現在、高校生国際美術展が、国立新美術館で開催中です。その表彰式が先日オンラインで開催され、youtubeで視聴することができます。
主催するNPO法人世界芸術文化振興協会会長である深見東州(半田晴久)さん、高校生国際美術展実行委員会最高顧問の絹谷幸二さん、亀井静香元衆議院議員の挨拶を聞くことができますね。
深見東州さんの挨拶では、今回から新生されたチャールズ皇太子賞について触れられていました。
チャールズ皇太子は、プリンス・オブ・ウェールズという称号で呼ばれていますが、これは英国の王子に与えられる称号で、現在は次期国王を継承する、国王の最年長の王子に与えられるものですね。
そのプリンス・オブ・ウェールズによって設立された、英国最大の財団の一つであるプリンス・オブ・ウェールズ・チャリティナブル・ファンドは、13年前にスコットランドのダンフリーズハウスを購入しました。
ダンフリーズ・ハウスは18世紀に建てられた貴族の屋敷で、2000エーカー (東京ドーム174個分の敷地)の農場や森に囲まれ、比類なき貴重な芸術作品や家具を収蔵しているそうです。今は観光地としても解放されていますが、チャールズ皇太子は、この貴重な英国の財産がオークションで売りに出され、屋敷もなくなるところから守り、さらに年月をかけて修復に努めてきたそうです。
また、伝統的な工芸や芸術を指導する場として、幅広い分野の教育や研修活動の拠点にもなっていて、大学院レベルまで教えているそうです。それらが、その地域の町興しにもなって多くの雇用も生んでいるそうです。
その13年前に購入を決断した時にできた慈善団体が、ダンフリーズ・ハウスを管理するプリンス・オブ・ウェールズ・ファウンデーション(prince’s fundation)で、その協賛によって今回のチャールズ皇太子賞が設立されたようですね。間違っていたらすみません。
今回の受賞者は、副賞としてそのダンフリーズ・ハウスに招待されるようです。何人か招待すると言われてましたし、バッキンガム宮殿やなど他のところも、見てきたらいいねと言われていましたけどね。
アートを志望する高校生たちにとっては、一生の思い出となる嬉しい体験になりそうですね。このダンフリーズ・ハウスの画像を少し載せておきますね。18世紀の英国文化の粋が結集したような素敵なところです。ぜひ行きたいと思えるところですね。
深見東州さんによると、英国では、ちゃんとした慈善団体には、英国王室の人たちが支援していることが多いそうです。なので深見東州さんも、英国でチャリティー活動をする中で、自然と英国王室の人たちとの交流が深まり、エリザベス女王やチャールズ皇太子を始め、最近ではウィリアム王子、ハリー王子とも、いくつかのプロジェクトで協力して活動を行なってきたのでしょう。
エリザベス女王がペイトロンを務める英国最大の慈善団体、英国王立盲人協会(RNIB)の副総裁にも、早くから就任していましたね。
深見東州さんには、それだけの文化性と幅広い教養があり、ユーモア溢れる会話がネイティブな英語でできることも強みでしょうね。それにフィランスロピー精神に溢れている人なので、英国王室の人たちと気があうのか、互いにリスペクトしているように感じますね。
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