国際スポーツ振興協会のホームページに、ISPS HANDAが主催するシニア向けの大会のことが掲載されていました。
11月14日からはじまるPGAシニアツアーの公式戦については、かなり前から予定に入ってましたけどね。大会名が「ISPS Handa シニア・グランド・ゴールドクラシック ~年は取っても、心とゴルフは若いんだ~」と決まっています。
いつもながら、大会をストレートに表現するタイトルですね。
ISPSは、賞金を掛けた真剣勝負の場である「ISPS HANDAロングランコンペ」を長年実施して、男子シニアゴルファーに多くの研鑽の場を提供してきました。しかしながら、契約プロもファミリープロも全般的に高齢化し、出場出来る試合は減る一方です。
今年のISPSの国内シニアツアーは、PGAとシニアプロの懇願もあり、3年振りに「ISPS HANDAシニア・グランド・ゴールドクラシック~年は取っても、心とゴルフは若いんだ~」を、賞金総額3,000万円で11月に開催します。
日本プロゴルフ協会が主管する2025年度シニアツアーは、この大会を入れて16試合が開催される予定です。
2024年、2023年は13試合と、コロナの影響がなくなってからも、試合数は増えずにいましたけどね。この間、2年間はISPS HANDAもお休みでしたけど、今年は3年ぶりにシニアツアーに戻ってくると、さそっそく3試合ほど増えてましたね。
振り返ると、2020年はコロナが大流行したため、のきなみゴルフトーナメントも中止に追い込まれました。シニアツアーは17試合が予定されてましたけどね。開幕戦から中止が続き、ツアー再開の目処すら立たない状況が続いていました。それを案じた深見東州さんが、7月と8月に急遽、2試合を有観客で開催することを決断します。
コロナ対策を徹底し、何かあれば責任を持つということで、ようやく2020年シニアツアーが開幕できましたね。新型コロナ感染者も出すことなく、成功のうちに終わります。
すると、パンデミックは収まる気配はありませんが、その後日本シニアオープンをはじめ、6試合が開催されました。


2021年も引き続きコロナが猛威をふるうものの、シニアツアーはISPS HANDA主催の2試合を含む、16試合を開催することができました。シニアゴルファーも、ゴルフ関係者も大変喜んでいたようです。
そして2022年になると、ISPS HANDA主催の1試合を含む、14試合全てを開催することができました。
そんな感じで、シニアツアーがコロナ禍で苦境に立たされていた時に、深見東州さんのISPS HANDAがシニアツアーの火を消さずに、ツアーの盛り上げに貢献していました。
コロナ禍では男子の試合も開催し、同じように支えてました。女子も、非公式の大会を開催し、コロナ禍で苦しむ女子ゴルファーを支えていました。



それで男子シニアツアーは、2023年から、また試合数が戻ってくるかと思いましたけど、思うように増えず、それでまた深見東州さんのISPS HANDAが、今年、シニアツアーに戻ってきたのでしょうね。
「ISPS HANDAシニア・グランド・ゴールドクラシック~年は取っても、心とゴルフは若いんだ~」の詳細情報については見つかりませんでしたけど、タイトルから想像すると、シニア(50歳以上)グランド(60歳以上)ゴールド(68歳以上)に分かれて開催されるのかもしれません。

そして、今回新たに発表された2つの大会があります。PGAシニアツアーに出場する資格がない選手もかなりいることから、そんな選手でもエントリーできる大会を開催することにしたようです。
1つは、11月26日と27日に、「ISPS HANDAグランドゴールドトーナメント!」が開催されます。
2つ目は、12月8日と9日に、「ISPS HANDAペアペア・トーナメント!」というユニークな名前の大会が開催されます。
どちらも、ゴールドシニアとグランドシニアの選手たちが主役の大会になるそうです。ゴルフは、歳を取っても賞金が稼げるスポーツと言われていますけど、それを体現する大会になりそうですね。

この2つは非公式の大会になるので、ISPS 契約プロ、ISPS ファミリー登録プロ、主催者推薦の60歳以上の男子選手が応募できるようになっています。これまでも、ISPSファミリーの選手たちで、「ISPS HANDAロングランコンペ」などの大会を行なってきたそうです。
「選手の高齢化にともない、出場できる試合も減ってきた」ということですから、60歳以上の選手のための大会を、新たに2試合開催することになったのでしょうね。若い選手だけでなく、歳を経た選手たちのことも、しっかりとサポートするところが、深見東州さんらしいなと思います。
ただし、ペアペア・トーナメントに関しては、出場する男子選手の半分以下の年齢の女子プロゴルファー(研修生も可)とペアを組んでの出場になるそうです。
「非日常のゴルフ体験が、男子シニアプロの気枯れ(生命の衰え)を払い、若返えらせます。女子は、熟練の技を間近に見る事で、今後のゴルフ人生の大きな糧を得る事でしょう。」と、ペアを組んで行う意義も書かれていました。
そういえば似たような大会をコロナ禍の2020年、2021年にも開催していましたね。







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