusPGApic.twitter.com/kPn03RioFT
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-20というハイスコアでした。今年は10月に開催されたマカオ・オープンでも、-30という超ハイスコアで、アジアンツアー初優勝を完全優勝で飾っていましたけどね。ただこの時は2位のタイの選手も-28というハイスコアで、ハイレベルの戦いでした。
今回は、3日目から2位に浮上した星野陸也選手が、最終日2ホール目でトップに並んだんですけどね。その後は、あまり伸ばせなかったために3打差まで開き、久常涼選手に続く、星野選手の欧州ツアー初優勝は残念ながらお預けとなりました。でも、今年6月に開催された「BMWインターナショナルオープン」での3位タイを超えましたね。あの時はトップと2打差でしたけどね。
星野選手は、前年度は日本男子ツアー賞金ランキング2位の資格での参加でしたので、出場できる試合も限られていました。欧州男子ツアーポイントランキングも81位と、かなり苦しい戦いの1年でした。ただ、今年の欧州男子ツアーのフルシードは、116位まで与えられたので、今年はさらなる飛躍と、初優勝への期待も膨らみますね。
ところで前年の優勝者キャメロン・スミス選手は、このオーストラリアンPGA選手権で3度優勝していますけど、今回は2日目のカットであっさりと姿を消してしまいました。次週の「ISPS HANDAオーストラリアン・オープン」では、念願の初優勝がかかっていますし、巻き返してくるでしょうけどね。
あと日本選手では、久常涼選手が13位タイ、比嘉一貴選手は47位タイで終えました。そしてISPS HANDAアンバサダーのラファ・カブレラベッロ選手とルーカス・ハーバート選手が同じ7位タイに入りました。
そして同週に開催の日本男子ツアーの「カシオワールドオープン」ですけど、国際スポーツ振興協会(ISPS HANDA)所属の鍋谷太一選手が、念願のツアー初優勝を飾りました。
12年目の鍋谷太一『夢』にまでみたツアー初優勝「もうわけが分からなくなって…」顔覆い大泣き【男子ゴルフ】#鍋谷太一https://t.co/egOzGDnei2
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プロになったのが16歳、現在27歳なので12年目にしてつかんだ嬉しい優勝ですね。記事によると2019年に転機が訪れたと書かれてますけど、ちょうどその頃からISPS HANDAの所属になったのではないかと思います。
2020年と2021年はコロナで試合数が激減しましたけど、2022年は18試合に出場して予選落ちは3回で、トップ10には2度入り、初のシードを得ていました。
ただ、今年の前半は棄権を含めて予選落ちが6回もあり、苦しい戦いでしたけどね。後半からは急に2試合連続3位になり、トップ10入り4回と実績をあげてましたので、今回の優勝につながったのでしょう。
初出場となる次週開催の、上位30人だけが出場できる最終戦「日本シリーズJTカップ」でも良い結果が残せると良いですね。
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