世界開発協力機構 (=半田晴久総裁) 主催で、3/18「世界の医療と、国際政治」サミットが開催

深見東州さんが65歳になる記念すべき3月18日にグランドハイアット東京で開催される、「世界の医療と、国際政治」サミットの広告が出ていました。

モデレーターは、いつものように深見東州さんがされるようです。これは内容が内容だけに、誕生日のお祝いどころではない重要テーマといえそうですね。

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サミットに参加するパネリストたちの顔ぶれは、今回も多彩ですね。まず先日も紹介しましたピーター・ピオット博士です。この方はロンドン大学衛生熱帯医学大学院学長であり、今回の後援にロンドン大学衛生熱帯医学大学院も名を連ねていますね。

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それから、その大学院の前理事長であるティム・ランケスター卿です。ランケスター卿は、世界銀行のエコノミスト、英国の政府高官、国連開発コンサルタント他、多くの非営利団体の委員として途上国の開発と貧困の解消に取り組んできた人です。今は、世界開発協力機構の副総裁も務めています。

そして、カンボジアの首相特命大臣のカオ・キム・ホルン氏も去年に続いて参加されるようです。それから病気や貧困と戦う最前線からも、サンタバリーのCEO、ハンダメディカルセンター院長らが参加するそうです。サンタバリーは、ハリー王子とレソト王国のセーイソ王子が創設した慈善団体で、レソトの最も弱い立場に置かれている子供たちを支援し、生産的な生活ができるようにとの願いから作られたものです。深見東州さんも、チャリティコンサートなどで、WSDを通じて支援されています。

日本からは、厚生大臣も務めた舛添都知事、高村正彦衆議院議員、城内実衆議院議員、元厚生労働副大臣の武見敬三参議院議員の参加になっています。

あと、公益社団法人グローバルヘルス技術振興基金CEOも参加するとのことです。このグローバルヘルス技術振興基金というのは、私も初耳ですが、これは日本発のグローバルヘルス分野での国際貢献を目指して設立された組織のようです。

グローバルヘルス技術振興基金

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グローバルヘルス(Global Health)とは、グローバルレベルで人々の健康に影響を与える課題に対して、その課題解決のためにグローバルな協力や連携が必要な領域のことを指します。従来は、International Healthと呼ばれており、援助を行う側(援助国)と援助を受ける側(援助受益国)との間、つまり「二国間 = International」という文脈の中で、開発途上国の感染症や母子保健、プライマリヘルスケアなどの公衆衛生の課題を解決するかが議論の中心でした。グローバルヘルスと呼ばれるようになったのは近年になってからで、急速にグローバリゼーションが進む中、SARSや新型インフルエンザなどに代表される国境を越えた様々な疾患が世界的課題となり、従来のように一国だけ、二国間だけでは対処することが難しくなり、国際社会全体で対策を講じなければならなくなってきました。

特にHIV、結核、マラリアの三大感染症は2000年前後から、最も重要なグローバルヘルスの課題として国際社会が取り組んできており、国連が定めるミレニアム開発目標にも国際社会が共に解決すべき課題として取り上げられています。

今日では、気候変動、精神疾患、ユニバーサルヘルスケアカバレッジ、非感染症なども、世界共通の公衆衛生の重要な課題として捉えられるようになり、広義の意味でもグローバルヘルスのアジェンダとして扱われる機会が増えています。

 

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3大感染症の他にも、顧みられない熱帯病というのがたくさんあるそうです。デング熱やトラコーマなどがそうです。他にも日本では聞くことがないような知らない病名のものがたくさんあります。それらの感染症は、3大感染症ほどの命の危機はないようですが、慢性的な心身の障害を引き起こすそうです。そして、中南米やアフリカ、東南アジアの途上国に集中しています。

3大感染症はもちろんですが、これらの各種感染症にかかると、患者だけでなく家族も含めて偏見や差別の対象となるという社会問題を引き起こします。そして働くこともできずに、貧困になっていくため、ますます治療にかかることもできなくなり悪循環に陥るそうです。

それ以前の問題として、そもそも治療薬が開発されていないものが多いそうです。それは市場原理のもたらす負の面と言えますが、企業の薬の開発費と、そこから得られる利益を考えた場合、企業にとって割に合わないと判断されるからだそうです。しかも元々貧困に苦しむ人たちに感染すれば、薬があっても購買することもできず、また、国の保険治療制度も整ってないですから、ビジネスとして成り立たないわけですね。他にも流通環境の悪さや、偽医薬品の問題なども、開発の妨げになっている原因だそうです。日本にいると想像がつきませんが、日本はいかにありがたい国なんだろうと思いました。

こうした状況を打破しようと、欧米を中心に国際的な非営利組織が立ち上がり、開発途上国のための新薬開発、研究、製品化に特化した活動を世界中で行うようになってきたそうです。そうした組織の参入により、グローバルヘルス分野における医薬品研究開発は大きく変化し、それらと連携することで、研究開発のスピードを加速させ、コスト削減を図るなどが可能になったそうです。先ほどのグローバルヘルス技術振興基金は、こうしたグローバルな連携を戦略的に支援することで新薬開発を目指しているそうです。

日本では、高度な開発力と資金がある割には、そこまで国際的に貢献していなかったそうですが、この世界初の、官・企業・市民財団(ビルゲイツの財団)が一体となったファンドによって、政府も企業も持続可能な方法で、グローバルヘルスの課題に対する貢献を目指してようです。それによって、政府は日本のリーダーシップや存在感を国際社会に向けて発信できますし、製薬会社もグローバルな舞台でより大きなビジネスを展開できるようになるのかもしれません。

深見東州さんは、人道的な面からグローバルヘルスに関する良い方向性を、このサミットで目指されるのではないかと思います。

また、「WSD世界人権サミット」でもそうでしたが、世界における重要な課題を、日本の一般のレベルにまで啓蒙することを目指しているのかもしれませんね。私もそうですが、日本にいると深刻な世界の課題に気がついてないことが多いですね。前回の「WSD世界人権サミット」でも温度差を感じてしまいました。