10月30日にトヨタアリーナ東京で開催された、深見東州さんのオリジナル曲コンサートに行ってきました。
今回のコンサートは、オリジナル曲と言っても、ほとんどが最近作詞作曲した曲でした。これまで数多くのオリジナル曲を作って歌ってきましたけど、過去の人気曲は全く歌われませんでしたね。
それで、はじめて聴く歌が多かったせいか、同じ曲を2度3度歌うこともあるほどでした。
昨年のさいたまスーパーアリーナでのコンサートくらいから、新曲中心のコンサートになってきましたね。それも、これまで以上に遊び心のある曲づくりになっているように思いました。
歌曲やクラシックのフレーズからはじまる意外性のある展開や、どこかで聞いたイントロがあったりとか、ユニークな曲が多かったですね。
そして、とにかく食べ物の歌が多いですね。徹底して遊んでいるノリの良い歌なので、聞いてて楽しかったですけどね。

ポップスやアリアの名曲、スタンダードを歌うコンサートの時は、抜群のバリトンの歌唱力で聴かせる感じでしたけど。今は楽しく歌って、会場とコールアンドレスポンスしながら、一体となって盛り上がる感じのコンサートに変わってきましたね。
歌唱力よりも、ノリと思わず笑ってしまう歌詞を楽しみながら、リズムに合わせて体を揺らして一体感に浸ってました。

こんなにコンサートスタイルに幅があるアーティストも珍しいですね。本来はオペラ歌手ですから、オペラに出演したり、アリア中心のクラシックコンサートや、日本歌曲を歌うコンサート、ジャズやボップスのスタンダードを歌うコンサートが持ち味なんでしょうけど。
こういうスタイルのコンサートもできるから、ふり幅の大きなボーダレス歌手と言われるのでしょうね。
日本の若手人気バンドのライブが、深見東州さん風にアレンジされると、今回のようなコンサートになるんでしょう。それにしても休憩も取らずに3時間半も出ずっぱりのパフォーマンスでした。いったいどうなっているんでしょうね、深見東州さんの肉体は。

クィック・ジャパンのコンサートレポートがWEBに上がってました。

深見は2026年5月下旬に日本武道館でライブを行うこともさらりと発表。「何歳まで歌えるかわからない」という発言に続き、「歌えても30年くらい」と語ると笑いが起こった。「たくさんの人にいい歌を作ってお送りしたいと思います」と伝えると、ステージ上でストレッチをしたあと、ラテン調にアレンジした「にしおぎブルース」でライブをスタートさせた。
続く新曲「シューマイ&餃子!」は、ベートーヴェンの交響曲5番「運命」と6番「田園」をモチーフにした楽曲。<清水次郎長いるもんね>というコールアンドレスポンスで盛り上がりを見せると、曲後にはPAに低音の調整を指示するなど、音作りへの真剣さが垣間見えるシーンも。
続く新曲「大吟醸の唄!」では、ストリングスの音が広がり、<インジャパン!>のかけ声で観客が腕を振り上げる。4曲目「愛する粉物」では、モーツァルトのピアノソナタを引用しながら、リズミカルなパーカッションとギターソロが加わる。楽曲の最後にはスモークが吹き上がり、粉物への情熱が沸騰した演出で観客を驚かせた。
この日は「シューマイ&餃子!」をはじめ、同じ楽曲を続けて2回披露することが多く、このあとの楽曲でも同一曲を続けて披露するシーンも。まさに深見の自由な発想と、その場で対応できる名うての演奏陣たちならではの展開だ。
ロマンチックな中盤ゾーンを経て、新曲「グラッツェ・ナポリタン」では、2ビートのリズムに合わせて観客が立ち上がり、ペンライトの光を波のように揺らした。西荻窪にある推定樹齢200年のケヤキの樹への想いを込めたバラード「坂の上の欅の樹」では、会場にハート型の紙飛行機が舞う。新曲「ビール」では<ビール!>のレスポンスが会場全体に響く。
今回のセットリストには「ヤキトリ!」「ジンギスカンって何?」「ジンギスカンを、食べよう」と食にまつわるナンバーが多いのも印象的だ。「聞いてるだけでお腹がふくれてきた」と笑う深見に応えるように、観客たちも笑顔で体を揺らした。
マイケル・ジャクソンをモチーフにした「スラリ」、マドンナをモチーフにした「Like a バーゲン!!」で音楽的なユーモアを見せると、クライマックスの“龍神シリーズ”へ。シャボン玉が会場中を舞ったり、炎が湧き上がったり、金銀のテープが発射されたり、随所にエンタテインメントあふれた仕掛けが詰め込まれており、観客たちを飽きさせない。
本編を終えてステージから下がろうとするも、間髪置かず起こったアンコールに応え、深見はスカ調の「人生は仮の宿」を披露。続く「龍神21世紀」では天井からカラフルな風船が一斉に降り注いだ。最後に「もう一曲いこうか」と観客に問いかけ、この日3度目となる「グラッツェ・ナポリタン」で、3時間半を超えるコンサートは大団円を迎えた。
深見は、この日のMCで、「これまで800曲くらい作ってきたけど、1000曲を目指したい」と語っていた。この先どのような楽曲が聴けるのか、これからも楽しみになる秋風笑うコンサートだった。
クィック・ジャパン Web 2025/11/19

「深見東州の秋風笑うコンサート」(主催・一般財団法人 東京芸術財団 (TAF) ) が10月30日、東京都江東区青海のトヨタアリーナ東京で開催された。
披露された全31曲 (インスト・アンコール含む) はすべて深見東州の作詞 作曲によるもの。歌うルネッサンスマンとも呼ばれる深見。 あまりの盛り上がりに、超最新曲「シューマイ&餃子」「愛 する粉物」など、全5曲はアンコールの掛け声から2回続けて歌う特別サービスとなった。
大盛り上がり全31曲
今回のコンサート、予定曲数は (インストを除き) 全21曲。すべて作詞・作曲・歌は深見東州。その中には初披露となる超最新曲 (全4曲) も含まれている。ステージの上手から登場した深見。超満員の観客席をゆっくり見渡す。どうやら、観客は待っている、ミスター・ギャグマンのつかみの言葉を。笑わせてくれるトークを。
ところが、深見から出た言葉は「平日 (木曜) の忙しいときに来ていただいてありがとうございます」。
うれしいけれど、ギャグじゃないのでちょっとガッカリ。深見は、静かになった観客席に一息おいてから「超最新曲『シューマイ&餃子』はヴェートーベンです」。 ん ? ヴェートーベン。シュ ーマイと餃子が。
「シューマイと餃子の出会いは『運命』(交響曲5番) です。食べた後は『田園』(交響曲6番) の花園のようですから」。なんと、全4曲の超最曲はヴェートーベンやドボルザークなどの曲目がモチーフになっているという。観客の期待が高まる。
「 (今日の1曲目は)『にしおぎブルース』でいいですか。 哀愁に満ちた曲をラテン編曲でお楽しみください」。ラテンのリズムに盛り上がる観客。数えきれないほどのペンライトが揺れる。
一気に盛り上がった勢いだろうか、ちょっと考えられないことが起こった。2曲目は「シューマイ&餃子」。あまりの盛り上がりに、えっ、もう一回聞きたいの ?」。一瞬、躊躇するが、あまりの拍手と歓声に再度、「シューマイ&餃子」を歌い上げる。
さらに、超最新曲の「大吟醸の唄!」「愛する粉物」も2回続けて歌う事態に。観客は最高に盛り上がっているけれど、このまま進行すると、時間内に全曲を歌い切れないのでは。
「西荻セレブ」「泣くなよ」など、おなじみの曲の後に登場したのは最新曲「グラッツェ・ ナポリタン」。「ナポリタンへの愛がこもった曲です」。盛り上がる観客。まるで、おいしいナポリタンを食べたかのよう。
大きな拍手が続く。「好きなの ?」と深見。「曲が好きなの ? ナポリタンが好きなの ? 」。 観客席から「両方 !」の声。アンコールの声も。再び「グラッツェ・ナポリタン」をノリノリで歌う深見。観客もノリノリ。
そして、コンサートの最後は龍神シリーズ。金と銀のキラキラが雪のように天井から客席に舞い落ちる。「最後は 『東京湾の龍神さま』です。オーケー?」右手をあげて、観客からの歓声に応える深見。会場全体の盛り上がりは最高に
大歓声の中、ステージから降りる深見。「アンコール !」 の掛け声が追いかける。それに引き寄せられるように、再び、深見がステージ上手から登場する。「何曲歌ったかな ? (観客を見渡しながら、深見も観客も) 「人生の難局 (何曲) を越えてきたよね」。そして、歌い始める。
「人生は仮の宿」「龍神21世紀」。「最後の最後は『グラッツェ・ナポリタン』行きます」。なんと、この日、3皿目 ( ? ) とな るナポリタン。天井から数えきれないほどの風船が舞い降りる中、観客は総立ちとなり、おいしいナポリタンに大満足。
終演後も、できることなら、さらに一皿 (4皿目) 食べ たかったのかな。いつまでも感動の余韻に浸っていた。
スポーツ報知 2025/11/9

深見東州氏 (74) 率いる東京芸術財団 (TAF) 主催の「深見東州の秋風笑うコンサート」が10月30日、東京都江東区のトヨタアリーナ東京で行われた。深見氏は日本屈指のバリトンボイスを響かせ、自作のオリジナル最新曲を含む31曲を次々と披露。10月に開業したばかりの最新アリーナに集まった7000人超を魅了した。希代のエンターテイナーが展開したワンマンショーが、秋の夜長を彩った。
超最新曲も熱唱
東京臨海部にそびえたつトヨタアリーナ東京。最新鋭の設備を備える真新しいアリーナを、観客の歓声と感動が包み込んだ。「平日のお忙しい中、本当にありがとうございます。きょうは新しい会場で楽しい演出もいっぱい用意しています」
コンサートは冒頭から、深見氏がこの日のために用意した最新曲を、惜しみもなく披露した。秋雨の季節にふさわしい、雨の慕情を歌った「にしおぎブルース」で幕を開けると、次はクラシックの名曲からもインスパイアを受けた「シューマイ&餃子!」を熱唱。軽快なロックに乗せて、観客のコール&レスポンスが反響した。
ノリノリの観客を見た深見氏が「もう一回聴きたい ? 楽しかったから、もう一回いこうか」とリピート。色とりどりのペンライトが揺れる会場の盛り上がりは、いきなり最高潮を迎えた。
続けて超最新曲「大吟醸の唄!」「愛する粉物」を続けて2回ずつ熱唱して、観客に強烈な印象を残した。
その後は、切ない恋を歌った「泣くなよ」、日常の中にある大切なものがテーマの「坂の上の棒の樹」など、スローなテンポでじっくり聴かせたかと思えば、「ヤキトリ!」「ジンギスカンって何 ?」といっアップテンポなナンバーで盛り上げる。コール&レスポンスが印象的な「ビール」「Like a バーゲン!!」では深見氏の熱唱に、観客が一 体となって声を返した。
音楽というものはよかったらなんでもいい。私は頭が柔軟です。「音楽は人類が残した宝物。みんなが喜んで、幸せに楽しんで、一つになれればいい」
深見氏の作る楽曲は、既存の音楽性にとらわれない幅の広さと、ジャンルレスな奥深さがある。それら色とりどりの楽曲を、深みのあるバリトンボイスで、聴く人の胸を打つ。振り幅「世界一」と語る音楽で、観客を楽しませた。
今回のコンサートでは、初めて披露した超最新曲などは2回歌唱する場面も。また初めて足を運んだ人も楽しめるよう、コール&レスポンスについては丁寧にレクチャーした。初めてでもノリがわかれば、楽しい、うれしい。深見氏の “おもてなしの心” が、 観客の笑顔で会場を一体にした。
コンサートのクライマックスは、おなじみの「龍神」をテーマにした人気曲を4連発した。
「人生の “難局” を、乗り越えて、あと “何曲” 歌えるかな」と得意のギャグも絶好調で、アンコールに突入。2曲を歌った後はこの日、2回目となった「グラッツェナポリタン」を熱唱して、3時間半にもおよんだパフォーマンスを締めくくった。
「朝まで歌いたい」
「去りがたく、朝まで歌いたいね。私もいつまで歌えるかわからない。あと30年か、40年かな」
コンサートの途中では、来年5月に4年ぶりとなる日本武道館でのコンサート開催も発表した。100歳を超えても、歌い続ける意欲も語った深見氏。これからも感動と熱狂を呼ぶ、バリトンボイスを鳴り響かせる。
サンケイスポーツ 2025/11/11






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