アフリカの自然や野生動物の保護活動を行う慈善団体「タスク(Tusk Trust)」のチャリティーイベント “Tusk Ball 2022” が、5月19日にロンドン自然史博物館(Natural History Museum)のヒンツェ・ホールで開催されました。
このTusk Ballのイベントでは、シャンパンレセプション、ディナー、素晴らしいヘッドラインアクトによるエンターテイメントなどが行われました。そして、ライブオークションとサイレントオークションが行われ、45万ポンドの資金が集まったそうです。
It was fantastic to see our ambassadors at the @Tusk_Org Ball on Thursday evening, supporting an amazing cause!
— ISPS Handa (@ISPSHanda) May 23, 2022
The event raised over £450,000 for the charity, which will make an incredible difference to their conservation work in Africa 👏#TuskBall pic.twitter.com/zH9Yk7IxTD
「タスク(Tusk Trust)」は、クロサイが絶滅の危機に瀕し、毎年10万頭のゾウが殺戮された1980年代の密猟危機を受け、アフリカ各地の先進的な自然保護プロジェクトの支援を目的に、1990年に設立された非営利団体です。
今回のイベント “Tusk Ball” では、アフリカの自然保護に対する認識と支援を高めるだけでなく、具体的にインパクトを与えることを目的としています。今回集まった資金は、すべてこれらの活動に使われるそうです。
タスクのロイヤルペイトロンを務めるウィリアム王子からのメッセージも流れました。30年以上にわたる野生動物保護活動の成功を祝い、今後も将来の課題に取り組むため、支援を続けてほしいという呼びかけがなされました。
現在、COVID-19による壊滅的な影響で、アフリカの自然保護の脆弱性はかつてないほど深刻になっているそうです。特に最前線で野生動物を保護する人々やコミュニティが、大きな影響を受けているそうです。野生動物、経済、観光産業は、依然として大きなリスクにさらされていて、アフリカ大陸の長年の保護活動を台無しにする脅威が続いているそうです。コロナは貴重な野生動物の存続にまで影を落としていたんですね。
「タスク(Tusk Trust)」はさまざまなイベントを年間を通じて開催しますが、タスクの有力なパートナーである国際スポーツ振興協会(ISPS HANDA)が、数年前から今回のイベントのメインパートナーになっています。
3年前の “Tusk Ball 2019” には、深見東州さんも参加していました。その時のダイジェスト動画もあるので、レセプションの様子もわかりますね。このときは深見東州さんの友人である歌手のキャサリン・ジェンキンスさんが、ゲストに招かれ歌を披露していますね。さすが素晴らしい歌声ですね。
本来は2020年の9月に、タスク設立30周年記念イベント「Tusk’s 30th Anniversary Ball」が開催される予定でした。しかしCOVID-19のパンデミック発生により中止となります。2021年も開催できず、今年ようやく “Tusk Ball 2022” が開催されました。
今回は深見東州さんの姿は見えませんね。深見東州さんの友人であり、ISPS HANDA ペイトロンのエンダ・ケニー元アイルランド首相、アン王女の長男でISPS HANDAアンバサダーのピーターフィリップさん、同じく長女のザラ妃、そしてオール・ブラックスのレジェンド、ダン・カーターさんらが参加していますね。
An incredible night of fundraising at the @Tusk_Org Ball which ISPS HANDA was delighted to sponsor. The funds will help continue to amplify the impactful conservation work of TUSK across Africa 🐘#TuskBall pic.twitter.com/W5zcdVqsKB
— ISPS Handa (@ISPSHanda) May 21, 2022
Amazing hosting tonight from @rorybremner and an amazing set from @JackSavoretti – thanks both for your support! @ISPSHanda #TuskBall pic.twitter.com/fztNxwsLhj
— Tusk (@tusk_org) May 19, 2022
実業家でありテレビのパーソナリティのデボラ・ミーデン、テレビキャスターのレイチェル・ライリーやそのパートナーでダンサーのパシャ・コバレフ、NBAのスタンリー・ジョンソンなど、長年このチャリティーをサポートしている多くのセレブらが参加したそうです。
シャンパンレセプションに続いてエレガントなディナーを堪能し、そしてスコットランドのモノマネコメディアンのロリー・ブレンナーとシンガー・ソング・ライターのジャック・サヴォレッティと彼のバンドによるエンターテイメントが続きました。その後はライブオークションとサイレントオークションが行われ、ウガンダへのサファリツアーやローリング・ストーンズのシックスティ・ツアーVIPパッケージ、デビッド・ヤロウのオリジナル写真などなど、魅力的な賞品の数々が競り落とされたそうです。
今回のイベントについて、Tuskの設立者でありCEOであるチャーリー・メイヒューさんは、「自然史博物館に来ることで、自然界がいかに素晴らしく、壊れやすいものであるかを再認識することができます。アフリカは、地球上の野生動物、特に巨大な動物群の最後の拠点となっています。アフリカの生物多様性と自然資本は、アフリカの人々や経済にとって大きな価値があるのです。
過去30年にわたる私たちの投資によって、コミュニティを基盤とした保護区のネットワークが繁栄し、雇用、安全、教育がもたらされ、何10万人もの人々の貧困が緩和されました。2030年以降も、野生動物や自然界を保護することが経済的に有益なだけでなく、生活の基盤を維持するために不可欠であることを訴え続けていくことが私たちの目標です」と挨拶しました。
チャーリー・メイヒューさんは、2019年の「深見東州バースデー書画展」に来日し、挨拶をしていたのを覚えています。たしか、ウィリアム王子から深見東州さんに宛てた、タスク支援に対する感謝の手紙も拝読していたと思います。
ISPS会長の半田晴久(深見東州)さんは、今回 “Tusk Ball 2022” の開催にあたり、次のようなメッセージを送ったそうです。
「ISPS HANDAは、タスクの自然保護活動への貢献と資金調達のために、このような活動に参加できることを嬉しく思います。TuskのCEOであるチャーリー・メイヒュー氏をはじめ、”Tusk Ball” を成功に導いたチーム全体、そしてアフリカ大陸での数10年にわたる彼らの活動に対して、お祝いの言葉を送らせてください。ISPS HANDAの後援者であり、アイルランド前首相であるエンダ・ケニー氏、ISPS HANDA アンバサダーであるピーター・フィリップス氏、ダン・カーター氏、ザラ・ティンダル氏、その他多くの方々からサポートをいただき、大変光栄に思っています」
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